家づくりに欠かせない床材とドア選び。空間において広い面積を占めるこの2つは、その色や柄によって部屋の印象を大きく左右するとても重要な建材です。
今回はLIXILの床材・ドアの中でも、お洒落志向な方に人気の素材「ホワイトオーク」を使った事例をご紹介します。
▼目次
■関連記事
汚れが目立たず万能!床材「ホワイトオーク」の魅力を愛用者がレビュー
リクシルの「ホワイトオーク」はこんな柄
LIXILのホワイトオークは、表情豊かなオークの木目をホワイトで仕上げたカラー。空間をやさしく柔らかな雰囲気に仕上けることができます。
LIXILの床材ホワイトオークは、「ラシッサ Dフロア」のカラーのひとつ。
「ラシッサ Dフロア」はデザイン性と質感に特長のあるシリーズで、それぞれの樹種を節までありのままに表現。天然木の質感を再現する仕上げを施しているので本物の無垢材のような肌触りも魅力です。
「ラシッサ Dフロア」のラインナップ
リクシルのホワイトオークカラーの床材には一般的な木目幅の【ホワイトオーク】とデザイン性のある【ランダムストライプ調】、【フレンチヘリンボーン調】の3種類があります。
同じホワイトオークでもデザインによって印象が変わるので、自分にぴったりな柄を見つけることができますよ。
「ホワイトオーク」の床材を使用したインテリア事例
ここからは、実際にホワイトオークの床材を使ったインテリア事例で見ていきましょう。
こちらはホワイトを基調としたフレンチシックなインテリア。
ドア、床、壁も全てホワイト系建材で統一しつつも、床材をグレイッシュで木目のあるホワイトオークにすることで、ただ真っ白なだけでなくナチュラルで大人っぽい雰囲気に仕上がっています。
床材は「ラシッサ Dフロア」のランダムストライプ調(ホワイトオークF)。
ホワイトオークの「ランダムストライプ調」は、ホワイトとグレーがランダムに組み合わされたデザインなので、落ち着いた雰囲気の中にも軽やかさが生まれます。
床に遊び心をプラスした分、ドアはベーシックな「ラシッサS」のクリエアイボリーを合わせています。
詳細記事:心地よさと汎用性を兼ね備えた、ホワイトベースのフレンチスタイル
床材は「ラシッサ Dフロア」のホワイトオークF
お次はモノトーンな海外インテリアが素敵な「Living Deli」アンバサダーのAyumiさんのご自宅。
Ayumiさんといえば、洗練された空間に色味の少ない家具・家電・雑貨を配したグレイッシュな海外風インテリアがSNSで人気。
先ほどの事例のように、ホワイトオークの床に茶系の家具を合わせるのも素敵でしたが、同じグレー系のアイテムを合わせるとグッと洗練された空間に。
もともと、モノトーンを基調とした”グレーインテリア”を目指していたこともあり、ホワイトオークの床材をセレクト。節があるデザインがお洒落で、海外インテリアの雰囲気にもぴったりだったといいます。
また、節や木目の柄がしっかりと入っていることで傷や汚れ、ホコリが目立ちにくいのも「ホワイトオーク」の良いところ。3匹のワンちゃんがいるAyumiさんのご自宅でも重宝しているのだとか。
詳細記事:ホワイト×グレイッシュカラーで作る海外風インテリア
床材は「ラシッサ Dフロア」のライトメープルF、引戸は「ラシッサD パレット」のナチュラルオーク
こちらも海外インテリア好きな施主さんが作り上げた家づくり事例。
コンセプトは「BOHO(ボーホー)」。BOHOスタイルとは、ボヘミアンとソーホーを組み合わせたスタイルのこと。
民族的なファッションスタイルを表す「ボヘミアン」と、流行発信エリアでもあるNYの街「SOHO」をイメージしたモダンでスタイリッシュなテイストがミックスされています。
リビングダイニングは茶系の床材「ライトメープル」を採用していますが、部分使いで「ホワイトオーク」が登場します。ドアは「ラシッサD パレット」のブルーペイント、床材は「ラシッサ Dフロア」のホワイトオークF
扉の向こうは奥さまの仕事部屋。ホワイトを基調とした家具が揃うこのお部屋は、ナチュラルなリビングダイニングとはガラリと雰囲気が変わります。
床はLIXIL「ラシッサ Dフロア」のホワイトオークでシャビーな雰囲気に。ここにもボヘミアンとモダンがミックスされたBOHOらしさが表現されています。
仕事部屋や寝室など、空間によって床材を変えることで、気持ちを切り替えることもできるのでおすすめです。
詳細記事:建売住宅で叶った!ずっと憧れていたBOHOインテリア
「ホワイトオーク」のドアを使用したインテリア事例
床材のカラーが代表的な「ホワイトオーク」ですが、ドアもあります。
ハンドメイドタッチの柔らかな色合いが魅力の「ラシッサD パレット」というレーベルの中に「ホワイトオーク」がラインナップされています。
ドアは「ラシッサD パレット」のホワイトオーク(LGH 格子付)
お部屋に緑がいっぱいのこちらのお宅は、2箇所にホワイトオークのドアを採用。
左「ラシッサD パレット」ホワイトオーク(LAH)、右「ラシッサD ヴィンティア」ネイビーブルー(LGH)
1階のドアはホワイトオーク、2階は「ヴィンティア」のネイビーブルーのドアに統一し、階によって空間の印象に違いを作っているそうです。
詳細記事:家族でワイワイ楽しく。何もしないでのんびり。どちらも叶える家!
続いて、ホワイトを基調に、部屋のコンセプトに合ったカラーをアクセントに取り入れているこちらのお宅。
寝室は床材や壁、ドアはホワイトをベースとしながら、ポイントに入る淡いブルーがなんともお洒落で魅力的です。
左「パレット」ホワイトオーク、右「パレット」ブルーペイント
1階リビングはべ―ジュ、キッチンはモノトーン、寝室はペールブルー、子ども部屋はイエローと床の色に合わせてテーマ色を決め、部屋ごとに個性のあるインテリアに仕上げているのだとか。
詳細記事:本物のアンティークのような味わいを求めて。こだわったのは「色と質感」
左奥のドア「パレット」スモークオーク、右「パレット」ホワイトオーク(引戸)
最後はアンティークな雰囲気が素敵なこちらのお宅。高い天井とアーチ状の壁の造りは、異国情緒が漂い、南ヨーロッパを思わせる趣です。
「101」と記されたホワイトオークの引戸の先は寝室に続きます。ほかにも息子さんの部屋にも全く同じ引戸を採用しています。
チェッカーガラスが入った引戸もホワイトオークを採用。
角がなくやわらかな印象を生み出すアーチ状の壁はまるで外国の家のよう。アーチ越しに見える引戸はこれまでの事例とはまた違った印象に映り、とても絵になります。
詳細記事:お気に入りの壁から組み立てたインテリア
合わせ方によって、色んな顔に変化する「ホワイトオーク」
今回は「ホワイトオーク」の床とドアを使用した事例をお届けしました。
グレー系で統一すればお洒落でカッコ良い印象に。茶系の家具を合わせればナチュラルに、ホワイトで統一すれば大人可愛い雰囲気に…。
同じ「ホワイトオーク」でも、合わせ方によって色んな顔に変化するところも、この柄の魅力と言えるでしょう。ぜひ家づくりの際の参考にしてみてください。