家づくりにおいて、愛猫が快適に過ごせるかどうかはマストで考えたい項目ですよね。
今回は、リクシル「猫壁」のパートナーであるアニコム損害保険株式会社が運営する「<アニコム獣医師監修>猫との暮らし大百科」を参考に、猫と暮らす家で取り入れたいポイントについて解説していきます。アニコム損保はペットの保険のことはもちろんのこと、獣医師さんも所属しているいわばペットのプロと呼べる会社さんです。
あわせて記事後半では、猫のいる家にオススメの機能が詰まったリクシルのアイテムもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 猫と暮らす家で「猫」のために考えたいこと
- 猫と暮らす家で「飼い主」のために考えたいこと
- 猫の個性に合わせてカスタムできるキャットウォーク「猫壁」
- 猫用の出入口付き「ペットドア」で自由気ままな移動を叶える
- 万が一の粗相も安心!お手入れの負担を軽減する「床材」
- 気になるニオイ問題を低減する機能付き壁タイル「エコカラット」
猫と暮らす家で「猫」のために考えたいこと
まずはじめに、猫が快適に暮らすためには、その習性を理解し、それに適した場所を整備してあげましょう。中でもおすすめの3つのスペースについてご紹介します。
① 自然の光や風を感じる場所にくつろげるスペースをつくる
猫は太陽の光がぽかぽかとあたたかく風通しの良い場所が大好き。窓辺などに猫がのんびりと過ごしやすいようなスペースを作ってあげるとよいでしょう。
② 猫が一人になれるパーソナルスペースを確保する
基本的に単独行動を好む猫には自分のペースで過ごせる場所が必要。その子の性格やその時の気分によってどのようなパーソナルスペースが良いかは変わってきますが、家の中に複数個所そういったスペースを用意してあげると、ストレスを溜めずに過ごすことができます。
③ 運動できる場所をつくる
家の中だけでの生活は運動不足のもと。運動不足が引き起こす“肥満”という問題は、まさに猫の生活習慣病のようなものです。
運動を補うアイテムを取り入れる際に気を付けたいのは「猫の個性に適したものを選ぶ」こと。体格や年齢など様々な理由で用意した物が合わず使ってくれない、なんてことも起こりやすいので、導入の際は注意してください。
【参照外部サイト】
猫を飼うとかかるお金まとめ!用意するべきもの完全ガイド! | 猫との暮らし大百科 (運営:アニコム損保)
猫と暮らす家で「飼い主」のために考えたいこと
猫と暮らす家づくりにおいては、飼い主がストレスなく過ごせるような工夫も大切です。
① 床材は掃除がしやすく汚れに強いものを選ぶ
猫を飼っていると、さっき掃除したはずなのに…と次から次へと出てくる抜け毛に悩まされることもあるのではないでしょうか。そのため床材は掃除のしやすさで選ぶのがオススメ。
また粗相があった場合に床についたシミが取れにくいと清掃にも手間が掛かりますので、掃除のしやすさに加えて、汚れに強いかどうかも重視したいポイントです。
② ニオイ対策を施す
飼い主である自分は気にならなくても、家を訪れたゲストは意外とニオイを感じているかもしれません。
体臭やトイレのニオイはどうしても発生してしまうものなので、脱臭効果のある建材を採用するなどの対策がオススメです。
③ 壁紙は破れに強いものを選ぶ
猫には爪をとぐ習性があります。市販の爪とぎで満足する子もいれば、部屋の壁や、ソファが好みの猫もいるんです。市販の爪とぎには目もくれず、お気に入りの壁紙を楽しそうにザクザク引き裂かれるなんてことも・・・。
あくまでも猫の習性なので、「やめなさい!」と叱るよりも、飼い主側で防止策を考えておきましょう。爪とぎをさせたくない場所に「保護シート」を張ったり、「爪とぎ防止スプレー」を吹きかける方法もありますよ。
【参照外部サイト】
【猫の飼い方完全ガイド】猫を飼うなら知っておきたいグッズや準備、食事のこと | 猫との暮らし大百科 (運営:アニコム損保)
猫の個性に合わせてカスタムできるキャットウォーク「猫壁」
ここからは猫との暮らしにおすすめなリクシルのアイテムについてご紹介します。
まずはリクシルのキャットウォーク「猫壁(にゃんぺき)」。
マグネット脱着で、年齢や個性に合わせたアレンジができ、ご自宅の壁に愛猫専用の空間を創ることができます。
壁に専用のマグネットボード「壁パネル」を設置しておけば、あとは愛猫の好みに合わせて飼い主が自由にパーツをレイアウトできるので、長期的に猫との暮らしに寄り添うことができるアイテムです。
猫壁(にゃんぺき)のレイアウト例。パーツの組合せ・配置でアレンジ自在
一般的なキャットタワーは、飽きると遊んでくれなかったり、年齢とともに登れなくなったり、意外と活躍する期間が短いアイテムかもしれません。
猫壁なら、飽きてきたら新しいパーツをプラスしたり、登るのが難しくなったらパーツ同士の距離を近づけてあげることも可能。
いつでもその時の愛猫の状態に合わせたかたちに変化させることができるので、猫の成長に寄り添って使い続けることができます。
また、床置きするキャットタワーとは違い壁面を利用して設置できるので、床が広々と使用でき、人にとっても愛猫にとっても快適な住空間がつくれます。
L字型のパーツは、高いところに駆け上がるのにオススメの「ステップ」
パーツは、猫が触れる部分にはフェルト生地を使用していて心地よい肌触り。
頻繁に着脱しても、壁パネルにキズが付きにくいのも特長です。
耐荷重は少し重めの猫(8kgを想定)が飛び乗っても大丈夫な仕様で設計しているので、安心して思いっきり遊ばせることができます。
ゆっくり過ごすのに適したパーツ「ボックス」は丸窓から顔をのぞかせることもできます
パーツは全6種類(2023年7月時点)。猫壁のパーツはリクシルのオンラインショップでいつでも購入できます。
5つのカラーバリエーションもご用意しているので、インテリアとの調和をとったり、愛猫の毛並みとの相性で選ぶのもおすすめです。
▼猫壁の使用イメージを動画でご覧ください
猫用の出入口付き「ペットドア」で自由気ままな移動を叶える
ドア「ペットドア」テンダーオーク、キャットウォーク「猫壁」
猫や体の小さな犬などが通れるサイズの出入口がついた室内ドア「ペットドア」は、ペットが自分のペースで部屋を移動できるアイテム。
気ままに好きなスペースに移動できることは猫のストレスを溜めないことにも繋がります。
扉を開けるのを催促されることがないだけでなく、猫のために扉を開けておく必要がないので冷暖房の無駄も軽減します。
▶こちらでは猫が「ペットドア」をくぐる様子を動画でご覧いただけます
フラップは半透明の樹脂でできていて、扉の向こうの猫の存在も感じることができます。
軽くて音も静かなため、小さなペットでも安心して通り抜けができます。
時間帯や外出時など自由な移動を制限したいときには簡易的にロックすることも可能。
フラップは取り外せるので、ペットの通過練習やメンテナンスのときに便利です。
ペットドアのカラー例
ドアのカラーバリエーションは28色。
豊富なデザインが魅力のリクシルのドア「ラシッサD」シリーズのカラーも選べるので、インテリアコーディネートに馴染ませながら、猫との快適な暮らしを送ることができます。
万が一の粗相も安心!お手入れの負担を軽減する「床材」
デザイン性と質感のクオリティに定評のある「ラシッサ Dフロア」シリーズ。
その中でも「ラシッサ Dフロア 耐水・ペット」は、さらに機能性を高めたみんなにやさしい床材です。
思わず素足で過ごしたくなるようなさらっとした足ざわりで、掃除がしやすいのが特長です。
万が一の粗相の際に変色を起こしにくい「耐アンモニア性」は、ペットのいるご家庭でも安心の機能です。合わせて「耐水性」もプラスしているので、ふき取りも簡単。
さらに抗菌剤を床の化粧シートに練り込むことで床表面には抗菌効果もついています。
ペットと過ごすスペースだけでなく、人が使用するトイレや水回りにもおすすめの床材です。
カラーは木目調と石目などの素材系を含む12色展開
気になるニオイ問題を低減する機能付き壁タイル「エコカラット」
壁タイル「エコカラットプラス」ラフクオーツ(ライトグレー)
機能付き壁タイル「エコカラット」は、においの原因成分を珪藻土や壁紙よりも短時間ですっきりと脱臭してくれるアイテム。
ペットだけでなく、トイレ、生ゴミ、たばこ、など普段の暮らしには気になるにおいがたくさんありますよね。エコカラットはそういったにおいの成分が混ざった「複合臭」を吸着します。
またエコカラットは「脱臭」以外にも「調湿」「有害物質の低減」にも効果を発揮。
それでいて、汚れは拭き掃除で簡単に落とせるという3拍子どころか4拍子も揃った優れものです。ペット臭他素材比較(評価方法は「エコカラットの機能紹介」にて詳しく記載しています)
実際に猫2匹、犬1匹と暮らしているお家にエコカラットをご採用いただいたユーザー様の声をこちらの記事でご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
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インタビュー記事「大切なペットとの快適な暮らしを支えてくれる、優れた機能性とデザイン性。」
壁タイル「エコカラットプラス」ヴィスト NX(クリーム)
エコカラットは機能面だけでなく、その高いデザイン性からインテリアとして取り入れる方も多いです。
石や木の素材感をディテールまで自然に表現することにこだわり、光の当たり方で変わる表情の変化を1日を通して楽しむことができます。
愛猫との暮らしをもっと快適に
せっかくの家づくり、人も猫も快適に暮らせる家がいいですよね。
リクシルのアイテムが少しでもお力になれたら幸いです。