おしゃれなカーポートとは?選び方やおすすめデザイン・設置事例をご紹介!

おしゃれなカーポートとは?選び方やおすすめデザイン・設置事例をご紹介!

自家用車を運転する人にとって、あったら嬉しいカーポート。これから設置したいと考える人は、おしゃれなカーポートにしたいですよね。ここでは、立地と車の大きさ等を踏まえた上で、おしゃれなカーポートの選び方とおすすめのカーポートをご紹介します。

1. おしゃれなカーポートを選ぶ4つのポイント

  • 1.カーポートの種類(支持タイプ)を考える
  • 2.屋根の形(フラットスタイル/ラウンドスタイル)と各印象
  • 3.屋根材の色の特長
  • 4.家の外観(エクステリア)とカーポートもあわせておしゃれに

カーポートはエクステリアの中でも、大型商品の部類になります。そのため、住まいの外観の印象にカーポートは大きく影響します。設置場所は住まいの玄関付近、あるいは入り口付近が多く、見た目にこだわっておしゃれな空間にしたいと考える人も多いです。

おしゃれなカーポートを選ぶにはまず上記の4つのポイントを知っておきましょう。それぞれ詳しく紹介します。

2. カーポートの種類・タイプを考える

カーポートの種類・タイプ

  • ・片支持タイプ
  • ・両支持タイプ
  • ・後方支持タイプ*

*リクシルPATTOリフォームでは、後方支持タイプのカーポートの取り扱いはありません。

カーポートの種類は大きく「片支持タイプ/両支持タイプ/後方支持タイプ」に分けられます。支持のタイプで印象が異なるので、まずはそれぞれの印象の違いを簡単にご紹介します。

片支持タイプ

片支持タイプは、片側のみの柱で屋根を支える、とてもシンプルで無駄のない印象が特長です。様々な家に合わせやすいため、カーポートそのものを控えめに設置したい方に人気です。

両支持タイプ

両支持タイプは、大きな門のような佇まいです。住宅との調和というよりも、外観のアクセントとなります。2台用以上のカーポートは、ほぼ両支持タイプになります。

後方支持タイプ

後方支持タイプは、前方や側面に柱がないため、すっきりとした印象が特長的です。車の出し入れを簡単にしたい人や、住宅をオープンな外観イメージにしたい人におすすめです

カーポートのタイプを選ぶ際の注意点

カーポートのタイプは見た目だけでなく、お住まいの地域の自然環境や、車の所有台数に合わせて選ぶ必要があります。お住まいの地域の積雪頻度や風の強さなどを加味してリフォーム会社に相談の上、選びましょう。

3. 屋根の形(フラット/ラウンド)と各印象

カーポートの屋根の形

  • ・フラットスタイル
  • ・ラウンドスタイル

屋根の形も、カーポートの印象を大きく左右します。カーポートの屋根には、フラットスタイルとラウンドスタイルの2種類があります。それぞれの印象をご紹介します。

フラット

フラットスタイルな屋根は、シャープでスタイリッシュ、洗練された印象を与えます。モダンな家屋やシックな雰囲気を大切にしたい人に選ばれやすいです。

ラウンド

ラウンドスタイル屋根は、ゆるやかなカーブが特長。丸みを帯びているため、柔らかい印象を与えます。カーポートのメジャーな屋根の形でもあるため、馴染みやすさを感じる人も多いです。

4. 屋根材の色の特長

リクシルで取り扱うカーポートの屋根の主な色

  • クリアブルー
  • クリアブラウン
  • クリアマット
  • ブルーマットS
  • クリアマットS
  • ミストグレーS

クリアブルー

透明感が美しいブルーの屋根です。紫外線をしっかりカットできる特長があります。

クリアブラウン

透明感が高く、シックな見た目が印象的です。ラグジュアリーな雰囲気や落ち着いた印象を与え、洋風の家だけでなく和風の家にもマッチしやすいのが特長です。

クリアマット

すりガラスのような、ほどよい透け感があるのが特長。紫外線や熱線をシャットアウトする素材でも、光は採り入れるため全体的に明るい印象になります。特に、家のすぐそばや玄関に近い位置にカーポートを設置する際は採光に優れたマット素材を選ぶと家屋全体が明るい印象になります。

ブルーマットS

ブルーの美しいすりガラス調の屋根です。ほどよく光を採り入れ、目隠し効果もあるため隣家との距離が近いときにも便利です。

クリアマットS

ブルーマットSよりも光を通し明るいため、玄関やリビングに近い場所でも使いやすいです。すりガラス調の屋根により、隣家などからの目隠し効果も期待できます。

ミストグレーS

クリアよりもやや暗めの印象で、すりガラス調になった屋根が落ち着いた印象を与えます。紫外線をほぼ100%カットしつつ、熱線も防ぐため、日焼けと車内の温度上昇を両方抑えたい場合におすすめです。

5. 家の外観(エクステリア)とカーポートもあわせておしゃれに

  • カーポートと家の外観をあわせてよりおしゃれに
  • 草目地/砂利を敷くなどおしゃれを演出

カーポートを選ぶときは、カーポートを家の外観に合わせて選ぶと、一体感が出ておしゃれな雰囲気になります。

また、カーポートの設置とあわせてエクステリアの工夫や工事を行うとさらにすてきな空間を演出できます。

カーポートと家の外観をあわせてよりおしゃれに

すてきな家でも、カーポートの印象があまりにミスマッチだと魅力は半減してしまいますよね。カーポートを選ぶ際には、色や素材、雰囲気などが外観とマッチし、一体感が生まれるものがおすすめです。

カーポートと合わせてウッド調フェンスを取り付けナチュラルテイストに仕上げるなど、少し工夫するだけでも印象は大きく変わります。差別化をはかりたいときにはカーポート単体ではなくエクステリア全体を工夫するとよりおしゃれになります。

草目地/砂利を敷くなどおしゃれを演出

大規模な工事はできなくても、比較的簡単にカーポートのある家をおしゃれにすることはできます。おすすめは、草目地や砂利などを敷いて殺風景になりがちなコンクリートの地面の印象を変えることです。

駐車スペース一面にワントーンのコンクリートを敷くと、ごく一般的なありきたりな風景になりますが、草目地や砂利で目地を作るとそれだけで見映えがよくなり、あたたかみを感じる雰囲気が生まれます。

車がないときにも、少しのグリーンや砂利がアクセントになっておしゃれです。

6. おしゃれなカーポート選びと合わせて考えたいポイント

  • 1.設置地域の自然環境(雪・雨・風)に適しているか
  • 2.駐車する台数/車のサイズがあっているか
  • 3.必要な機能が備わっているか(照明/セキュリティー機能/熱線遮断など)
  • 4.車の出し入れ、車への出入りがしやすいか

カーポートには様々な種類があり、住まいの雰囲気と合うデザインのものを選ぶことは大切です。その上で、もう1つ重要なポイントがあります。それは、カーポートが環境や車の台数・サイズ、求める機能、使い勝手を満たしているかどうかです。

せっかく設置したカーポートも、選び方を間違えれば使い勝手が悪かったり、自然環境によって壊れたりと、不便なものになってしまう可能性があります。

カーポートを選ぶ際には、デザインとともに以下の点にも注意してみると失敗せずに快適に使用することができます。

7. 設置地域の自然環境(雪・雨・風)に適しているか

豪雪地域や風の影響を受けやすい地域では、カーポート選びにも注意が必要です。積雪量が多いと、カーポートは屋根に積もった雪の重みに耐えられず破損する可能性もあるため、雪が積もる地域では耐積雪用のカーポートを設置する必要があります。

お住まいの地域によっては耐積雪を考慮

カーポートの耐積雪は、一般的に積雪がほとんどない地域で約20㎝程度と想定されています。積雪に強いカーポートの場合は、約30㎝~200㎝程度までの積雪に耐えられるよう設計されています。
積雪を考慮する場合、カーポートの屋根に積もる雪の他に、住居の屋根から落ちる雪の影響も考えなければなりません。雪の多い地域でカーポートを設置する際には、住居から雪が落ちない場所を選ぶのもポイントです。

耐風圧性能を考慮したカーポート選び

風の影響を受けやすい地域では、できるだけ風が通りにくい場所を選んで設置する必要があります。なぜなら、カーポートの屋根が飛んだことで車や住居などが傷つくおそれもあります。できるだけ風による破損のリスクを回避するために、高い耐風圧性能を備えたものを選ぶのも1つの方法です。

一般的なカーポートに比べると、雪や風に強いカーポートはデザインやタイプなどがやや限定されますが、環境に合ったものを設置することをおすすめします。

8. 駐車する台数/車のサイズがあっているか

カーポートは、1台用から2台用、3台用と大きさも様々です。また、同じ1台用の商品でも、車の大きさによって最適な高さや奥行き、間口は変わってきます。車がおさまるサイズのカーポートを設置したつもりでも、ドアを開けた際に屋根からはみ出てしまうなどの失敗がないように注意が必要です。

カーポートを設置する際には、何台分の駐車スペースを確保しなければならないのかを決めた上で、敷地や用途に適したタイプの商品を選ぶと効率的です。

9. 便利な機能が備わっているか(熱線遮断/照明など)

カーポートを選ぶ際には、便利な機能やオプションの必要性についても考えた上で、欲しい機能が備わっているかどうかを確認することも大切です。

熱線遮断

カーポートの屋根の多くは、ポリカーボネートでできています。紫外線や熱線のカット率は種類により異なり、カラーも透明・半透明であることが特長です。アルミ製の屋根の場合は、紫外線や熱線を大幅にカットし、落ち葉や汚れが透けて見えることがありません。

照明機能

カーポートの種類によっては、屋根の中に配線を通して照明やスポットライトの設置をすることができるものもあります。カーポートは夜間に暗くなりがちな場所でもあるため、センサー式のライト等を設置してすることで、暗い時間帯の車の出し入れをスムーズで安全にすることができます。

また、カーポートの照明は防犯にも役立つと言われています。車へのいたずらや盗難防止のために照明を取り付けるのも1つの方法です。

10. 車の出し入れ、車への出入りがしやすいか

うっかり見落としがちなポイントですが、カーポートを設置したことで柱が邪魔になり車の出し入れが難しくなるケースがあります。柱が1本あるだけで、スムーズに駐車できるかどうかが大きく変わることがあります。

カーポート設置前はイメージしにくいかもしれませんが、車の出し入れを想定して、柱などが障害にならないかどうかリフォーム会社と確認してから設置することをおすすめします。

11. おしゃれなカーポートの施工事例2選

施工事例1:SC1台用30-50型*

直線的ですっきりとしたフォルム、住宅に調和しやすいデザインです。パーツを減らし、屋根と柱を基本とした構造でシンプルな美しさを追求しています。

カラー シャイングレーF、ナチュラルシルバーF、ブラック
※ツートンカラーも可能
バリエーション 1台用、2台用、ミニ
高さ/奥行きのサイズ 2200㎜~2800㎜/5000㎜ or 5700㎜
耐えられる積雪量 20㎝相当 ※30㎝相当もあり

*「SC1台用30-50型」は、リクシルPATTOリフォームのリフォーム対象外です。

施工事例2:フーゴR1台用27-50型

親しみやすく、飽きのこないスタンダードな見た目のカーポートです。用途に合わせて屋根材の種類、カラーを選ぶことができます。

カラー(本体) オータムブラウン、シャイングレー、ホワイト
ブラック、ナチュラルシルバー
カラー(屋根材) クリアブラウン、クリアブルー、クリアマット
(ポリカーボネート板)
クリアマット、ブルーマット
(熱線吸収ポリカーボネート板)
ミストグレー
(熱線遮断FRP板 DRタイプ)
バリエーション 1台用、2台用、3台用
高さ/奥行きのサイズ 2200㎜~2800㎜/5000㎜~5700㎜
耐えられる積雪量 20㎝相当 ※30㎝相当もあり

*「フーゴR1台用27-50型」は、リクシルPATTOリフォームのリフォーム対象外です。

12. おしゃれなカーポートにリフォームするリクシルPATTOへ

いろんな「お悩み」「困った」をパッと解決! リクシルPATTOリフォーム 簡単リフォームで毎日をもっと快適に。

今回は、おしゃれなカーポートにリフォームするためのポイントについてご紹介しました。
住まいや環境、使い勝手を考慮しながら、外観にマッチするデザインのカーポートを選んだり、エクステリアを工夫したりすることがポイントです。
リクシルではリフォームに不慣れな方でも手軽に始められる、リクシルPATTOリフォームをご用意しています。リフォームに興味があるけど費用が心配、何を選べば良いのかわからないというご相談も受け付けています。

リクシルPATTOリフォーム対象のカーポートのリフォーム費用は、以下の通りです。工事は最短1日~*で対応可能。ご要望に合わせたご案内をさせていただきます。

ネスカF(1台用)
 約24~28万円(*参考価格)
ネスカF(2台用)
 約44~53万円(*参考価格)
ネスカFミニ(駐輪場)
 約16~19万円(*参考価格)

*価格はミニ18-29型、1台用27-50型、2台用54-50型、の場合。
*現場の状況により施工に必要な時間は異なりますので、目安とお考えください。

まずはお気軽にご相談ください

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商品のモデルチェンジ、メーカー希望小売価格の改訂により、メーカー希望小売価格が変更となっている場合があります。掲載している価格は調査時点の参考価格となります。 ※こちらの価格は、2018年10月時点において、“リクシルPATTOリフォーム”サービスショップ(青森、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪及び福岡の株式会社LIXILトータルサービス直営店)の実勢価格(税抜)の調査をもとに、調査結果の価格データに消費税10%を上乗せし、上下各10%を捨象した、中央帯の80%の価格に基づき千円台を四捨五入し算出した参考価格です。工事の内容は現地調査・配送・取付諸経費を含みます。
※この範囲に含まれない見積もり価格及び工事期間もあります。
※詳細については現地調査の上、改めてのお見積りになります。
※住宅の構造や条件・地域により、商品代・工事費が異なる場合があります。
※商品仕様により価格が異なる場合があります。
※詳しくは“リクシルPATTOリフォーム”サービスショップにお問い合わせください。

[PATTOリクシル]と[リクシルPATTOリフォーム]は株式会社LIXILが提供するリフォームサービスの名称です。