「ドア枠」を有効活用!自由に楽しめる壁とドアのコーディネート【家づくりのアレコレ】第2回

「ドア枠」を有効活用!自由に楽しめる壁とドアのコーディネート【家づくりのアレコレ】第2回
藤澤玲子
藤澤玲子
LIXILインテリア事業部

福岡県出身。株式会社LIXILリビング事業部所属。インテリアコーディネーター、住まい方アドバイザーの資格を持ち、インダストリアルデザインの家具と相性の良い建材シリーズ「ラシッサD ヴィンティア」の開発にも携わる。

「壁」と「室内ドア」は切っても切れない関係

季節は春を迎えましたが、家で過ごす時間が長くなっている方も多いはず。そんな時こそ、快適に過ごすお家空間について一緒に考えてみませんか?

空間の中で床の次に面積の大きい「壁」は、インテリアに大きく影響する大切な場所です。どんな壁紙にしようか、タイルを貼ろうかなど、色々な楽しみがありますよね。

日本では、ホワイトの壁が多いイメージですが、最近は壁の一面にだけアクセントカラーを入れるなど、インテリアを楽しんでいる方が増えてきました。その他にもベースの壁はシンプルにして「室内ドア」でカラーを取り入れるのもおすすめです。

このように、壁とドアの関係はインテリアを考える際に重要です。今回は、ちょっとした工夫でおしゃれになる、壁とドアのコーディネート術をご紹介します。

どんな壁にもドアにも合う! 迷ったら “ホワイト”の「ドア枠」を

「壁」をアクセントカラーにしたい場合、壁と室内ドアを同系色にすると、全体がまとまり壁一面がアクセントという役割を果たします。

しかし、「壁と同系色の室内ドアがない」「壁と室内ドアのカラーは違うものにしたい」という場合もありますよね。

そんな時に役立つのが、開閉するドア本体の回りを囲っている「ドア枠」です。当たり前にあるものなので、それほど意識したことがないかもしれませんが、実はいい仕事をしてくれるんですよ。



もし、このようなアクセントカラーの壁にしたい場合は、「ホワイト」のドア枠がおすすめ。室内窓や横ラインに入ったホワイトとリンクして、まとまりのあるインテリアになります。



ホワイトのドア枠は、こんな応用方法もあります。こちらのインテリア、壁も室内ドアもお互いに主張の強いカラーですが、壁と室内ドアの間にホワイトのラインが入ることで、お互いの存在を引き立てつつ、すっきりとまとまります。



柄物の壁紙にしたい場合、ドア枠を太くすることですっきりと見せてくれます。ドア枠を太く見せる「ワイドケーシング」という部材もLIXILではご用意しています。まるで海外インテリアのような空間が簡単に作れます。

定尺材ワイドケーシングを使った納まり

「室内ドア」と「ドア枠」の組み合わせをイメージしたいという方は、WEB上で簡単にシュミレーションができる「内観シミュレーション」を試してみてくださいね!

▶︎WEBカラーシミュレーション 『内観シミュレーション

ドア枠を活用すれば、もっと自由にインテリアを楽しめる!

お部屋の中で普段はあまり意識しない「ドア枠」も、実は大事な役割を担っています。ドア枠、ドア本体、壁の3点コーディネートをマスターすれば、周りとはちょっと違ったおしゃれなインテリアが見つかるはずです。

LIXILでも、デザインやカラーのバリエーションが豊富な室内ドアをたくさんご用意しています。ぜひ、自分好みにカスタマイズして、あなたらしいインテリアを楽しんでくださいね。
*お好みのスタイルに合わせて選びたい!室内ドア一覧はちら

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