【心くすぐられる家具との出会い】①北欧と日本の良さの融合。Objetの家具

【心くすぐられる家具との出会い】①北欧と日本の良さの融合。Objetの家具
Living Deli編集室
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LIXILインテリア事業部

ドアや床、収納を開発しているLIXILリビング事業部のメンバーがお送りします。商品紹介ページには掲載していないコーディネートや組み合わせ方のコツなど、思いを込めてご紹介していきます。

みなさんは家具を選ぶときどうやって選んでいますか?たくさんの家具を見て回ったり、置く場所を考えたり、コーディネート全体をいろいろ悩んだりすると思います。
私たちも、カタログ撮影やその他媒体用に部屋をコーディネートするときに同じように悩みながら選んでいます。
そんな時、「これは!」「ここのこういうところが!」と、あることがきっかけになって決定に至ることはありませんか?

今回は北欧をコンセプトに現代日本の暮らしに合う提案を行う「ノースフォレスト」のコーディネートに使用したObjetの家具について、その決定に至るまでの経緯をお届けします。Objetの家具は一つあるだけでコーディネートした空間が動き出す(生命感を得る)不思議な家具です。

北欧の雰囲気を醸しつつもどこか愛らしいオーク材の家具

Objetの家具たち。どこにでもありそうでなかなか見つからない家具

インテリア建材ラシッサDのレーベル「ノースフォレスト」を発売するにあたり、
・北欧の暮らしを表現するために、共感できる『考え方』を持つ家具店であること
・「長く大事に使う」ために流行ではなく、普遍的に良いものであること
・シンプルだけどどこか人のぬくもりが感じられるようなオーク製家具
という目線でコーディネートに合う家具探しを始めました。

ノースフォレストのコーディネート例。北欧の自然を思わせるグリーンを取り入れた空間にオークの家具がさりげないアクセントに。

たくさんの良い家具がある中で目にとまったのがObjetの家具。
シンプルな北欧デザインのオーク製の家具ですが、どこか愛嬌と懐かしいようなあたたかみのあるデザイン。
「購入する」というより「お迎えする」という言葉があいそうな存在感がとても気になりました。

01.Night Table 口をあんぐり開けたようにも見えるナイトテーブル。デザインもさることながら、雑誌や本をさっと置くスペースやきちんとしまう引き出しもありとても機能的。

決め手は繊細な手加工。使う人のことを考えたちょっとしたこだわり。

指の先が軽くかかる程度の掘り込みのある引き出しのツマミ。丁寧な仕事がうかがえます。

私たちのメンバーがノースフォレストの新しいカラーのサンプルを携えて、現物の色と質感、形状などの確認のため、直接店舗兼工場にお伺いしました。

当時訪れた店舗の様子。壁と床にずらっと並んだ家具たち。どれも”欲しい”と思えるものばかり。

どの家具もかわいくて連れて帰りたい!が第一印象。そして全部触りに触ってびっくり。

細部まで丁寧に加工されていることはもちろん、引き出しのツマミは指でつまむことを考えた加工や形状が施されていて、使う人への気遣いを感じます。

05. Wall Shelf 角部ややさしいRのついた細部まで丁寧な加工の引き出し付きのシェルフ。壁にかける珍しいタイプですがどこか親しみを感じます。つまみも特徴的で引き出す時の手の角度を考えた形状になっています。

01. Chest つまみやすいように先が少し広がったツマミ。ちょっとしたことが徹底されています。

Objetのものづくり

店舗でオーナー(職人)の北さんにお話しを伺って納得。
「北欧の家具はたくさん見てきたし、前職場で北欧デザインの家具を作っていました。
今は北欧家具の良いところをそのままに、日本家具の良さを融合させたような家具を目標に、ものづくりをしています。」

01. Book Shelf 無駄をそぎ落としたシンプルなデザイン。「用の美」という言葉がぴったりです。

全ての合点がいきました。

北欧デザインをベースにしつつも、機能性があり、無駄をそぎ落としたシンプルなデザイン。
ちょっとした気遣いを感じる設え。すべてがObjetのものづくりの姿勢からくるものでした。
そして、どこか愛嬌のある佇まいは北さんの人柄をあらわしているようです。

01.Night Table 愛嬌のある佇まい。眠るときの良い相棒になってくれそうです。

04. Wall Shelf なんとも言えない独特のフォルムが生み出す絶妙のバランス感が軽快。立てかけるだけのシェルフは「気分を変えて場所移動」も簡単。先に向かって形状を変えつつ細くなっていく脚に技術力の高さを感じます。

Objetの家具との出会いは意外な方法で

都内の家具屋さんを歩いて探したりwebで検索したり。
様々な条件も含めてなかなか「これ!」というものが見つかりませんでした。

そこでとった方法が、某地図アプリでエリアごとに家具店を検索しながらのローラー作戦(笑)
効率的とは言えませんが、とても良い出会いができました。

本記事が皆様の家具選びの一助になれば幸甚です。

Objetの公式HPはこちら
https://www.objet.work/

ObjetのInstagramはこちら
https://www.instagram.com/objet_furniture/

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