家を素敵にしたい一心でDIY。ラフでかっこいいインテリアに
カフェさながらのおしゃれなオープンキッチン。その中心にあるヴィンテージ調のカウンターは、MさんによるDIY!
ホームセンターでまとめ買いした木材で制作。家の設計ではカウンターの位置が起点に。
Mさん:「以前、社宅に住んでいて、友人が同じ社宅でイケアを活用しておしゃれに暮らしていたんです。わが家とのギャップに衝撃を受けたのが、ターニングポイントになりましたね。家を素敵にしたい一心でDIYを始めたら楽しくて、すっかりはまってしまいました。」
タイル貼りの天板で、内側は収納スペース。その完成度に感嘆します。小物入れや収納棚、リビングのキャビネットもDIYで。家を新築することになり、空間とのマッチングも意識したそうです。
カウンター上の収納棚も自作。フックやふたをつけ、つくるうちにアレンジも上達。食材は保存瓶に移しかえ、見せて収納。
左/板をコの字形に組んだシンプルな棚をつくり、靴やプランターを気軽に置いて男子っぽく。右/キッチンカウンターの内側は板を渡し、使いやすいオープン棚に。大皿やカッティングボードなど、かさばる大物をまとめ、出し入れしやすく。
Mさん:「以前はかわいい感じも好きだったのですが、だんだんラフでカッコいい、男前のインテリアにひかれるようになって。黒やスチールなど、色や素材で空間を引き締めるようになりました。」
玄関とLDKを仕切る壁には、憧れだったスチールの窓をとりつけ、ドアはLIXILの「ファミリーラインパレット」をチョイス。色はスモークオークを選び、甘すぎないシックな雰囲気に。
「玄関収納」はLIXILのホワイトオーク。自作の小物入れに子どもの布マスクを。ドアはLIXIL「ファミリーラインパレット」のスモークオーク。※現在ファミリーラインは販売終了しています。「ラシッサD パレット」をご参照ください。
キッチン奥の洗面室に続くドアはナチュラルオークであたたかみをプラス。ドアの色と配置も演出のひとつ。ていねいな空間づくりが心地よさにつながります。
左/洗面室へのドアは、白い壁紙となじむ、LIXIL「ファミリーラインパレット」のナチュラルオーク。※現在ファミリーラインは販売終了しています。「ラシッサD パレット」をご参照ください。右/おばあさまから受け継いだ古い衣装箱をディスプレイし、深みのある空間に。床は重厚感のある無垢のオーク材。
左/洗面室は、昔の銭湯をイメージして小さなタイルで色とりどりに。右/ロハスフェスタで出会った作家さんにオーダーした鏡を置き、トイレの手洗いスペースも雰囲気よく。
好きなテイストにリメイク。階段の片隅まで自分らしくディスプレイ
リビングは開放感ある吹き抜け2階はそれぞれの部屋を渡り廊下でつないでいます。子ども部屋には「ひと目惚れし、絶対これ!と決めていた」という、LIXIL「ファミリーラインパレット」のチェッカーガラスの入ったドアを。ブルーペイントとグリーンペイントが色違いで隣同士に並び、まるで外国のドミトリーのような雰囲気です。
寝室のドアはLIXIL「ファミリーラインパレット」のスモークオーク。硬質な色でストイックな雰囲気に。
左/色違いで並ぶ子ども部屋と、トイレのドア。ニュアンスカラーを黒のハンドルで引き締めて。右/シックな色の力で空間を引き締めて。
小学生の長男の部屋。古着屋さんのようにDIYした棚に、よく着る服を見せて収納。
こんな「見せる演出」がMさんは大好きなのだそう。階段の一角やリビングの片隅などあちこちに、さりげなくおしゃれなディスプレイが。じつは100円ショップの雑貨をリメイクしているそう。
吹き抜けには天窓。木目調のクロスをアクセントに。渡り廊下からリビングを見渡せて、どこにいても家族の気配を感じます。
リビングは窓を大きくとって明るく。右奥にはMさんの腕を物語るキャビネットが。
Mさん:「人と一緒が好きじゃなくて、個性のあるものにひかれるんです。やすりをかけたり、ステンシルシートでロゴを入れたり、簡単なリメイクでもオリジナルになるのがうれしくて。100円ショップは手軽だし、商品の回転も早いので、ひらめきの宝庫なんです。」
キャンプをきっかけに、ご主人が男の料理に目覚め、最近はインテリアにも興味津々。ダイニングテーブルの新調が二人の次の楽しみ。家づくりは続きます。
※掲載商品は実施工例のため、販売終了商品も掲載されている場合がございます。「この記事に登場したLIXIL製品はこちら」では後継品をご紹介しております。