リフォーム工事は費用が高い?始める前にチェックしておくべき3つのポイント

リフォーム工事は費用が高い?始める前にチェックしておくべき3つのポイント

リフォーム工事は既存の建物の一部を解体、撤去し、新しくすることを指します。工事の効率などから、新築と比べると規模の割に費用が高いと感じることがあると思います。実際にどんな費用が発生するのか、また工事前、工事中にチェックしておくべきことは何かについて、詳しくご紹介します。

リフォーム工事にかかる主な費用について

リフォームの工事にかかる費用はしっかりとチェックしましょう!

リフォームとは、新築で家を建てるのとは違い、すでにある建物の一部を解体、撤去し、新しくすることです。工事には、新しく取り付ける設備の工事費用のほかに、工事をおこなうための撤去費用などがかかります。

例えばキッチンリフォームの際は次のような費用が発生します。

  • ? 仮設工事にかかる費用
  • ? 既存のキッチン解体、撤去、処分にかかる費用
  • ? 新しいキッチンの購入費、設置費用
  • ? 現場管理費

このように、キッチンリフォームにもさまざまな費用が発生します。さらに大きい規模の内容や、全体のリフォームをおこなうとなると、想定より費用がかかる場合もありますので、余裕を持った予算組みをおこないましょう。

それぞれの費用の内訳は、見積り書に記載されますので、確認をしましょう。

仮設工事にかかる費用



工事を始める前に、工事に必要な設備を組み立てるための費用です。工事以外の部分をシートで汚れないように保護するための養生費や、足場を組み立てるための足場工事費などが代表的な費用です。工事に必要なものの搬入・運搬費などが計上される場合もあります。

既存のキッチン解体、撤去、処分にかかる費用



リフォームのためには、まず、現在の設備を解体・撤去しなければなりません。この際にかかる費用は解体工事費として計上されます。なお、不要品の処分にかかる費用は、別途工事費用の中の廃材処分費とされます。

新しいキッチンの購入費、設置費用



新しいキッチンの購入費や組立費のほか、設置のための電気やガス工事、給排水設備などの工事費用がかかります。また、周囲の壁や床の貼り替えなどの付帯工事が必要な場合は、材料と工事費をまとめて材工費として、工事費用に計上されます。

現場管理費



リフォーム工事をおこなう場合、現場でかかる保険の費用や、騒音対策のための費用、契約書を作成するための費用などが発生します。これらの費用は、まとめて諸経費として計上されています。諸経費は、工事代金に対し一定の割合で定められていることが一般的です。

解体するまでわからない?!追加工事費用とは

リフォームのために古い床を剥がす、壁を取り壊すなどをおこなった際に、下地が傷んでいた、腐っていた場合などにはリフォームとは別に補修の工事が必要となります。この費用を追加工事費用といいます。

追加工事が必要かどうかは、実際に工事を始めてみないとわかりません。しかし、工事内容によってどのような追加工事が発生する可能性があるかは、打ち合わせの際に確認を取ることができます。突然の追加工事で、費用が高額になってしまい慌てることのないように、きちんと確認をしておきましょう。

リフォーム工事内容によっては別途費用がかかることも

リフォーム工事をおこなっている間は、当然ながらその設備は使えなくなります。内容によっては、工事期間中にそれらをカバーするための費用がかかるという点にも注意しておきましょう。

例えば、お風呂のリフォームの場合には、工事期間中は銭湯に通うための費用が必要です。大がかりなリフォームでは仮住まいを用意しなければならないこともあります。これらの費用についても、あらかじめリフォームの予算に組み入れておきましょう。

リフォーム工事前と工事中におこなっておきたいこと3つ

リフォーム工事前と工事中におこなっておきたいこと3つ

リフォーム工事で気にすべきことは、工事にかかる費用だけではありません。工事をスムーズに進めるために、工事前や工事中におこなっておきたいことをご紹介します。

リフォーム工事前におこなっておきたい3つのこと

リフォーム工事の前には、次の3つのことをおこなっておきましょう。

  • ? ローンの申し込み
  • ? 補助金や介護保険などの申請
  • ? ご近所への挨拶回り

それぞれについて、詳しくご紹介します。

ローンの申し込みについて



ローンを組んでリフォームする場合には、どの銀行から借りるか、返済方法はどうするかなどを事前に決定して申し込んでおきます。工事会社によっては銀行を指定されることもありますので、見積もりの段階で打ち合わせをしておきましょう。

補助金や介護保険支給対象となる工事の場合の申請手続きについて



リフォーム工事の内容によっては、市区町村から費用の助成を受けられる場合もあります。耐震工事やバリアフリーリフォームなどが代表的な例です。助成や補助を受けるには、基本的に事前申請が必要です。対象となる可能性があるリフォームの場合には、プランニングの際に条件を満たすリフォームかどうかの確認と、必要な手続きをおこなっておきましょう。

ご近所への挨拶回りについて



工事中は騒音、ホコリ、ニオイなどが発生します。ご近所とのトラブルとならないように、工事に入る前には事前に挨拶を済ませておきましょう。リフォーム業者がおこなう場合もありますが、ご自身でもおこなっておくことをおすすめします。事前の挨拶があれば、トラブルが生じても感情的にならずに済むことが多いです。

工事中におこなっておきたい3つのこと

工事中におこなっておきたいことは次の3つです。

  • ? リフォーム工事をおこなう職人さんたちへの挨拶
  • ? リフォームの進行具合を見に行く
  • ? 気になることがあれば質問しておく

詳しく見ていきましょう。

リフォーム工事をおこなう職人さんたちへの挨拶



工事が始まったら、工事をおこなう職人さんたちへ挨拶をしておきましょう。挨拶があると、職人さんも気持ちよく仕事ができますし、コミュニケーションが取りやすくなります。

リフォームの進行具合を見に行く



リフォームの工事が適切におこなわれているかの確認は大切なことです。工事の内容については専門的でわからないとしても、リフォームの開始、終了時間が守られているかどうか、掃除や後片づけがきちんとなされているかについては、ある程度判断できます。
仕上がりにも影響することですので、業者に任せっきりにせずご自身でも現場を見に行き、随時確認をするようにしましょう。

ただし、時と場合によっては工事の邪魔となってしまいます。頻繁になりすぎないように注意しましょう。

気になることがあれば質問しておく



リフォーム中に気になることがあった場合は質問しましょう。予定通りの工事がおこなわれているかの確認にもなりますし、場合によっては、計画の変更や追加が必要となることもあります。この時、職人さんに事前に挨拶をしておけば、話かけやすくなりスムーズに進められます。

リフォームの工事にかかる費用はしっかりとチェックしましょう!

取り付ける設備そのものの費用のほかに、リフォームにはさまざまな費用がかかります。見積り時には、どのような費用がかかっているのかをしっかりとチェックしておきましょう。追加工事が発生する可能性がある場合には、事前に打ち合わせておくことをおすすめします。

大がかりなリフォームとなると、工事費も高額になります。ローンの手続きなどは早めにおこなっておきましょう。また、リフォームの内容によっては、市区町村から補助金や助成を受けられる場合があります。利用できるものはしっかりと使うようにしましょう。

リフォームの際には、費用面だけでなく、ご近所への挨拶回りや現場のチェックなどやるべきことはたくさんあります。工事をスムーズに進めるためにも、もれなくおこないましょう。

リフォームの工事にかかる費用はしっかりとチェックしましょう!

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