陥りがち?トイレリフォームの失敗例と3つのコツをご紹介

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最近はタンクレストイレなど、こだわったリフォームが目白押しのトイレ事情。しかし、リフォーム前の予備知識が足りていないと、失敗してしまう可能性も!そこで理想のリフォームを実現するためにも、あえて失敗例をご紹介します。あわせて、トイレリフォームの失敗を避けるための対策もご紹介いたします。

こんな失敗に注意!トイレリフォームの失敗例

トイレは毎日使う場所だけに、リフォームの失敗は避けたいところ。リフォームの失敗例から、正しいリフォームのコツを学びましょう!

失敗例1:オシャレな雰囲気が一変、床が黒ずみだらけに!?



トイレをリフォームする際に、床を他の部屋や廊下にあわせてリフォームしたいと考える方が多いです。トイレ空間を落ち着きのあるオシャレな雰囲気にするため、無垢材や複合フローリングといった木材の床を選ばれることが多々ありますが、1年足らずで床が黒ずみだらけになって失敗したという例があります。

実は、パイン材をはじめ、木材の床は水に弱いというデメリットがあります。さらに、アンモニアやトイレ用洗剤が付着すると、腐食や変色してしまいがち。見た目はオシャレな木材の床ですが、トイレには不向きです。たとえトイレマットなどを敷いて掃除をこまめにしていても、かなりの確率でひどく黒ずんで汚くなってしまうことがあります。

失敗例2:便器を変えたら狭くなった



最近のトイレは様々な機能が搭載されていて、非常に便利になっています。しかし、トイレのタイプによっては、サイズが異なりますので、トイレ空間の広さを考慮しないと狭く感じることがあります。例えば、便器周りのスペースが狭くて使いづらい、掃除もしにくいというデメリットが発生します。

失敗例2:便器を変えたら狭くなった

狭いトイレ空間の場合であれば、サイズが小さいタイプのトイレを検討しても良いでしょう。おすすめはリクシルで取り扱っている「サティスS」です。

失敗例3:内開きのドアにしたら出入りが困難に



トイレのドアの開き方は、細かいようですが重要なポイントです。ドアを内開きにしたら、出入りがしにくくなったり、スリッパが置けなくなったりといったケースがあります。また、ドアを内開きにすると、もしも中で人が倒れたときにドアが開けられなくなってしまうことがあります。
そのため、介護が必要な方がいるご家庭には、内開きの扉はおすすめできません。もし廊下にドアを開けるスペースがない場合は、引き戸タイプもしくは折れ戸タイプにするのが良いでしょう。

絶対に失敗したくない!おさえておきたい6つのポイント

トイレのリフォームを失敗しないために、注意しておきたい6つのポイントをご紹介します。

  • 1,20年先を考えてリフォームすべし!
  • 2,予算とリフォーム範囲を決める!
  • 3,要望はしっかり伝えるべし!
  • 4,トイレ空間に傾斜はないか確認する
  • 5,コンセントの位置を確認する
  • 6,床材の状態に問題はないか確認をする

ポイント1:20年先を考えてリフォームすべし!



一度トイレをリフォームしたら、10年、20年と長く使い続ける場合がほとんどです。そのため、トイレのリフォームをするときは、現状だけでなく将来を見据えてリフォーム案を練りましょう。例えば20年先を考えたとき、将来は足腰が衰えているかもしれません。手すりを設置するなど、将来のことまで配慮するのがおすすめです。

ポイント2:予算とリフォーム範囲を決める!



トイレのリフォームをする前に、予算とリフォーム範囲を決めましょう。信頼できる業者と相談をして、必要なリフォームを適正な予算で行うのが成功の秘訣です。

ポイント3:要望はしっかり伝えるべし!



リフォーム後に後悔するパターンでありがちなのが、イメージと違ったという失敗です。どういうトイレにしたいのかを必ず工事までにしっかり伝えておきましょう。イメージや要望が業者に十分伝わっていれば、納得できるリフォームができるでしょう。

ポイント4:トイレ空間に傾斜はないか確認する



正常な排水を可能にするために、床の傾斜は要チェックです。トイレの排水をスムーズに行うには基準勾配というものがあります。便器と配管の間に勾配がないと、水が正常に流れず、詰まりの原因となります。リフォーム業者に相談をして、事前に確認してもらうと良いです。

ポイント5:コンセントを確認する



便座は機能によって必要な電力が異なります。暖房便座なら消費電力が300W~500W程度で大丈夫ですが、温水が出るタイプの便座だと1000W~1400W程度必要になる場合があります。利用する便座がどの程度電力を必要とするかに合わせて、コンセントを設置する必要があります。
また、設置の際には必ずアースが必要になるので、忘れないようにしましょう。

ポイント6:床材の状態に問題はないか確認する



床材の状態によっては、便器を外すタイミングで交換を検討した方が良い場合があります。
なぜなら、最新トイレは、従来のトイレに比べて、便器が床に接する部分の面積が小さくなっています。そのためトイレを交換した際に、既存トイレの設置痕が残ってしまうことがあるからです。
トイレは設置から長期的に使われることが多いため、掃除をしていても便器下の設置痕はどうしても残ってしまうことが多いです。新しい便器に交換したのにもかかわらず、床材が汚れていては、残念ですよね。便器の交換のみにするのか、床材の交換も一緒に行うのかはリフォーム会社と相談して決めましょう。

トイレリフォームはトイレ選びと一緒に床材も検討しましょう

トイレリフォームというと、便器交換のイメージが強いですが、トイレに適した床材や壁を選ぶことが大切です。なぜなら、トイレの床は、想像以上に耐久性が求められる場所となります。

最新トイレに交換しても、床材によっては、汚れやにおいが固着してしまい、リフォームを失敗したと感じる理由の1つになってしまうこともあります。そこで、トイレにぴったりの床材の選び方を解説します。

ポイント:トイレ空間で優れている床材は「クッションフロア」



トイレの床材としてよく使われるのは、クッションフロアやタイル、フローリングですが、総合的に最も優れているのが「クッションフロア」です。値段もお手ごろで、お手入れもしやすく、特殊加工を施すことで防臭性などの機能を持たせたものもあります。

トイレの床は、他の部屋と違って特殊な環境にあります。耐水性、耐アンモニア性、清掃性、耐久性など、様々な要素が求められるため見た目や価格だけで選ばずに、機能も考慮してリフォーム会社と打ち合わせをしましょう。

トイレリフォームは壁紙選びもポイント

トイレリフォームは壁紙選びもポイント

トイレ空間を考える上で、検討したいのは壁紙です。壁紙のデザインで室内の印象はガラッと変わります。しかし、トイレの壁紙を選ぶ際には、おしゃれだけでなく機能性にも注目してみて下さい。消臭機能がある壁紙なら、トイレの嫌なニオイをおさえてくれます。防水機能のある壁紙なら、水はねしてもサッとお手入れが簡単です。

多機能壁材「エコカラット」にも注目



トイレリフォームは壁紙選びもポイント

出典:LIXILエコカラット「 ニオイすっきり-技術情報・試験データ

最近では、ニオイや湿気を吸収し、カビの発生をおさえる多機能な壁材もトイレ空間に採用されています。高機能な壁材の中でも特に優れているのが、エコカラットです。エコカラットの微細な孔にはトイレのニオイの原因物質であるアンモニアを吸着し、悪臭をやわらげる効果があります。珪藻土や壁紙と比べてもはるかに優れているという試験データがあります。
また、トイレの壁の色は、真っ白よりも淡い色合いや柄物がおすすめです。汚れが目立たないので、トイレを清潔な印象に保てます。トイレ空間ごとリフォームをされる方は、壁材もあわせて検討しておくとよいでしょう。

トイレリフォームを成功させるために

トイレは生活の中で欠かせないものです。リフォームを成功させるためには、まずリフォーム後のイメージを明確にして、業者としっかり共有しましょう。

トイレリフォームを成功させるために

リクシルPATTOリフォームでは、トイレ交換に関するご相談を電話やwebでも承っております。ご要望に合わせてお近くのサービスショップをご紹介することも可能です。
失敗しないトイレリフォームを実現するために、もし少しでも不安に感じることがあれば、ぜひご相談下さい。専任のオペレーターがご案内させていただきます。

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