【中古住宅】リフォーム代が高額になることも?失敗例3つと安く済ませる方法

【中古住宅】リフォーム代が高額になることも?失敗例3つと安く済ませる方法

北欧風中古住宅や古民家風など、リフォームして住むというのが、最近では人気です。しかしながら、住宅の劣化状況等から思わぬ追加費用で、リフォームが高額になることも。リフォーム前に確認しておきたいこと、具体的な失敗例や減税についてご紹介します。

中古住宅で大失敗!リフォームの失敗例3つ

中古住宅のリフォームで、よくある3つの失敗例を紹介します。

失敗例1:家の基本性能が低くて、リフォーム費用が高額に!?



築年数の古い中古住宅には、断熱性や耐震性などの家の基本性能が低いものが多々あります。特に2000年以前に建てられた物件は現在の耐震基準を満たしていないものが多く、その場合、リフォームをする際には追加の耐震工事が必要になります。当然、耐震工事の費用が余分にかかり、全体のリフォーム費用が高額になってしまうことがあります。

失敗例2:無人期間が長くて、リフォーム費用が高額に!?



物件の無人期間が長いと、壁紙にカビが生えていたり、床がボコボコに波打っていたりと、室内のいたるところが傷んでいるケースがあります。風通しが悪く、メンテナンスがされていない状態の物件は、1年ほどで傷みによる不具合が発生しやすくなります。
修繕費用を抑えるために築浅の物件を購入したにもかかわらず、無人期間が長かったために、大幅な修繕費用が必要になり、リフォーム費用が高額になってしまうことがあります。

失敗例3:外見に騙されて、リフォーム費用が高額に!?



室内の見た目がきれいな中古住宅を購入したのに、あとから雨漏りや結露等のトラブルが多発するケースがあります。
一見、外見がきれいで修繕済みだと思ったら、実はペンキの塗り直しだけしか行われておらず、あとから大規模な修繕工事が必要になり、リフォーム費用がかさんでしまうことがあります。

中古住宅のリフォームで失敗してしまう原因4つと対策方法

カウンタータイプ

中古住宅のリフォームで費用が高額になってしまう原因は4つあります。その原因と対処法をご紹介します。

  • ・住宅診断をしなかったために追加工事が発生してしまった
  • ・構造上、リフォームが難しい物件だった
  • ・住宅のメンテナンス費用を考えていなかった
  • ・ローンをよく考えずに組んでしまった

原因1:住宅診断をしなかったために追加工事が発生してしまった



気に入った物件を見つけても、よく調べないまま購入するのは失敗のもとです。中古物件に潜むトラブルは、見た目だけでは判断できません。購入前に住宅診断をしなかったため、あとから雨漏りが発覚し、修繕費が必要になり、大幅に予算がオーバーしてしまったというケースがあります。購入前に住宅診断をすればある程度のトラブルは回避できます。

原因2:構造上、リフォームが難しい物件だった



中古住宅の中には、構造上リフォームが難しい物件があります。たとえば、ツーバイフォー住宅は柱や梁ではなく壁で支える構造になっています。壁を抜くことができないので、大規模なリフォームができません。こうした失敗を避けるためには、物件探しの段階でリフォーム会社を通しましょう。リフォームを前提とした物件探しなら、希望のリフォームに合わせた物件を選ぶ手伝いをしてくれます。

原因3:住宅のメンテナンス費用を考えていなかった



中古住宅を購入する際、意外と忘れやすいのが住宅のメンテナンス費用です。家というのは、建ったその時から劣化が始まっていきます。そのため、約10年ごとにメンテナンスが必要になるといわれています。メンテナンスを考えていなかったせいで、あとになって大規模な費用が発生する場合があります。中古住宅を購入する際は、築年数と共に、メンテナンス履歴の確認をお忘れなく! メンテナンスされていない物件は、白アリや雨漏りなどで想像以上に傷んでいるかもしれません。

原因4:ローンをよく考えずに組んでしまった



物件の購入につきものの住宅ローンですが、よく考えずにローンを組むのは厳禁です。ローンの種類は数多くあり、ものによっては経済状況などで金利が上下するため、損することがあります。目先のことだけでなく、将来のことまで考えてローンを組みましょう。また、リフォームでも住宅ローン減税が利用できることがあるので、減税対象かどうか確認するのがおすすめです。

中古住宅のリフォームに失敗したくなかったら「住宅診断」をしよう!

住宅診断とは、専門家が住宅の劣化状況や欠陥の有無など、住宅に関するアドバイスを行う専門業務のことです。診断箇所は主に屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などです。要望があれば耐震診断なども可能です。診断方法は目視と機材を組み合わせて行います。改修箇所から費用まで、プロの目と機材でしっかり診断してくれます。

住宅診断はどこで受けられる?



住宅診断を受けるなら、信頼できるところを探しましょう!住宅診断は、専門に行っているところで受けるのが安心です。

少しでも安く済ませるなら!中古住宅のリフォームの前に補助金、減税をチェック

リフォーム減税制度をうまく利用すると、固定資産税の減額や贈与税の非課税措置などを受けられる可能性があります。地方公共団体が実施する住宅リフォーム支援制度があるので、リフォーム前に各自治体の制度をチェックしておきましょう。

住宅リフォーム支援制度とは?



住宅リフォームの際に、工事費の一部補助や融資などを受けられる制度です。対象は耐震化、バリアフリー化、環境対策などです。対象となれば非常に優遇されるので、必ず支援が受けられるか確認しましょう。

リフォーム減税制度では何が得になる?



制度を利用することで、所得税の控除や固定資産税の減額などが受けられます。国や地方自治体の様々な支援制度を利用すれば、安心してリフォームができます。

中古住宅のリフォームで失敗しないために住宅診断を実施しましょう!

中古住宅は見えない部分が劣化していることもあり、後から大きな修繕費が発生する可能性があります。また、長年メンテナンスをしていない物件も同様です。こうした失敗を避けるためには、住宅診断を受けるのが一番です。リフォームをする前に補助金や減税などの制度をチェックしておけば、リフォーム費用を抑えられます。賢くリフォーム費用を節約し、きちんと住宅診断をして、憧れのリフォームを成功させましょう!

また大規模なリフォームではなく、まずは部分的なリフォームから検討されているのであれば、リクシルPATTOリフォームがおすすめです。

リフォームを成功させて、快適な暮らしを手に入れよう!

リクシルPATTOリフォームでは、トイレや洗面化粧台、玄関扉など、様々な箇所のリフォームのご相談を電話やwebでも承っております。ご要望に合わせてお近くのサービスショップをご紹介することも可能です。
中古住宅の部分的なリフォームで、少しでも不安に感じることがあれば、ぜひご相談下さい。専任のオペレーターがご案内させていただきます。

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