テレワークや在宅での働き方が主流になって3年が経ちました。
導入したばかりの頃は一時的に簡易スペースを作って仕事をしていた人も、そろそろ本格的なワークスペースの導入が完了している頃でしょうか。
今回は「まだこれから!」という人や働き方の変化を受けて住み替え自体を検討されている方に向けて、LIXILがおすすめするテレワークのワークスペースアイデアを5選ご紹介します。
▼目次
- (1)リビングの一角に。ゆるやかに仕切られたワークスペース
- (2)和室の小上がりワークスペース
- (3)格子で仕切る。キナリモダンなワークスペース
- (4)個室の壁を窓に。空間の繋がりを感じるスペース
- (5)押入れやクローゼットを活用!押入れワークスペース
- (6)おすすめのデスクチェア
リビングの一角に。ゆるやかに仕切られたワークスペース
いざワークスペースを作るといっても、間取りの関係で「仕事用の部屋を新たに用意できない」という方も多いはず。
そんな時におすすめしたいアイデアが、リビングの一角に作るワークスペース。
この事例はLIXILの収納「ヴィータス」と室内用窓「デコマド」を組み合わせたアレンジ。
リビングとワークスペースとの仕切りを間仕切り壁ではなく、全面ガラスのデコマドにすることで、空間をゆるく仕切って、光も風も感じられる明るい空間になります。
「仕事に集中したいけれど、閉鎖的な場所にはしたくない」
そんな方には家族の気配を感じられる開放的な空間がちょうど良い。
家事の延長で仕事をしたい場合や、小さな子供がいる家庭などでも「リビングの一角にあるワークスペース」は重宝するはずです。
詳細記事:新しい暮らしのかたち“アットホームリビング”から『レジデンシャス』のスタイル提案【スタッフコラム】
意外と集中できる!?和室の小上がりワークスペース
次は和室を活用したワークスペース。
「仕事=デスクで!」というイメージが強いですが、畳の和室ならではの落ち着いた雰囲気は集中力を高めてくれそうですよね。
こちらは小上がりの和室に「シートカウンター」という造作材を取り付けて、デスク風の造りに仕上げています。足を下ろせるスペースを確保すれば、掘りごたつのようにラクに座ることができます。
「アクセント畳」は床の上に置くタイプで、家に和室がなくても気軽に取り入れることが可能。裏面は滑り止め加工を施してあるので、ずれる心配はありません。(写真は彫りこんだ場所にアクセント畳をはめ込んで使用しています)
壁面には、磁石でくっつく「アクセントボード」を配置。ポスターやカードをおしゃれに飾ったり、仕事で必要な資料を貼ったりと便利なアイテムです。
「アクセントボード」は新築でなくとも、既存の壁にも施工可能です。
詳細記事:新しい暮らしのかたち“アットホームリビング”から『キナリモダン』のスタイル提案【スタッフコラム】
壁ではなく、格子で仕切る。キナリモダンなワークスペース
こちらもリビングの一角に配置したワークスペース。
空間に壁を作るのではなく、ゆるやかに仕切るように、格子を採用しています。
「インテリア格子」は横格子のないすっきりしたデザインで、軽やかな印象を与えます。
デスクチェアはCRASH GATEの「MEET OFFICE CHAIR」
「インテリア格子」のカラーはキナリモダンの「コウノキ」。桂(カツラ)の別名で、日本ではなじみ深い樹種です。その他にも空間に合わせて全4色から選べます。
仕事をしながらも格子越しにリビングでくつろぐ家族の気配を感じられると、集中できるだけでなく安心感も生まれますね。
詳細記事:【KINARI MODERN 02】私の時間、ふたりの時間に、心地よいくつろぎ空間
個室の壁を窓にチェンジ。空間の繋がりを感じるスペース
家族との繋がりも感じたいけれど、やっぱり個室が落ち着く。
そんな方は、仕事部屋の全面を壁で仕切らず「デコマド」を設置するのがおすすめ。
隣の部屋が見えるガラスの室内窓があると、個室でも空間の繋がりを感じられます。
デスクチェアはCRASH GATEの「LAND OFFICE CHAIR」
内観の様子がこちら。
壁付けのデスクとしてLIXILの「集成カウンター」を設置しています。壁面には先ほどの事例でも登場した「アクセントボード」を配置。磁石がくっつく素材なので、仕事の資料整理にも役立ちます。
自宅のデッドスペースやキッチンパントリーを持て余している場合、小規模な仕事部屋にアレンジすることもできそうですね。
詳細記事:【Villa Retreat】さまざまな自然素材が織りなす、ぬくもりとリラックスを生む空間
押入れやクローゼットを活用!押入れワークスペース
押入れやクローゼットの扉を外して活用する「押入れデスク」。
ワークスペースを確保できない場合のアイデアとして人気が高まっています。
押入れの扉を外して、そのままデスクとして使えるものもあれば、棚の高さが合わずに使えない場合も。後者の場合はLIXILの収納「ヴィータス パネル」を使ってワークデスクに作り替えることができます。
こちらのリフォーム事例は、クローゼットの内側を空っぽにして「ヴィータス パネル」を組み込み、好きな位置にデスクや棚板を入れています。
棚板やハンガーパイプの高さは自由に決められるので、デスクと収納を両立させることもできそうですね。
クローゼット足元にはコの字ラックを製作して浮かせて収納。お掃除ロボットの基地にピッタリ
▼ヴィータス パネルでこんなアレンジも!
ロフトの下にある限られたスペースがワークスペースに変身!
こちらも先ほどの「ヴィータス パネル」を組み込んで仕上げた事例です。どこか秘密基地のような雰囲気で、作業や勉強にも集中できそう。
詳細記事:ヴィータス パネルを使った収納事例 3選【コンペ受賞作品】
【Living Deliで買える】おすすめのデスクチェアカタログ
ここからは本サイト「Living Deli」でも購入できるデスクチェアをご紹介。
在宅ワークでは、ダイニングチェアをそのまま使っている人も多いのではないでしょうか。ただ、作業用に作られたチェアではないため長時間座っていると身体が痛くなる要因に。
ワークスペース用に座り心地の良いワークチェアをチョイスしましょう。リビングのインテリアを邪魔せず、引き立ててくれるようなチェアがあると仕事のモチベーションもアップしますよ。
インテリアに馴染む!おしゃれなキャスター付きデスクチェア
CRASH GATE「エッグオフィスチェア」
16,500円〜(税込)
卵のようなコロンとしたデザインで、インテリアになじみやすく合わせやすいチェア。クッションと背面のカラーコントラストがお洒落な雰囲気を演出してくれます。
【Color】ベージュ/ホワイト/ブラック/グレー/ダークグレー
CRASH GATE「ミートオフィスチェア」
28,600円〜(税込)
滑らかな曲線を描いて、背から肘まで繋がるシームレスなデザインのモダンなオフィスチェア。樹脂で形作られた有機的な座面は、背中から腰を優しくホールドしてくれます。
座面はすっきりとしたポリプロピレン樹脂と、柔らかさを感じるファブリック張地から選べます。
【Color】グレー/ダークグレー(※ホワイト/ベージュ/ブラックは現在販売しておりません)
CRASH GATE「ランドオフィスチェア」
35,200円(税込)
ヴィンテージ感のあるレザーがレトロな雰囲気を醸し出すオフィスチェア。
油圧式昇降機能付きで、シートの高さを45~52cmに変えられるので、机の高さや体型に合わせて調整ができます。背面に施された鋲がデザインのアクセントとなり、正面とはまた違った印象を与えてくれます。
【Color】リサイクルレザーキャメル/リサイクルレザーコーヒー
長時間座っても快適!ゲーミングタイプのデスクチェア
関家具「A03-E」
87,450円(税込)
背面には透明感が美しいエアーメッシュを使っていているので、圧迫感がなく空間を美しくエレガントにしてくれます。座面には高密度なモールドウレタン+コイルを使用することで極上な座り心地を実現。
【Color】グレージュ/オフブラック/チャコールグレー/オーシャンブルー/ブラッドオレンジ /ライムグリーン
関家具「A03-E ARM CHAIR」
99,000円(税込)
「A03-E」の肘付きタイプ。デザイン性が高いだけでなく、背中にしっかりフィットするように設計されたオフィスチェアです。
【Color】グレージュ/ライムグリーン/オーシャンブルー/ブラッドオレンジ/オフブラック/チャコールグレー
WINCASE「ゲーミングチェア」※現在販売しておりません
有名なオフィス家具メーカー「エルゴヒューマン」監修の元生まれたワークチェア。もともと長時間プレイするゲーマーのために開発された「ゲーミングチェア」で、快適性が追求されています。体形や姿勢に対して細かい調整も可能。
自分らしく、快適に過ごせるワークスペースへ
限られた自宅スペースを活用したワークスペースアイデア5選をお届けしました。
長い時間過ごすスペースなので、体の負担が少なく快適に過ごせる空間へ。ぜひ自分らしく使えるお気に入りのワークスペースを作り上げてくださいね。