ポイントさえおさえれば、家づくりはもっと簡単に!
寒い日が続きますね。外出が億劫になるからか、冬は季節の中で最も家にいる時間が長いように感じます。
こんな時は、ゆっくりと家の中のことを考えるチャンス!家づくり中の人はもちろん、家づくりを検討している人も、そうでない人も、インテリアについて少し考えてみませんか?
このコラムでは「Living Deli」編集部の藤澤玲子が「家づくりのアレコレ」をインテリアの面でサポートしていきます。難しそうに感じる家づくりですが、ポイントさえおさえれば、理想のお部屋のイメージもすんなり掴むことができますよ。
家づくりもインテリアも、決めることがたくさん!
家づくりをスタートするとき、まず1番にこだわりたい部分はどこですか?
お客様の声で最も多いのは、ずばり「リビング」インテリアです。家族が集まり、長時間過ごす場所は、やはりリビング。居心地の良い空間に仕上げたいですよね。
でもリビングって、見渡すだけでもたくさんのモノや要素で溢れているんです。家具を取ってもソファ、ダイニングテーブル、チェア、カーテン、照明…などなど、選ぶアイテムがいっぱい。さらに、ゼロからの家づくりとなると、窓、壁、床などたくさんの要素を選ぶ作業が伴います。
これらを1つ1つ決定していくのはとっても大変!
皆さんは何から決めていきますか?
空間を大きく占める「床」から選ぼう
リビングのインテリアを決めるとき、まずは空間の中で面積を大きく占める要素から決めていくのが基本です。
写真を見てもわかるように、リビングで大きく占める3大要素は床、壁、天井。全体のバランスが大切なので、これらは同時に全てを決定するのがベストですが、とはいえ空間をイメージしながら決めていくのは案外難しいもの。
特に「床」は一度住み始めると、途中で気に入らなくなっても変更が難しくなる部分です。家具を全て他の部屋に動かして…と、かなり大変なリフォームになりますよね。
それでは今回はリビング3大要素の中でも最も慎重になるべき「床選び」について、考えていきましょう!
どっちが好み?部屋の印象は床色で大きく変わる
例えば同じ空間でも、床の色合いだけで全体のイメージは全く変わってきます。床を明るめの色にすると、全体に広がりが出て開放的な雰囲気に。
床を暗めの色にすると、安定感のある落ち着いた印象に変わります。
床と室内ドア以外は同じ2枚の写真を比べてみても、全然違いますよね。求める部屋の印象によって、まずは床から選んでみてください。
床のイメージが決まったら、次は「室内ドア」を合わせてイメージを固めていくのがおすすめです。意外にも見落としがちな「室内ドア」ですが、実はこちらも部屋の印象を大きく変える大切な要素の1つなのです。
ドアは開閉するものなので、周りに家具を置くことはありません。そのため、空間として占める面積に比べて存在感が大きくなります。
室内ドアと床は同じ色合いでも、また全く異なる色合いで組み合わせても素敵です。リビングづくりの第1歩として、空間を大きく占めるこの2要素を合わせ、イメージを固め、部屋全体のベースを決めていきましょう。
イメージを膨らませるための便利なツール
それでも理想のイメージが掴めない!という方には「LIXIL」の便利ツールがおすすめです。
WEBカタログ『おうちインテリア パラパラブック』
同じ構成のお部屋であらゆる要素の組み合わせパターンを掲載!ページをぱらぱらとめくりながら好みのお部屋のイメージが掴めるカタログです。※webでもご覧いただけます
ウェブ上で理想のLDK空間が作れる 『LDKデザインシミュレーター』
リビング・ダイニング・キッチンに関するリクシルの商品を自由に組み合わせて、LDK空間全体を3Dでシミュレーションできるツールです。施工業者様との打合せを円滑に進めるための機能も備わっています。
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WEB診断 『あなたのインテリアスタイル診断』
そもそも、どんなインテリアにしたいかイメージが湧かない!そんな方には、『あなたのインテリアスタイル診断』がおすすめ。ライフルタイルや好みに合わせたインテリアをご紹介します。
一見大変そうに感じる「リビング」のインテリア。
まずは空間のベースとなる「床」と「室内ドア」の組合せをイメージすることから始めてみましょう!そこからあなたにぴったりの理想のインテリアが見つかるかもしれません。
インテリアをもっと自由に。
ぜひあなたらしいインテリア、楽しんでくださいね。
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