先日開催いたしました「2022コンペデラシッサ」のトータルコーディネート部門荒井詩万賞受賞物件をLiving Deli編集室よりご紹介します。
▶「2022コンペデラシッサ」についてはこちらの記事をご覧ください。
トータルコーディネート部門荒井詩万賞~受賞会社:タマホーム株式会社様、タマリビング株式会社様
■コーディネーター:谷﨑 理井子様
■ホームページURL:https://www.tamahome.jp/
お互いの気配を感じる、繋がる。
平屋の特性を活かし、キッチンを中心とした回遊できる動線がどこにいても家族の気配を感じさせます。
床材はLIXIL の床材チークF。
平屋は中心部が暗くなりがちですが、高天井を活かして高窓や天窓を設けたことで明るく、開放感のある空間となっています。
谷崎さん:「家族が集まるリビングダイニングは間取りの中心に配置しました。リビングに設けたロフトで子供が遊び、その声がリビングにいる家族にも聞こえる。そんなイメージが膨らむようにロフトはプレイスペースとして設えました。」
和室にすることの多いリビング横の小上がりスペースをあえてフローリングにすることで家族がゆっくり過ごしたり、勉強したり、各々が自由に気兼ねなく使えるスペースになっています。
「家族がつながる住まい」をコンセプトに、ワンフロアでつながる平屋の特性を活かしたモデルハウスです。
お子さんの遊びスペースとしてのロフト。天窓が近く明るい空間になっています。床材はLIXIL の床材ホワイトオークF。
ロフトから見たリビング。お子さんとの会話が弾む様子が伺えます。
谷崎さん:「外部にはリビングからアクセスできるウッドデッキを設けることで部屋同士がつながり回遊性がうまれました。」
リビングと一体感のある和室。
天井のクロスをリビングと合わせ、天井まで高さのある建具を使うことでリビングと繋がりをもたせた和室。ふすまではなく、黒い桟の格子のガラス引戸にすることで、若い世代にもうまく和を取り入れるコーディネートがされています。
落ち着いたなかにも軽快さのあるコーディネート
内装は古材など素材感のある家具を加え、ネイビーの建具やインダストリアルな要素のある素材と合わせてコーディネート。
谷崎さん:「プライベートスペース以外の扉はクリアな面材を使用しているので扉を閉めていてもお互いの気配を感じ取ることができます。」
ワークスペースも閉鎖的にせず、敢えてクリアな室内窓で間仕切ることで玄関から視界が抜け、室内外で互いの気配を感じることができます。左/ドアはラシッサD ヴィンティアのネイビーブルー。
右/クローゼットドアはラシッサD ヴィンティアのネイビーブルー。
右奥に見えるのがワークスペース。玄関入ってすぐの手洗いスペースの照明はペンダントにして軽快さを。今の暮らしに欠かせない機能がうまく配置されています。玄関収納はネイビーブルー。床材はLIXIL の床材チークF。
寝室のドアはラシッサD ヴィンティアのネイビーブルー。床材はLIXIL の床材ホワイトオークF。プライベートスペースのドアは面材にして落ち着いた空間を作っています。
子ども部屋の引戸はラシッサD ヴィンティアのネイビーブルー。今は広く使い、将来は分けて使えるようにプランされています。
子育て世代の若いお客様が多いエリアでのモデルハウス。半数ほどが平屋を希望されるそう。エリアの特性はもちろん、新しい生活様式を柔軟に取り入れたプランです。お子さまが家中元気に走り回っている姿を、大人がそれぞれの位置から見守る・・そんな毎日になりそうです。
※掲載商品は実施工例のため、販売終了商品も掲載されている場合がございます