ラテオ

赤いラグが主役!異なるテイストを組み合わせた「ボヘミアンインテリア」の作り方。

赤いラグが主役!異なるテイストを組み合わせた「ボヘミアンインテリア」の作り方。
Living Deli編集室
Living Deli編集室
LIXILインテリア事業部

ドアや床、収納を開発しているLIXILリビング事業部のメンバーがお送りします。商品紹介ページには掲載していないコーディネートや組み合わせ方のコツなど、思いを込めてご紹介していきます。

組み合わせて楽しめるLIXILの建材と人気家具店とのコラボレーションで彩る“私らしい”コーディネートをご提案する「インテリアレシピ」。

今回は人気家具店「CRASH GATE(クラッシュゲート)」の静亜希子さんに、ボヘミアンスタイルの空間をご提案いただきました。

放浪生活を送る民族の衣装や文化から着想を得たボヘミアンスタイルですが、民族調のカラーアイテムは個性が強く、他のアイテムとの組み合わせに悩む方も多いのではないでしょうか。そんなボヘミアンなインテリアを作る上で意識すべきことや、アイテム選びのポイントを静さんにお聞きしました。

▼使用したアイテム
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□室内ドア…ラシッサD ラテオ(チェスナット)
・把手…スクエアL(シャインニッケル)

□床材…
ラシッサ Dフロア(チェスナットF)
□壁面タイル…エコカラットプラス(ネオトラバーチン グレー)
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異なるテイストの「持ち寄り」が鍵! ボヘミアンスタイルの基本

ボヘミアンスタイルは、部屋に個性を演出したいや、自然素材や植物を部屋にたくさん置きたい、木目調、暖色系のアイテムが好きなにおすすめのインテリアです。

空間を作るときに意識すべきポイントは、「民族調のアイテムだけ」で構成しないこと。民族調テイストとは異なるテイストも持ち寄ることで、ボヘミアンらしさを演出することができます。

赤いラグと白いファブリックのソファ

今回のコーディネートでは、民族調のアイテムに「ヨーロッパテイスト」のインテリアを合わせました。細部にこだわりを感じるヨーロッパテイストのアイテムと、個性が際立つ民族調アイテムは相性抜群!インテリア初心者の方でもまとめやすい組み合わせです。

同じ空間に異なるテイスト同士を持ち寄るのは、ハードルが高いようにも感じますが、バランス良くまとめるコツがあります。

それは木目を生かした「自然素材」のアイテムと、観葉植物などの「グリーン」を多く取り入れること。自然界のアイテムがテイストのつなぎ役となって、空間を調和してくれますよ。

まずは民族調アイテムの「主役決め」から始めよう

赤いラグとモロッコ発祥のクッション「プフ」赤いラグとモロッコ発祥のクッション「プフ」

コーディネートの主役はリビングに敷いた赤いラグ。夕日を思わせる温かく深みのある赤に、エキゾチックな小柄模様が魅力的で、オリエンタルな雰囲気を味わうことができます。傍においたモロッコ発祥の「プフ」と呼ばれるクッションも、民族感を高めてくれるアイテムです。

ただし、民族調のアイテムは個性が強いため、多く取り入れすぎるとボヘミアンではなく、アジアンなテイストに寄ってしまいます。

今回のように「民族調の主役はラグ」と決めたら、あとはクッションやテーブルランナーなどの小物で補う程度に留めると、バランス良いボヘミアン空間が作れるはず。

赤いラグが主役の「ボヘミアンインテリア」

キーカラーとなる色選びも重要なポイント。メインカラーは1色に絞り、赤やオレンジなどの暖色系を選びましょう。鮮やかなトーンよりも落ち着いたトーンを、大柄よりも小柄模様を選ぶと、他のアイテムや植物とも相性よく馴染んでくれます。

抽象的なアートポスター
壁面のアート:左「Jarron」、右Donner(PAPER COLLECTIVE)

壁面に何か飾りたい場合は、写真ではなく抽象的なアートを選び、ラグと同じ暖色系で揃えるとバランス良くまとまります。

インパクトの強い色やモチーフよりも、「空間全体のまとまり」を意識しながら馴染みの良いものを。部屋全体を俯瞰で捉え、「他のアイテムとの相性は良いかな?」という視点で見ることが大切です。

民族調アイテムに「ヨーロッパテイスト」をプラス

ヨーロピアンテイストのダイニングチェア
左「ZETT CHAIR」、右PAD CHAIR」(CRASH GATE)

ボヘミアンスタイルで大切にしたいテーマは、「異なるテイストの持ち寄り」。
今回は民族調に加えて、「ヨーロッパ」の雰囲気を感じるアイテムを多く取り入れました。アイテム比率は、民族1割に対してヨーロッパ2割くらい。

細部の装飾にもこだわりを持つヨーロッパの建造物のような、「職人技」を感じられるポイントがあるかどうかでアイテムをセレクト。

白いソファと足が特徴的なダイニングテーブル
SOFA JANN」(NOWHERE LIKE HOME)、MERZ EXTENSION TABLE」(CRASH GATE)

例えば、丸いボタンがアクセントの白いソファや、ターンレッグの装飾が美しいダイニングテーブル、背もたれの鋲がスタイリッシュなダイニングチェアなど。スタンダードな中に光るひと手間が、アイテムの個性となり、民族調のアイテムとマッチしてくれます。

ボヘミアンスタイルに欠かせない「自然素材」と「観葉植物」

赤いラグが主役の「ボヘミアンインテリア」
ZEES COFFEE TABLE」(CRASH GATE)

この空間には「木」で作られた自然素材を積極的に選び、観葉植物も複数セッティングしました。

「自然」を感じられるアイテムたちが、異なるテイスト同士を馴染ませ、慣習に捉われず放浪生活を送る民族の豊さや自由な雰囲気を演出してくれるように感じています。

また材質はオーク材を使ったものが多いのですが、それぞれのアイテムをよく見ると、木肌の色の濃淡が異なることにお気づきでしょうか?

エクステンションで横幅が広がる「MERZ EXTENSION TABLE」
MERTZ EXTENSION TABLE(CRASH GATE)

一般的に木材のアイテムは、「色のトーンを揃えることで、空間にまとまりが生まれる」と言われますが、ボヘミアンスタイルでは例外です。

メインとなる差し色の存在と、異なるテイスト同士のアイテムの「持ち寄り」が効果的に生かされているからこそ、木の素材や色味に違いがあっても、上手にまとめてくれるのです。

古材を使用したリボン型が特徴的のサイドテーブル
RIBBON SIDE TABLE」(CRASH GATE)

引越しや模様替えのタイミングで、全てのアイテムを新調するという人は少ないと思います。

これまで少しずつ買い足してきたアイテムを並べたとき、「木の素材で統一できているけど、異なるカラーに揃ってしまった」という場合は、ボヘミアンテイストのコーディネートにシフトすることで、手持ちのアイテムをお洒落にまとめてくれるでしょう。

合わせやすい万能色! グレイッシュカラー建材

リクシルのドア「ラシッサD ラテオ」チェスナット
ラシッサD ラテオ」チェスナット(LIXIL)

ドアはラシッサD ラテオ」のチェスナット。床にも同系色の「ラシッサ Dフロア」チェスナットFを選び、グレイッシュカラーで統一しました。

このようなチェスナット素材は、きれい系の「モダンテイスト」に多く見られる建材ですが、実はどんなテイストとも調和する万能カラーなんです。

リクシルの床材「ラシッサ Dフロア」チェスナットF
ラシッサ Dフロア」チェスナットF(LIXIL)

チェスナットは主張が控えめで、白、グレー、茶色の3色がミックスされたような色合いのため、どんなカラーのインテリアにも上手に馴染んでくれます。

選択できるドアの把手「スクエアL」シャインニッケル
ドアの把手は「スクエアL」シャインニッケル(LIXIL)

ちなみにボヘミアンスタイルを作るときに避けた方が良いドアのカラーは「黒」と「ネイビー」。お洒落で個性的ですが、レトロな雰囲気が強くなりすぎてしまうため、ダーク系のドアにしたければ木目調を選べばこのスタイルにはマッチすると思います。

壁面タイルはリクシルの「エコカラットプラス」
壁面タイルは「エコカラットプラス」ネオトラバーチン グレー(LIXIL)

そして、壁色もまたインテリア選びで意識したい要素です。
今回はアクセントとして壁タイルを採用。グレー系の「エコカラットプラス」を選んでいたため、その近くに白いソファを置いて、ふんわりとした輪郭を際立たせました。

もし、アクセントクロスや壁タイルを用いず白い壁だった場合は、ソファの存在感がぼやけてしまうため、他の色のソファにチェンジした方が良いでしょう。その際の色選びに迷ったときは、木のアイテムに近い茶色系を選択すると上手にまとまります。

自分好みのテイストを合わせて、ボヘミアンな空間を楽しもう

  • 民族調アイテムの主役を決める
  • 民族調以外のテイストを組み合わせる
  • 自然素材や植物を多く取り入れる

3つのポイントを意識して、ボヘミアンスタイルの部屋が完成しました。

今回は明るい床でのコーディネート例でしたが、ボヘミアンスタイルはダークトーンの床でもしっくりまとまると思います。その場合は、明るいトーンのアイテムを多く選び、軽さを重視すると良いでしょう。

民族調アイテムにプラスする他テイストについては、必ずしも「ヨーロッパ」でなければいけないというわけではありません。「別の地域の文化同士の組み合わせ」がボヘミアンスタイルの魅力なので、自分好みのテイストを選んで、アイテムを足し引きしてみてくださいね。

旅行好きな方なら、旅先で購入したアイテムを活かしたスタイリングをするのも楽しいはずです。

【プロフィール】CRASH GATE 静 亜希子さん
静 亜希子(CRASH GATE)
株式会社関家具「CRASH GATE」法人課所属。大学卒業後、VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)として、さまざまなテイストの空間演出を手がける。2023年1月、関家具に入社し、モデルルームなどのコーディネートを担当。ミッドセンチュリー、インダストリアル、ノルディック、和モダンなどのスタイルを得意としている。

・撮影:軽部きはる(@kyaruxx
・取材執筆:佐藤有香

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