クール de ピース プロジェクト

活動報告01 保育所などの施設に「スタイルジェット」を贈呈、また熊谷市民へ向け「室内熱中症予防セミナー」を開催しました

2017年~2018年 | 埼玉県熊谷市

写真:スタイルシェードを設置した保育所

スタイルシェードを設置した保育所

写真:室内熱中症対策強化宣言式の模様

室内熱中症対策強化宣言式

写真:スタイルシェードを贈呈した保育所の皆さま

スタイルシェードを贈呈した
保育所の皆さまと

2018年6月2日(土)
熊谷市主催/LIXIL協賛にて

「室内熱中症セミナー~考えよう
ヒトと地球にやさしい温度~」
が開催されました。

当日は約300名の熊谷市民の方々にご来場いただき、熊谷市からの暑さ対策事業をはじめ、帝京大学医学部付属病院 三宅康史先生からの熱中症のメカニズムの予防や対策、また立正大学 鈴木パーカー明日香先生からの熱中症発症の実態のお話に熱心に耳を傾けられていました。

写真:『室内熱中症セミナー~考えようヒトと地球にやさしい温度~』の模様
写真:『室内熱中症セミナー~考えようヒトと地球にやさしい温度~』の模様

クールdeピースPJ
熊谷プロモーションムービー

クールdeピースPJ 熊谷プロモーションムービー

2018年にLIXILと日本気象協会推進
「熱中症ゼロへ」プロジェクトチームで、
埼玉県熊谷市と協働して、
スタイルシェードの効果測定を実施しました。 (LIXILは2018年、「熱中症ゼロへ」プロジェクトに
オフィシャルパートナーとして参加)

埼玉県熊谷市の
保育所で効果測定

●観測者
LIXIL
日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクトチーム
●観測日
2018年7月14日・7月21日
●観測場所
熊谷市の保育所4カ所

※銀座保育所と籠原保育所の2カ所のデータをピックアップして掲載

スタイルシェードあり/なしの
気温・表面温度の観測結果

【観測地点】
効果測定の観測地点の図
  • ※熱中症ゼロヘプロジェクト公式サイ卜「熱ゼロ研究室」より一部変更
【観測結果】
スタイルシェードありの場合表面温度が-12.3℃も低くなっています ※14時の観測結果 (カッコ内は園庭との差)
  • ※「熱中症ゼロへ」熊谷観測報告レポートより作成
POINT
スタイルシェードなし / ありを比較すると、
表面温度が12.3℃も低くなっています!
表面温度の違いによる簡易体感温度の差※ どちらも気温、日射、風速は同じと仮定する 表面温度40℃と60℃では、簡易体感温度はおよそ2.7℃異なる ※環境省「まちなかの暑さ対策ガイドライン」より算出 作成:日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクト
高さ別の気温(外気温32.3℃の場合)150cmでは32.3℃、50cmは35℃以上、5cmは36℃以上になる 参考:環境省「熱中症環境保護マニュアル2018」 作成:日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクト 気象情報で「気温」として示される値は地面から1.5mで観測されてます。背の低い子どもやペットは、より暑い環境にさらされています。

専門家による解説

専門家による解説

三宅康史先生

帝京大学医学部付属病院高度救命救急センター長
帝京大学医学部 救急医学講座教授

幼児は大人より早く体温が上昇してしまうため、
床面の温度上昇を抑えて足裏や手掌から直接伝わる体温上昇を抑える
ことや、背が低く地面からの照り返しの影響を受けやすいため、
照り返しを防ぐことが熱中症対策に有効です。
写真:三宅康史先生
幼児は大人より早く体温が
上昇してしまうため、
床面の温度上昇を抑えて足裏や
手掌から直接伝わる体温上昇を抑える
ことや、背が低く地面からの
照り返しの影響を受けやすいため、
照り返しを防ぐことが
熱中症対策に有効です。

                     設置施設からの声 プロジェクトの一環として熊谷市の保育所等12施設に外付け日よけ「スタイルシェード」を設置しました。/目隠し効果・通気性と想像以上に良くて大満足です。 玉井保育所/江南保育所/シェードの効果を実感できました。操作性も良く大助かり! 籠原保育所/もみの木共同保育所/中条保育所/箱田保育所/衛生面に気を使うので清掃性の良さは保育所にぴったり! 銀座保育所/上須戸保育所/斜めで使用した際に日陰ができて児童の待機場所やプールの際に使用できます。 曙町保育所/荒川保育所/見た目もよく、操作性もラクなのでとても助かっています。 箱田ふれあいセンター/どんぐりメイト