寝室空間の快適さと健康の関係

寝室空間の明るさなどの環境を快適にすると?

住まいの明るさなどの環境は、家族の身体にどのような影響を与えるのでしょうか。
寝室空間で見ていきましょう。

明るさ

しっかり眠れるための環境づくり
就寝時の光の量が睡眠の質へ与える影響

毎日の睡眠は、心と体の健康のもと。睡眠時間の不足や睡眠の質の悪化が、うつ病や認知症、生活習慣病のリスクを高めることが、最近の研究でわかってきています。

良い睡眠のためには、環境づくりも重要なポイント。より健やかな睡眠環境のため、外からの光が入らないようにするための対策が大切です。

光が差し込む部屋
夜間の寝室の平均照度0ルクスの暗い部屋の睡眠障害の調整オッズ比が1.00のとき、平均0.7ルクスの比較的明るい部屋のオッズ比は暗い部屋の1.6倍の1.61。
  • 出典:大林賢史ら、Chronobiol lnt.2014;31;976-982(引用改変)

就寝中に浴びる光の量と睡眠に関する調査によると、寝室がほぼ真っ暗な状態で寝ていた人に比べて、比較的明るめの部屋で眠っていた人は、睡眠障害の割合が約1.6倍であったという結果が出ています。

遮光することで睡眠障害のリスクを軽減する!

寝室空間を遮光することで、睡眠環境が良くなり安眠に繋がります。