冬はおうちでぬくぬく親子の時間を楽しみたいもの。気軽に模様替えが出来るファブリックアイテムであったかインテリアを作りませんか?
子育て住空間コンサルタントの今西千登瀬が、子どもと楽しむ快適な冬空間の作り方を紹介します。
子どもに適した、冬の快適空間のポイントとは?
大人に比べて子どもは、比較的体温も高く汗っかき。もちろん大人との体感温度も違うので、子どもに合わせた室温調節が大切です。
室温は、20℃〜23℃がベスト。寒ければ大人はブランケットで調節したり、子どもも大人も快適に過ごせるよう工夫したいですね。
温度だけでなく湿度も大切なポイント。快適な湿度は40%〜60%です。乾燥した部屋では、風邪などのウイルスや細菌が活発に繁殖するので、注意が必要です。
お部屋の湿度をコントロールするアイテムとして、加湿器や調湿機能のあるLIXILの壁材「エコカラット」がおすすめです。
我が家のリビングは、床暖房を導入しています。足元からじんわりと温めてくれるので、心地よい温かさで癒されます。
LIXILの床暖房システム「HOTひといき」なら、発熱量を自動でコントロールしてくれます。人が座っている部分など、熱がこもる部分には自動制御で低温やけどになりにくく安心です。
家族が集まるリビングは「くつろぎ」の空間に
リビングは家族の絆を育む場所。空間を整える上で、“ゆっくりとくつろげる場所”であることが大切です。今回はくつろぎの空間を作るポイントを3つご紹介します。
■ポイント1 温かみのあるアイテムを取り入れる
ソファやクッションなど、座る環境を整えることはもちろんのこと、使い心地を優先して落ち着く心地の良い空間作りを。子どもから大人まで大好きな肌触りのいいアイテムで工夫することも重要です。
ぬくもりのある空間作りは、見た目も大切。色の持つ温度感を利用して快適空間を作りましょう。
暖色は温かみを感じる色、ピンクやオレンジなどですね。暖色と寒色では心理的な温度差が3℃もあると言われています。空間に温かみをプラスする色のファブリックで、体感温度を快適に上げたいですね。
■ポイント2 空間を広く使える「床座」で、思い思いの時間を楽しむ
冬は床暖房の温かさをより体感したいので、ふわふわの肌触りの良いラグを敷いて、床座で過ごすのはいかがでしょう。
ソファーに座って映画を楽しむもよし、床に座って本を楽しむもよし。自由に空間を使って家族の団欒の時間を楽しめます。
■ポイント3 観葉植物や自然素材の小物を取り入れる
部屋の空気をキレイにしてくれる観葉植物もマストアイテム。スマートフォンなどで疲れがちな目も観葉植物が癒してくれます。
我が家では、ナチュラルなテイストを取り入れるために、本の収納はカゴを使用。アクセントになる小物の選び方も工夫することで、家族が心地よく過ごせる空間を作り出せます。
部屋の室温や湿度、そして小物の使い方を工夫すれば、安心感のある空間で親子の絆も深まるはず。
あなたも、冬のほっこりインテリアで模様替えを楽しんでみてはいかがでしょうか。