リモートワークが定番スタイルのひとつになった現代。ワークスペースの快適さは仕事のしやすさはもちろんですが、暮らしやすさにも繋がります。今回は、グラフィックデザイナーである私の自宅ワークスペースを見ながら、すっきりと見せる収納術や、快適に過ごすためのアイデアをご紹介。
働きやすく、かつ快適に過ごせる仕事部屋づくりをしたい人はぜひ参考にしてみてください。
- 目次
- 個室なのに開放感がある、快適ワークスペース
- よく使うものは、手に取りやすい場所へ
- 文具類はデスク横。有効ボードを使った壁面収納に
- すっきりと見せるため、コード配線はシェルフ上にまとめる
- デスクワゴンを使って、デッドスペースを解消
- 共働き夫婦には、それぞれのワークスペースを
- ワークスペースでジム気分。気分転換もできるように
個室なのに開放感がある、快適ワークスペース
リモートワークをしている人の多くが悩むのが、家事との両立ではないでしょうか。
私の場合は基本的に毎日在宅で仕事をするため、家事や来客対応など家の様子を見ながら仕事ができるよう、ワークスペースをLDKに隣接させました。さらに個室にガラスの室内窓とアクリル扉を設えて、スケルトン仕様に。
ワークスペースに籠もるというより、家の一角で仕事をしている、そんな気分で過ごすことができます。来客があったとき、雨が降ってきたときなど、外の様子を確認しやすいので安心です。
また、室内窓からはお庭の様子やリビングの様子を見ることができ、抜群の開放感。外から光がたっぷりはいってくるので、日中は電気をつけなくても明るい空間が保てます。
よく使うものは、手に取りやすい場所へ
デスクにはモニターを2台並べているので、モニタースタンドと左右の空間を活用した収納にしています。
使う頻度が高いものは、基本的に見せる収納として、手に取りやすい場所に置いています。
一番頻繁に使うものをそのまま置いているのがモニター台です。小物類はトレイなどに置いてまとめておくと、定位置が決まって見た目も◎。
私の場合、意外とよく使うのがリップ。Web会議の前にひと塗りできるよう、定番カラーをひとつ置いています。また、ハンドミストやハンドクリーム、CBDバームなど、ケア用品もデスク周りに置くことで、使いたいときにサッと取り出せます。
文具類はデスク横。有孔ボードを使った壁面収納に
デスク横の壁面に有孔ボードを取り付ければ、ハサミやテープ、マスキングテープなどの文具類をまとめて、取り出しやすく収納することができます!
カレンダーはクリップに挟んで壁掛けして、ステンレス定規はフックを2つ活用して掛けるように収納しています。
すっきりと見せるため、コード配線はシェルフ上にまとめる
ワークスペースを雑多に見せてしまう原因のひとつが配線の問題。
わが家ではデスク右側の造り付けの本棚を活用して、Wi-Fiルーターや防犯カメラのモニターなど電子機器をまとめるスペースにしました。
家を建てる時にあらかじめ設置する場所を決めておくと、コンセントの位置なども理想の位置にすることができますよ。
下の段はその時の気分に合わせて活用。書類置き場にしたり、本棚にしたり。
現在はアクセサリーやルームスプレーなどを置くコーナーとして使っていて、余っていたモニタースタンドを活用。上段と下段で収納するもの分けています。
造り付け棚の下はプリンタースペース。プリンター台を活用して、引き出しにはA4用紙、ケーブルなどを収納。下段にはMacBookやiPadを収納しています。
デスクワゴンを使って、デッドスペースを解消
収納のドアは「ヴィンティア」のナチュラルオーク
デスク下にはデッドスペースが生まれやすいもの。特にL字型のデスクには、写真のように少々使いにくいスペースが…。
そこで私が使っているのがデスクワゴン。キャスター付きで自由に動かすことができます。
収納力も十分なので、こちらはマルチスペースとして使用。その時の仕事に合わせて収納するものが変わります。
財布や名刺ケース、エコバッグ、デイリーに使うバッグなども収納していて、出かける準備も書斎で済ませることができます。
ぜひデスクワゴンを使って、デッドスペースを有効活用してみてください!
共働き夫婦には、それぞれのワークスペースを
入口のドアは「ヴィンティア」のチャコールブラック
最近は夫婦揃って、リモートワークという方も多いと思います。同時にWEB会議をしていて、音で困っている方もいるのでは。
わが家は、夫婦それぞれのワークスペースを設けました。夫は2階の籠もれるパーソナルな空間で、妻(私)は1階LDKに隣接する開放的な空間で作業。
スペースを分けたことで、お互い仕事に集中することができています。
ワークスペースでジム気分。気分転換もできるように
スペースに余裕があれば、コンパクトなエクササイズバイクをワークスペースに置いてみるのもおすすめ。仕事の合間や机から離れて作業する際など、いつでも気軽に使えます。
私は写真の加工をしたり、市場リサーチをしたり、スマートフォンで済む仕事をするときに、ながらエクササイズをしています!
リビングなどに置くとインテリアの邪魔になってしまいますが、ワークスペースに置くことで解決。
目の前にモニターがあるので、YouTubeなどの動画を見ながら使うこともできます。
窓際にはドリンクを置くスペースもあり、フィットネスルームとしても最適な空間!
こちらは意図したわけではないですが、とても便利な空間になりました。
ワークスペースをもっと快適に、自由な発想で
1日のなかでも、ワークスペースは長い時間利用する場所。
便利な収納を作ったり、自分のお気に入りを詰め込むことで、より快適な環境になります。
パーソナルな空間になることで、よりお仕事も楽しく捗るかもしれません!
自宅のワークスペースを見直して、より快適な空間を目指してみませんか。