ニューヨーク風の暮らしを叶えるモノトーンインテリア【ブティックホーム】第4回

ニューヨーク風の暮らしを叶えるモノトーンインテリア【ブティックホーム】第4回
荒井詩万
荒井詩万
インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーター。「CHIC INTERIOR PLANNING」代表。戸建住宅やマンションのインテリアコーディネート・リフォームなどを数多く手がけるほか、大妻女子大学非常勤講師や町田ひろ子アカデミー講師、TV出演など幅広く活躍。著書に『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』(サンクチュアリ出版)がある。

・Blog:インテリアコーディネーター荒井詩万のブログ

皆さん、こんにちは!
インテリアコーディネーターの荒井詩万です。

私は主に一般住宅やマンションのコーディネート、リノベーションをしていますが、3年前からビルダーさまとコラボをした「ブティックホーム」というサービスをスタートしました。

ブティックホームの事例からLIXILインテリア建材を取り入れたコーディネートを紹介する本コラム。最終回となる今回は、ニューヨーク マンハッタン風のクールで洗練された空間をご紹介します。

これまでご紹介した空間はこちら。

海外のインテリアをイメージ。モノトーンで洗練された空間

海外らしいモノトーンインテリア

今回紹介するのは、株式会社ホーム企画センターさまとのコラボ物件です。

住まい手としてイメージしたのは若い夫婦。
2人の子供がいる4人家族で、海外のような暮らしやインテリアに憧れています。

インテリアテーマにしたのは「マンハッタンクール」。
ニューヨークのマンハッタンのアパートメントを参考にして、全体はモノトーンな雰囲気に。家具や小物でブラウンをアクセントとして取り入れました。

マンハッタンのインテリアはミックス感のある洗練されたモダンスタイルが特徴。
クールでスタイリッシュなリビングダイニングルームですが、遊び心のあるデザインの照明や小物を使っているのもポイントです。

グレーのドアで床の木目を際立たせ、あたたかさをプラス

グレーのドアと床

床材は「ラシッサ Dフロア」のランダムストライプ調、ドアは「ラシッサD パレット」のグレーアッシュを選びました。やわらかなグレーのドアを使い、床の木目が際立つように。

モノトーンカラーのリビング

リビングは壁面のアートやソファ、テーブルなどは共にモノトーンでまとめ、ブラウンのチェアやクッションを取り入れることで、マンハッタンらしい空気感を演出。

壁紙にはブルーとストライプを組み合わせ。クールで洗練された印象に、ブラウンのクッションやチェアがあたたかさをプラスします。

半個室は「デコマド」でゆるやかに仕切る

モノトーンなダイニングインテリア

ダイニングも同じくモノトーンでコーディネート。

ダイニングの奥には、書斎やお子さまのプレイスペースとして使える空間があるのですが、完全な個室ではなくリクシルの室内窓「デコマド」でふんわりと空間を仕切りました。

パーソナルスペースを確保しながら家族の気配も感じられる、LDKの延長にあるような一体感を生み出しています。

黒とゴールドをバランスよくミックス

室内窓とペンダントライト

白を基調したインテリアですが、デコマドやドアの把手、照明やクッションに黒を取り入れて、アクセントにすることで全体を引き締めています。

黒の割合が多くなりすぎると重くなりすぎてしまうので、線の細いものを意識してセレクトしました。

ゴールドの雑貨や小物

さらにテーブルの上や、シェルフの雑貨や小物にはゴールドを部分的に使って、品よくおしゃれ感をアップしました。

家づくりはトータルコーディネートで考える

ソファ上のクッション

今回の空間のように、洗練されたモノトーンなインテリアでは、モノトーンのみではなくブラウンをアクセントにしたり、違う素材を加えて動きを出すとあか抜けます。

家づくりで床材や建具を選ぶ時には、まず全体のインテリアイメージを決めることが大切。小物や雑貨なども想像して、トータルコーディネートで考えるのが大切です。

ぜひご参考にしてみてくださいね。

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