ラテオ

小さめ家具を組み合わせて生活にメリハリを。大人の男性のひとり暮らしリビング

小さめ家具を組み合わせて生活にメリハリを。大人の男性のひとり暮らしリビング
小池真人
小池真人
LIXILインテリア事業部

北海道出身。株式会社LIXILリビング事業部所属。インテリアコーディネーター、インテリアデコレーター、2級建築士などインテリアに関する資格を持ち、プロモーショングループのメンバーとして商品のプロモーションや販促ツールの製作に携わっている。

素敵なインテリアで暮らすゲストに“私らしいスタイル”をコーディネートしてもらう「スタイル手帖」。今回のゲストはLIXILインテリア事業部の小池真人さんです。

LIXILインテリア事業部のプロモーション担当として、イベントの企画やノベルティを製作している小池さん。最近は、事業部としても新たな試みであるプロモーション用動画の製作などマルチに活躍しています。

そんな小池さんにはLIXILの選べる室内ドアから「ラシッサD ラテオ」を中心としたスタイルレシピを考えていただきました。

\ 「スタイル手帖」とは? /

組み合わせて楽しめるLIXILの建材と人気家具店とのコラボレーションで彩る“私らしい”コーディネートレシピ集です。

※コーディネートはゲストのご自宅のインテリアではありません

 

トーンを落としたアイテムで、男性的な空間を演出

選べるドアは「ラシッサD ラテオ」のショコラオーク、床材は「ラシッサ Dフロア」のショコラオークF(※現在は販売終了しています)をセレクト。(全てLIXIL製品)

 小池さんがコーディネートしてくれたお部屋のコンセプトは「大人の男性のひとり暮らし」。落ち着いた雰囲気の中に、男性らしいスパイスの効いたアクセントが光っています。

小池さん:「仕事時間も、家時間も大切にしている男性をイメージしてコーディネートしました。家具は無骨過ぎない、リラックス感のあるアイテムをセレクト。テレワークをする方も増えたので、仕事スペースとプライベートスペースをゆるやかに分けました。そうすることで、同じ空間でもオンオフを切り分けられます。」

仕事をする空間をきちんとセッティングすることは、仕事の能率アップにも大切なポイントです。

小池さん:「ドアと床材は、落ち着いた印象の『ラシッサD ラテオ』のショコラオーク。ドアは縦にエッチングガラスが施された直線的なデザインを入れることで、男性的でクールな雰囲気になります」

ドアと床材は同じ木目調と色合いにすることで空間全体に統一感が生まれます。ダークな色合いで重厚感がありつつ、ナチュラルな質感なのでどんな家具を選んでもマッチします。

小さめの家具で、広々とした空間を作る

ワークスペースには「ワークデスク」(※現在販売していません)と「ミートオフィスチェア」をチョイス。デザイン性と機能性を両立したアイテムです(共にCRASH GATE)。 

古さと新しさ、個性とベーシック、無骨さとシンプル、様々な要素がMIXされたテイストが人気の「CRASH GATE」から、“大人の男性”にぴったりなアイテムを選んでもらいました。


小池さん:「男性の部屋に置きがちなレザーアイテムはあえて取り入れず、少し“少年らしさ”を加えました。一方で直線や円を用いたシンプルなデザインのアイテムで、クールな印象にコーディネートしています」

ワークデスクは別売りの「マザーシップ ワゴン」(CRASH GATE)がぴったり収まるサイズ感。


小池さん:「今回はテレワークを想定してワークデスクを取り入れました。できるだけシンプルなデザインで、ここは“仕事だけの場所”に。別売りのデスクワゴンを入れれば、収納性もアップして、より快適なワークスペースが完成します。そして、重要なのが椅子ですよね。在宅でもストレスにならないよう、座り心地が良く、それでいてデザイン性の高いオフィスチェアを合わせています」

ナラ材の天板とスチールの組み合わせが、程よいインダストリアル感。作業スペースが広いので大きめのモニターを置いても圧迫感はありません。チェアはミッドセンチュリーなデザインで、インテリアのアクセントになります。

リビングにはファブリック素材の「フリート ソファ 一人掛け」「フリート スツール」を。(共にCRASH GATE)

小池さん:「リビングには大きなソファは置かず、代わりにファブリック素材の一人掛けのソファを2脚選びました。ひとつはスツールタイプなのでオットマンとして使うことも可能。自分だけの時間を楽しむため、家具は落ち着いたトーンで統一しました」

ソファと組み合わせた「アウロ サイドテーブル」(※現在販売しておりません)。引き出しや棚があるので、本や腕時計などの小物はここに収納(CRASH GATE)。

ソファに合わせたのが小さなサイドテーブル。ここでも大きめのリビングテーブルは使いません。

小池さん:「ソファは、食べたり飲んだりはせずあくまでリラックスする場所。あえて大きめのテーブルは置かずに、携帯やメガネなどちょっとしたものを置くイメージで、小さめのものを選んでいます」

小池さんのコーディネートには、限られた空間を広々と使うアイデアが満載です。

異なるデザインのチェアと丸テーブルが映える上級者ダイニング

「トリップ カフェテーブル」を中心に、右から時計回りで「リン チェア」(現在販売しておりません)、「マルケッシュ スツール」「ヘイク チェア」(全てCRASH GATE)。 ※コーディネートで使用しているテーブル脚の形状が変更になりました。ご了承ください。

仕事スペース、リラックススペースの次は食事スペースをご紹介。

小池さん:「カフェらしさを出したくて、丸テーブルを選びました。友人や恋人が来ても、この大きさなら十分対応できるので、大きなダイニングテーブルは必要ありません。ダイニングテーブルを置くことで、仕事はデスク、ここでは食事という風に目的を分けることができるので生活にメリハリがつきます」

目的は分けつつもカフェテーブルとワークデスクは、木目の天板とスチールの脚がリンク。トーンを合わせることで全体がちぐはぐにならないように組み合わせています。そして注目したいのが、異なるデザインのダイニングチェアです。

小池さん:「ダイニングには3種類の椅子をチョイスしました。スツールは来客がない時にはグリーンを置く台として使っても良いですね。スツールって2WAYで使えるので、実は便利なアイテムなんです。どれもシンプルなデザインですが、それぞれに個性があって楽しいですよね。僕がもともと椅子が好きなので、色々な種類のものを置きたいんです(笑)」

 デザインこそ違えど、ウッド×グレーのファブリックという組み合わせは統一。全体を見てみると、それぞれのアイテムの色や素材がまとまっているので、お部屋全体が落ち着いた雰囲気になっています。

ミニマルな家具で、インテリアを思い切り楽しむ!

小池さんのコーディネートレシピ、いかがでしたか?

「ひとり暮らし用のお部屋は、存在感のある大きな家具もいいですが、自分好みの小さめ家具をいくつか組み合わせると、空間が楽しくなりますよ。機能的にも使いやすいコーディネートなります」と小池さん。

また、お気に入りのアイテムをたくさん取り入れたくなるインテリア好きな方にも、小池さんのテクニックはぴったりです。

おうち時間が増えたからこそ、家具の見直しをする絶好のチャンスかもしれませんね。

・Photo by:神出暁
・Writing by:小野喜子

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