ラシッサS

【ラシッサS】白・グレー・黒のグラデーションで、モノトーンを楽しむミニマルな部屋づくり

【ラシッサS】白・グレー・黒のグラデーションで、モノトーンを楽しむミニマルな部屋づくり
Living Deli編集室
Living Deli編集室
LIXILインテリア事業部

ドアや床、収納を開発しているLIXILリビング事業部のメンバーがお送りします。商品紹介ページには掲載していないコーディネートや組み合わせ方のコツなど、思いを込めてご紹介していきます。

組み合わせて楽しめるLIXILの建材と人気家具店とのコラボレーションで彩る“私らしい”コーディネートレシピ「スタイル手帖」。

今回はLiving Deli編集室から、ミニマルな空間演出をご紹介。LIXILの選べる室内ドアから「ラシッサS」をセレクトし、爽やかなモノトーンスタイルを提案します。

使用したアイテム
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□室内ドア…ラシッサS(プレシャスホワイト)
・把手…スクエアL シャインニッケル
・ガラス…カスミガラス

□床材…
ラシッサ Sフロア(クリエダークF)
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モノトーンをベースに「素材」と「形」で遊び心をプラス

ラシッサS(プレシャスホワイト)のインテリア事例

コーディネートのテーマは「モノトーン×ミニマル」。色数と装飾を極力抑えたアイテムで、ミニマルなライフスタイルにフィットする空間を目指しました。

爽やかさを感じる空間にするため、ダークトーンは低い位置にまとめ、白を壁面やドアに採用。

ドアは「ラシッサS」プレシャスホワイト、把手は「スクエアL」のシャインニッケル
ドアは「ラシッサS」プレシャスホワイト、把手は「スクエアL」のシャインニッケル

 床材のブラウンと壁の白が、モノトーンのコントラストを際立たせます。

ドアはツートンカラーのデザインをセレクト。壁と床の色合いと同じくホワイト×クリエダークの組み合わせです。

アクセント部分にスリット状に設けられた窓が空間に抜けを演出してくれます。 

床は「ラシッサ Sフロア」クリエダークF
床は「ラシッサ Sフロア」クリエダークF

ダイニングテーブルの天板は白いものを選びました。ウォルナットの縁取りがアクセントで、斜めにカットされている部分にもユニークさを感じます。

「エッグ ダイニングチェアBタイプ 肘無」(CRASH GATE)
エッグ ダイニングチェアBタイプ 肘無」(CRASH GATE)

 座面のカーブが座り心地を約束してくれるチェアは、ファブリックです。モノトーンのコーディネートは、シンプルさを追及してしまうと会議室のように無機質で寂しくなりがち。素材感のあるものや形がユニークなものを選ぶと、ほどよく中和してくれるのでおすすめです。

マットな質感が美しい照明は「Cymbal-pendant」(ARTWORKSTUDIO)
マットな質感が美しい照明は「Cymbal-pendant」(ARTWORKSTUDIO)

スチール素材のペンダントライトは、滑らかな曲線が優しい雰囲気を感じさせてくれます。商品名にもあるようにシンバル型のユニークな形状がダイニングスペースのアクセントに。

中の電球が主張しすぎないデザインも、ミニマルなコーディネートにぴったりです。

ダークトーンの床上には、グレーや白を置くことでアイテムの輪郭が際立つ

「マリコ センターテーブル」と「ハーマンソファ」(CRASH GATE) 
くつろぎスペースには「マリコ センターテーブル」と「ハーマンソファ」(CRASH GATE) ※ともに現在販売しておりません。

ミニマルな空間を作る場合、「装飾的なデザインを控える」ことと「アイテム数を控える」ことを意識するのが一般的。

さらに「直線」のフォルムを大切にするとスタイリッシュさが際立ちますが、今回は部分的に「丸み」のあるものをセレクトし、柔らかさや遊び心を感じる空間を目指しました。

グレーのソファは直線的な形状ですが、丸いボタンが柔らかさのアクセントに。高級感のあるラウンジチェアも、滑らかな曲線が洗練された印象です。    


「マリコ センターテーブル」と「ハーマンソファ」(CRASH GATE)(※ともに現在販売しておりません。)   ラグは「ユニットラグ」ソフティラインのグレー

まるで鏡餅の切り口のように、滑らかでアシンメトリーの形が独創的なセンターテーブルも、この空間の「丸み」として。スチール製の脚が、天板の白色とのコントラストを強めてくれます。

センターテーブルの下にグレーのラグを敷いたように、リビング部分にはグレーを積極的に使いました。モノトーンでコーディネートするとき、中間色のグレーを使ってグラデーションを作ることで、スタイリッシュさに加えて優しさも感じられる空間に。

また、ダークトーンの床の上に黒いアイテムを多用してしまうと、各々の輪郭がぼやけ、空間全体に締まりがなくなってしまう可能性も。グレーや白を適所に用いることで、黒を効果的に見せることができるはずです。

アイテムの中に「上質さ」と「独創性」を求めることで、ミニマルスタイルをより一層楽しめる


壁面に飾ったポスターは左から「Chacoal01」「Chacoal02(PAPER COLLECTIVE)

今回はモノトーンを意識したため、彩度の高いアクセントカラーは控えました。こだわったのは「無機質に偏りすぎない」こと。ファブリック素材やグリーンを置いて、生活感を感じられるように仕上げました。

アイテム数を絞った空間をモノトーンで演出すると、個々のアイテムの「形」と「素材感」が際立ちます。

滑らかな肌触りだったり、絶妙な曲線美だったり。そういう部分に意識を向けることで、自然と身の回りの美しさや上質さを追求するようになり、部屋も自分も洗練されていく気がします。 

たくさんのアイテムに囲まれて賑やかに過ごすのも楽しいですが、限られたアイテムの中にこだわりを求めるのも一つの楽しみ方ですね。

撮影:山田健司
取材執筆:佐藤有香

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