組み合わせて楽しめるLIXILの建材と人気家具店とのコラボレーションで彩る“私らしい”コーディネートレシピ「スタイル手帖」。
今回のコーディネートは、大人のための上質なくつろぎ空間。
LIXILの選べる室内ドアから「ラシッサS」をセレクトし、ダークトーンの木の色で部屋全体をまとめました。
▼使用したアイテム
——————————
□室内ドア…ラシッサS(クリエモカ)
・把手…スクエアL(アイアンブラック)
・ガラス…カスミガラス
□床材…ラシッサSフロア(クリアモカF)
——————————
床とドアの色を統一し、グリーンを多く置くことで“上質さ”と“癒し”を感じられる空間に
今回は「大人ベーシック」をテーマに、ドアと床はダークトーンの木目調=クリエモカで統一。合わせるインテリアもクリエモカと同じトーンでまとめ、落ち着きのある上質な雰囲気に仕上げています。
今回はダークトーンの木の色に合わせて、「黒」と「黄」をポイントでプラスしました。アクセントカラーは空間の3割程度に納めると、バランスよく全体を引き締めてくれます。
「ラシッサS」クリエモカのドアに合わせて、床材も「ラシッサ Sフロア」クリアモカFをセレクト
各アイテムに求めたのは、個性を控えたオーソドックスなデザイン。自然体でゆったりと家時間を過ごせるような雰囲気を目指しました。
また木の温かみの中にグリーンを多めに置くことで、自然を肌で感じる「癒やし」を得られる空間に。
ドアのガラスには片面に凹凸、もう一面は平らになっている「カスミガラス」を採用。ドア枠にもクリエモカを選ぶことですっきりしながらも存在感のある佇まいに
今回ドアのハンドルにはシンプルなデザインの「スクエアL」のアイアンブラックをセレクト。
ガラス窓付きのドアは、光を廊下にも通すため暗くなりがちな廊下も明るくなります
カスミガラスは採光しながら視線を遮ることができるガラス。
光を通したい、でも部屋の中は見せたくない、というような場所におすすめです。
ダイニングテーブルとチェアの材質はウォルナットをセレクト。美しい木目と落ち着いた色合いが高級感を感じさせ、部屋が洗練された雰囲気で満たされます。
ダイニングセットは「カインⅡ ダイニングテーブル ウォルナット」(CRASH GATE)と、「アレン ダイニングチェア」(NOWHERE LIKE HOME)
テーブルは直線で構成されてシャープさを感じる一方、チェアは丸みのあるデザインで優しさをプラスしました。
見る角度によって表情を変える「アレン ダイニングチェア」は、滑らかで美しい曲線が魅力。背もたれの笠木部分は木目を贅沢に感じられる上、腰へのフィット感も抜群です。
厚みのあるクッションで座り心地が良い座面は、マットな質感。張地にはPVCレザーを使用しているので簡単にお手入れできます。
低重心のアイテムと、ボリュームのあるソファで“落ち着き”のあるリビング
くつろぎスペースには、重心の低いアイテムを揃えました。
どっしりと存在感のあるソファなので、サイドテーブルも大きめのものをセレクト。天板はウォルナット素材で、ダイニング部分との統一感も出しています。
脚は存在感のあるブラック。ドアのハンドルと統一して部屋のアクセントにしています。
ソファは「デパラⅡ」(RELAX FORM)
重厚感のあるソファのクッション部分にはフェザーが使われており、ふんわりと優しく体を包んでくれます。ファブリックの光沢感が、カジュアルすぎず大人っぽい雰囲気に寄り添ってくれます。
ソファにはアクセントカラーとして、イエローのクッションを。アクセントカラーはコーディネートの大事な要素の一つです。
ウォルナット素材のテレビボード「アトリ」(NIPPONAIRE)は、4つの引き出し付き
ウォルナット素材のテレビボードは、引き出し部分に縦方向と横方向の木目が組み合わされていて表情が豊か。細々としたものを置きがちなリビング周りには、たっぷりと収納できるアイテムが心強いですね。
躍動感を感じるアートポスターは「Teemu Jarvi Poster (HARE)」(Teemu Jarvi)
「木目」と「アクセントカラー」を効果的に使い、空間に深みを出す
同系色で部屋を統一すると、のっぺりした平坦な印象になりがちです。そんな時は今回のチェアやTVボードような表情のあるアイテムをセレクトすることで深みがプラスされます。
ウォルナットの豊かな木目を感じるアイテムをベースに、アクセントカラーの黒と黄を取り入れることで、引き締まった空間に仕上がっています。
木の温もりを感じながら、ゆったりとくつろげる空間演出。ぜひ参考にしてみてください。
* * *
【LIXIL 内観シミュレーション】
https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/simulation_naikan/
LIXILのHPでは、建具や床のカラーを簡単に変えてイメージを確認できるシミュレーションをご用意しています。ハンドルやガラスを変えるだけでも印象はガラッと変わります。私らしい組み合わせを見つけてみてください。
・撮影:山田健司
・取材執筆:佐藤有香