2023年5月に発売となるの「ラシッサD」の新レーベル 「NORTH FOREST(ノースフォレスト)」。
「ノースフォレスト」は、北欧の人たちが大切にする“HYGGE(ヒュッゲ)”の概念=「居心地のよい空間」「楽しい時間」 をベースに生まれたレーベルです。シンプルだけどほっこり、そんな気持ちにさせてくれる時間と空間を演出します。
この記事では「ノースフォレスト」を使った、一人暮らしを想定したコーディネート空間「My only natural time」から、リビングダイニング空間と北欧ヴィンテージにおすすめの家具や小物をご紹介します。
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「ラシッサD ノースフォレスト」を使った【NORTH FOREST 02】のコーディネート
リクシルが提案するコーディネート【NORTH FOREST 02 | My only natural time】は丁寧に使い込まれた北欧ヴィンテージ家具からインスピレーションを得た、一人暮らしのコーディネート。
うまくメリハリをつけながら気持ちよく過ごせるように、やりたいことに合わせて場所を変えられるようなレイアウトを意識しました。
インテリアは均整のとれた木目が美しいチーク柄を基調に、彩度を落としたグリーンやイエローを差し色にして仕上げています。
ドア「ラシッサD ノースフォレスト」カームチーク、ドア把手「スクエアJ」アイアンブラック、ガラス「透明ガラス」、棚「デコカウンター」ブラケットタイプ チーク
リビングダイニングのドアは「ラシッサD ノースフォレスト」の新色・カームチーク。大きな透明ガラスが入ったデザインで空間に奥行きとアクセントを与えてくれます。
シャープなドアデザインに合わせて、ドアの把手は台座が見えないすっきりとしたデザインを選び、把手や飾り棚のブランケットにポイントとしてブラックを加えることで、空間を引き締める効果にも。
床材「ラシッサ Dフロア」カームチークF
床にも「ラシッサ Dフロア」の新色・カームチークF。柾目(まさめ)に板目や黒縞をほどよく取り入れたカラーで、丁寧に使い込まれた北欧の家具のような風合いが特長です。
「ラシッサ Dフロア」は、見た目のみならず質感にも強いこだわりがあります。
表面に「リアルフットフィール」という仕上げを施し、木の感触だけでなく天然木に見られる揺らぎの表現を取り入れることで、樹種ごとに異なるリアルな質感を楽しんでいただける床材です。
キッチンの腰壁に施した壁材「インテリアパネル」セージグリーン
キッチンの腰壁には、羽目板の「インテリアパネル」を施しています。木の板を並べて組む羽目板デザインは北欧意匠としてよく見られ、取り入れると北欧インテリアにぐっと近づくキーアイテムです。
色は「ラシッサD ノースフォレスト」の新色・セージグリーン。彩度をおさえたマットなグリーンは、空間にほどよいアクセントを与えながらも自然と馴染みます。
仕事スイッチをオンにする、明るいワークスペース
ブラインド「木製ブラインド」アンティークブラウン
在宅勤務のためのワークスペースは窓際に設けた長いカウンター。
お気に入りの北欧雑貨に囲まれながら仕事ができる、明るく広い作業スペースは、オフから仕事に切り替えて集中しやすい環境です。
カウンター「シートカウンター」カームチーク。奥行はそ上段:500下段:220
このカウンターはリクシルの「シートカウンター」という製品。ドアや引戸と同色が選べるので、インテリアに統一感が生まれコーディネートしやすいアイテムです。
奥行の異なるカウンターを2段設けることで、ワークスペースに収納力も確保しています。
ミラー「OVAL MIRROR」(MOHEIM)
北欧雑貨と合わせて壁に掛けたミラーは、こっくりと深みのあるインテリアにぴったりの上質なレザーフレームがお洒落。レザー職人が一つ一つ手縫いで完成させたもので、長く大切にしたいと思えるアイテムです。
友人と囲むダイニングは、北欧ヴィンテージを感じる家具を揃えて
ダイニングテーブル「EDDA Dining Table 135」、ダイニングチェア「EDDA Dining Chair101 Fabric」(どちらも朝日木材加工)
夜は友人を招いて食卓を囲むにぎやかな時間を。スカンジナビアデザインの食器やカトラリーを並べれば、ほっこりとした“HYGGE(ヒュッゲ)”な時間を演出できます。
ヴィンテージの風合いを持たせた北欧デザインのダイニングセットは、日本の暮らしでも使いやすいコンパクトサイズで設計されたもの。
北欧ヴィンテージ家具のリペアで培ったノウハウを活かして造られたデザインがさりげないアクセントになっています。仕上げ塗料にえごまオイルを使用していて質感はしっとりと艶やか。
心身を解きほぐすために設けた、癒しの空間「ヌック」
ドア「ラシッサD ノースフォレスト」セージグリーン、室内窓「デコマド」アイアンブラック/ガラス「透明ガラス」、壁材「インテリアパネル」カームチーク、時計「HORN」(MOHEIM)
「ヌック」とは、こぢんまりとした居心地のいい空間のこと。
一人暮らしのインテリアにもくつろぎ専用の癒しスペースが確保できると、オンとオフの居場所を分けられて毎日の暮らしのリズムが整えやすくなります。友人と楽しく笑い合うひとときにも、居心地のよさを演出してくれることでしょう。
壁面にはリクシルの新アイテム「インテリアパネル」のカームチークを施しています。
ベンチ「リラックスベンチ」、ペンダントライト「Session-pendant1」(ARTWORK STUDIO)
ヌックには北欧デザイナーの雑貨をはじめ、ペンダントライトもオブジェのような佇まいのものを集めて、北欧の世界観がぎゅっと詰まったような空間に。
「リラックスベンチ」は一息つける居心地の良い空間を作るときに取り入れたい新アイテム。ベンチの座面下は引き出し式の収納になっているので、ブランケットなどこの場所で使いたいものを収納できて便利です。ソファ「EDDA 1P SOFA Fabric」、オットマン「EDDA OTTOMAN fabric」、サイドテーブル「EDDA Side Table」(全て朝日木材加工)
北欧ヴィンテージ風の一人掛けソファは、落ち着いた色味と滑らかな手触りが魅力。コンパクトながらも深く座れる座面で座り心地も抜群です。
やわらかな曲線デザインのサイドテーブルはダイニングテーブルと脚のデザインがお揃い。ちょっと個性のある形に愛着が湧きますね。
心の余裕を保つための癒しスペース
キャンドル風ランプ「LED candle Lunga ミラー」(DI CLASSE)
美しいチーク柄を基調にした北欧ヴィンテージ風の一人暮らしインテリア【NORTH FOREST 02 | My only natural time】をお届けしました。癒しスペースの「ヌック」や、ヴィンテージ風の家具や照明アイテムも、雰囲気を高めるポイントになっていました。
北欧インテリアに魅力を感じた方は、まずはキャンドルから始めてみるのもおすすめです。より手軽に取り入れるならキャンドル風のランプを。消し忘れの心配もなく本物の炎のような揺らぎでリラックス効果も得られます。
タイマー機能付きで毎日自動点灯してくれるから、慌ただしく過ごす日常に“HYGGE(ヒュッゲ)”の時間を知らせてくれますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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