ラフィス

【室内ドア「ラフィス」】温かみを感じる北欧“ヒュッゲ”スタイル。床座を楽しむ心地良い暮らし。

【室内ドア「ラフィス」】温かみを感じる北欧“ヒュッゲ”スタイル。床座を楽しむ心地良い暮らし。
Living Deli編集室
Living Deli編集室
LIXILインテリア事業部

ドアや床、収納を開発しているLIXILリビング事業部のメンバーがお送りします。商品紹介ページには掲載していないコーディネートや組み合わせ方のコツなど、思いを込めてご紹介していきます。

組み合わせて楽しめるLIXILの建材と人気家具店とのコラボレーションで彩る“私らしい”コーディネートレシピ「スタイル手帖」。

今回は、LIXILの選べる室内ドアから「ラフィス」を中心としたコーディネートを、Living Deli編集室のスタッフが提案します。

テレワークが一般的になり、自宅で過ごす時間が増えてきた昨今。仕事をするために部屋にこもるのではなく、家族と同じ空間を共有しながら、各々のやりたいことが叶うコーディネートをご紹介します。

落ち着きのあるグレーをアクセントに。床座を楽しむ癒やしの空間

室内ドア「ラフィス」を用いた北欧風コーディネート
選べるドアの「ラフィス」。落ち着きのある上質なグレーと、すっきりとしたノイズレスなデザインが魅力

「冬を楽しむ」をテーマにしたという今回の部屋。くつろぎの時間から生まれる幸福感を意味するデンマーク語の“HYGEE(ヒュッゲ)”をイメージさせる空間演出です。

Living Deli編集室:「子どもがいるファミリー世帯を想定し、寒い季節でも温かく過ごせる居心地の良い部屋を目指しました」

テレビボードを机として使用し、リビングの一角にワークスペースを設けたことも印象的です。

Living Deli編集室:「今回は“床座を楽しむ”がコンセプトのひとつ。円形のリビングテーブルはこたつとしても使用できます。高さのあるアイテムは使用せず、全体の重心を低めにしてバランスを取りました」

室内ドアはノイズレスなデザインが魅力の「ラフィス」が採用されています。「ラフィス」といえば一般的な室内ドアよりも高さがある“ハイドア”のイメージが強いのですが、こちらは小さめでしょうか?

Living Deli編集室:「そうですね。ラフィスは他シリーズと違って、規格サイズ=ハイドアのサイズ2400mmなんです。ただ、今回の空間では全体的に可愛らしい雰囲気にしたかったので、標準的な高さ=約2000mmに設定しています」

サイズの違う円形テーブルを並べて、“丸み”を空間に馴染ませる

室内ドア「ラフィス」を用いた北欧風コーディネートドアと壁の色味に合わせて、床は「ラシッサD フロア」のメープルF。壁紙は北欧テイストのリース模様をセレクト

Living Deli編集室:「今回は北欧テイストの部屋にしたかったので、“かっこいい”よりも“可愛らしい”雰囲気にするため、リースのような丸い柄の壁紙と、ふんわりと厚みのあるラグを取り入れました」

アイボリーのソファとラグが、グレーのドアや壁と調和して温かさや柔らかさを感じさせてくれます。

ASPLUNDの「カルテットラウンドコタツテーブル」リビングテーブルの下に敷いたユニットラグは「SOFTY LINE」(㈱川島織物セルコン)のアイボリー。簡単に設置できる上、汚れた部分だけ取り外して手洗いできるのも魅力

色や柄のある壁に憧れますが、バランスよく取り入れるためのポイントはあるのでしょうか。

Living Deli編集室:「壁紙にカラーや柄物を取り入れる場合、部屋のアクセントカラーと統一させることがポイントです。今回のように地色と柄のコントラストがはっきりしている壁紙は、広い面に用いるのではなく、サブとなる壁の一面だけに取り入れた方がまとまり良く仕上がります」

今回の床でセレクトした「ラシッサD フロア」メープルFは、天然木のような風合いが魅力的で、アイボリーともグレーとも馴染みが良い色味です。

Living Deli編集室:「床材には、本物の“木”を感じるような、優しい雰囲気を演出してくれる色味を選びました。もし床が木目でなかったとしたら、オフィスや店舗のような印象が強まると思います。グレーの壁とドアに、木目調の床を組み合わせたからこそ“北欧テイスト”が成立するのです」

ASPLUNDの「カルテットラウンドコタツテーブル」リビングテーブルは「カルテットラウンドコタツテーブル」(ASPLUND)。天然木の天板にスタイリッシュなゴールドの繋ぎがアクセント

円形のテーブルを近い距離にふたつ並べることで、ソファ周りが優しい雰囲気に包まれます。

Living Deli編集室:「丸いアイテムは、ドアやラグの四角いインテリアとの調和が取りづらいことも多いのですが、高さとサイズの違う二つの円形テーブルを置くことで、その課題を解消しました。テーブルに使われている“黒”と“ゴールド”が、まろやかなトーンを程よく引き締めてくれています」

寒くなったらこたつにチェンジ。和やか空間に自然と会話も弾む

ASPLUNDの「カルテットラウンドコタツテーブル」
カルテットラウンドコタツテーブルに併せたのはアイボリーの掛け布団。ラグやソファと馴染みよく、空間全体を広く見せてくれます。

Living Deli編集室:「アイボリーなどの明るいトーンをメインカラーにすると、部屋が広々とした印象になります。これも空間を広く見せるためのコツのひとつなんですよ」

ASPLUNDの「カルテットラウンドコタツテーブル」

柄物のこたつ布団だと生活感が出てしまうこともありますが、無地の掛け布団ならモダンな雰囲気をキープ。今回は、ソファやラグと同系色のアイボリーのセレクトですが、グレーやベージュでも相性は良いといいます。

一方、座布団はカラフルなものにして、空間に遊び心をプラス。家族みんなでこたつに集合し、わいわい楽しく会話する様子が浮かびますね。

直座り“だから”心地良い。テレビボードの新しい活用方法を提案

CRASH GATEのテレビボード「ストローTV WF-1」ローデスクとして使用しているのはテレビボードの「ストローTV WF-1」(CRASH GATE)、ユニットラグは「SOFTY LINE」(㈱川島織物セルコン)のグレー

リビングの部屋の角に設けられたワークスペース。ローテーブルには、テレビボードを活用。これまでにない新しいスタイルが特徴的です。

Living Deli編集室:「このテレビボードは、L型とI型の2つのパーツから構成されているので、置き方次第でさまざまな使い方が楽しめます。今回は壁に沿ってL字に配置してローデスクとしての使い方を提案してみました」

CRASH GATEのテレビボード「ストローTV WF-1」L型とI型、2つのパーツを自由に組み合わせることが可能

こちらのスペースにはグレーのラグを用いていますが、あえてこたつの下に敷いたラグと違う色味を取り入れることで、同じ空間にいながらも、穏やかな境界線を示してくれているようです。

CRASH GATEのテレビボード「ストローTV WF-1」PC作業をするのにちょうど良い高さ。書類や本をしまうスペースも充実

Living Deli編集室:「親子がこたつでくつろいでいて、お母さん、もしくはお父さんがワークスペースでPC作業をしている風景がしっくりくる空間です。各々違う使い方をしていても、時間と場所を共有するということで、ほっとくつろげるひとときを過ごせるのではないでしょうか」

観葉植物で空間に動きをつけ、小物で遊び心をプラス

室内ドア「ラフィス」を用いた北欧風コーディネート
所々に置かれた観葉植物も “癒やし”の雰囲気を演出しています。ビビッドな花瓶も心地良いアクセントに。

Living Deli編集室:「グリーンは背の高さが揃わないようにしました。あえて不揃いにさせることで空間に動きをつけ、のっぺりとした印象になること避けました。花瓶の黄、赤、青は、こたつの座布団やソファに置いたクッションとリンクさせています。アクセントカラーを入れるときは、その空間にある色とリンクさせることがポイントです」

CRASH GATEのテレビボード「ストローTV WF-1」

床座で揃う、家族の目線。この空間からは穏やかで温かい対話が生まれるはず。北欧の“ヒュッゲ”スタイルの部屋づくり、参考にしてみてはいかがでしょうか。

・撮影:山田健司
・取材執筆:佐藤有香

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