子どもと料理を楽しめる広々キッチン、ゆったり1日の疲れを癒すバスルームなど、みなさんはマイホームにどんな夢を描いていますか?
私事ではありますが、この度マイホームを建築することになりました。
自分が描く理想の暮らしを形にするために、今からワクワクが止まりません!
そこで今回から新コラム「MYHOME-LOG」として、マイホームを建てるために何から始めたら良いのか、どんなことをすれば良いのか、完成するまでの記録をシリーズでレポートしていきたいと思います。
「マイホームが欲しい!」と思ったら、まずは“お金”のことから
マイホームの購入を検討するなら、まずはお金のことを考えるのが第一。
マイホーム資金は人生の3大資金のひとつで、かなり大きな金額が必要です。ですから前もって予算を立て、無理のない資金計画をすることが大切。
資金計画をする上で必須なのが、ライフプランです。
人生のどのタイミングで、どのくらいお金が必要かを時系列に表したもので、無理のない資金計画をする上で重要な役割があります。不安な方はファイナンシャルプランナーなどに相談すると、丁寧に教えてくれますよ。
また物件購入には、税金や手数料などの諸費用もかかります。
諸費用は現金での支払いになるので、頭金とは別に用意しておく必要があります。
また、戸建てのマイホームを実現させる方法は、
①土地を購入して新築する
➁中古住宅を購入してリノベーションする
と大きく分けると2種類です。金額も大きく変わってくるので、予算やライフスタイルに合わせてどのスタイルで実行するかを決めましょう。
マイホーム購入にはどのくらいの予算が必要?
国土交通省 令和元年度住宅市場動向調査報告書より
気になるマイホームのお金事情。マイホーム購入には実際どのくらいの予算が必要なのでしょうか?
国土交通省が調査した「住宅市場動向調査報告書」を見てみましょう。(注文住宅の調査地域は全国・その他住宅は三大都市圏での調査の数字です)
注文住宅の購入費用は、全国平均4,294万円で自己資金(※)は826万円、自己資本率は19.2%でした。地域によっても地価などに差があるので、あくまでも参考までの数値ですが、予算に合わせてどんなスタイルでマイホームを選択するかの目安になりますね。
そしてマイホーム計画で、大切なことはいかに頭金を多く入れて購入するか。頭金の額によって、その後のローン返済額も大きく変わります。
※自己資金:不動産購入時に必要な現金。頭金、仲介手数料等の諸費用、引っ越し費用など
無理のないマイホーム計画の目安って?
理想を実現するマイホームも、無理な資金計画で、毎月の生活が圧迫されてしまっては本末転倒です。まずは、家計の現状を把握することが大切です。
「チェックリスト」を作成したので、ぜひマイホームを計画する上での道しるべとして活用していただけたら幸いです。
▼チェックリストはこちら▼
「無理のないマイホーム計画 チェックリスト」(作成:東京ファンライフ不動産)
計画する際のポイントも掲載してあるので、ぜひ参考にしてみてください。
マイホームを計画するときに必ずチェックすることは?
マイホーム取得者の負担を少しでも軽減するために、国や都道府県・市区町村が税制の優遇措置や助成制度を設けています。
2021年実施されている制度を紹介すると、こんな制度があります。
『住宅ローン減税制度』…毎年のローン残高の1%を、
『すまい給付金』…収入額に応じて最大50万円給付。
『グリーン住宅ポイント制度』…「新たな日常」および防災に対応した追加工事や様々な商品と交換できるポイントを発行される制度。
『新・省エネルギー設備機器等導入補助制度』…都道府県や市区町村による、省エネルギー機器導入費用の一部の補助金。
このように様々な補助金制度や、ポイント制度を活用して賢くマイホーム計画ができます。いずれも届け出や対象になる期限もあるので、希望される方は詳細を調べてみてください。
夢のマイホームをお気に入りの空間にするために
少々堅苦しい話になってしまいましたが、マイホーム計画でお金のことは一番大切なポイントです。「しっかり資金計画をしてより良いライフスタイルを!」ということで最後は私が頭の中でイメージしている理想のインテリアについてご紹介します。
私がおすすめしたい方法が、使いたいアイテムのイメージを1枚の紙にスクラップすること。使いたい家具や室内ドア・キッチンの扉など空間を構成するアイテムを並べてみることで全体のイメージを把握でき、まとまりのある、空間作りへの近道になります。
お気に入りのインテリアがまだ見つかっていない方は、ネットやインテリア雑誌など気になる空間の写真を同じようにスクラップしてみてください。写真を並べてみるだけで好みの傾向が、可視化できて新たな発見もありますよ!
ちなみにこちらはLIXILのショールームで一目惚れしたシステムキッチン『リシェルSI』のシエルブルー。インテリアを考えるときは、取り入れたいアイテムを先に決めて、そこからその他の要素を決めていく方法もおすすめです。
私はこのシステムキッチンに一目惚れしてしまったので、ダイニングまわりはこのシステムキッチンを中心にインテリアコーディネートを検討中です。
鮮やかでエレガントなシエルブルーのイメージを生かしたインテリア。家具は基本ホワイトでまとめて、マーブル柄やゴールドをアクセントにコーディネートしてみようと思います。
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ショールームでの見学については、次回のコラムでじっくりご紹介したいと思っていますが、イメージが沸かない方は、様々なショールームに行って実物を五感で感じることも大切です。
※現在は、新型コロナウィルスの感染拡大を鑑み、各社ショールーム来場制限をしている場合もあります。事前に各社ホームページで詳細確認することをおすすめします。
「マイホームが欲しい!」と思ったらまず始めるべき資金計画についてご紹介しました。
ローンシュミレーションなどインターネットでもできるので、便利なツールを活用して資金計画をしてみて下さいね。
次回のコラムでは、建築メーカーさんの選び方と打ち合わせ、設計についてご紹介します。
お楽しみに!