⾃然と寄り添いながら⽣きる⽇本古来の価値観を表現した温かみのある空間【＠Home Living】

公開日：2022/06/30

更新日：2024/12/27

⾃然と寄り添いながら⽣きる⽇本古来の価値観を表現した温かみのある空間【＠Home Living】

Living Deli編集室

LIXILリビング事業部

ドアや床、収納を開発しているLIXILリビング事業部のメンバーがお送りします。商品紹介ページには掲載していないコーディネートや組み合わせ方のコツなど、思いを込めてご紹介していきます。

心地よいゆらぎのある木目やスリムな格子を取り入れた空間をご紹介します。日々の暮らしに日本の文化や価値観を取り入れ、シンプルでコンパクトな家具や素地を活かした陶器など、自然な仕上げを施したアイテムが馴染むインテリアです。家族の暮らしを穏やかに彩る、心やすらぐ清らかさを感じます。

このインテリアレシピは、リクシルが「@Home Living(※)」で提案する6つのLDK空間の1つ “KINARI MODREN（キナリモダン）”からのご紹介です。

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（※）@Home Living（アットホームリビング）とは
住まいに求めるものは⼈それぞれ。もっとあなたらしく毎⽇を過ごすために、あなたのこだわりを叶えたい。そんな想いから、様々なこだわりに寄り添うＬＤＫ空間を「＠Home Livingな暮らし方」としてリクシルではご提案しています。

キナリモダンのコーディネート

庭を中心とした空間でゆるやかに家族のつながりを感じる

「キナリモダン」夕方の風景

淡い色調の素材や格子でゆるやかにつながるLDKは、やわらかく拡散する光の中で穏やかな時間が流れます。

家の中央に配された中庭を回遊するようにデザインした空間は、どこにいても庭と家族の気配が。仕事も食事も、団らんも、穏やかな空間のなかでゆるやかにつながります。

日中はたっぷりそそぐ陽光を浴びて、夜は照明を控えめに。
自然な光と音を感じながら、素のままの自分になれる、そんな空間です。

日本になじみ深い色柄が心地よい空間作り

室内ドア「ラシッサD キナリモダン」と「インテリア格子」室内ドア「ラシッサD キナリモダン」コウノキ、格子「インテリア格子」コウノキ

「KINARI MODERN」のインテリアカラーは、どれも日本にゆかりのある色。
引戸や格子のカラー「コウノキ」は日本ではなじみ深い樹種である「桂」の別名。繊細な木目とやわらかな色合いはお部屋に穏やかな印象を与えてくれます。

扉の上から下まで通った溝を引手として使用するデザインの引戸は、木を彫りこんだような見た目であたたかみを感じます。

キナリモダンの床材「ラシッサ Dフロア」クルミF
床材「ラシッサ Dフロア」クルミF

床は、自然な木肌のグラデーションが綺麗なカラー「クルミ」の床材。日本産の樹種に限定して木目を再現しました。

家族で過ごすダイニングスペースは、素材も色もやわらかなもので統一しました。空間にはゆったりした時間が流れ、自然な笑顔や会話が想像できます。

ダイニングテーブルにはチェアとベンチを組み合わせて。背もたれのないベンチは空間を広く見せる効果があります。

タイル「エコカラットプラス」和細工の素色（そしょく）

ダイニングの横には和紙の質感をモチーフにした「エコカラット」を。インテリアのアクセントとしてはもちろん、吸湿・脱臭・有害物質の低減などの嬉しい機能も付いています。

和紙の素朴でやわらかな質感と木目とを組み合わせたデザインが、インテリアと美しく溶け合います。

木のぬくもりを感じる、明るく清潔感あふれるキッチン

オープン対面キッチン「ノクト」。ワークトップ：ソルティホワイト、扉デザイン・カラー：クオリティウッドシリーズコウノキ

「おうち時間」を通じて感じた、料理や食事と向き合うひとときの大切さ。
家族の気配を感じるキッチンは、みんなで食べる楽しみを想像しながら料理に取り組む幸せな時間を過ごせます。

コーディネートしたキッチンは、やわらかな木目調。色は引戸やインテリア格子と同じ「コウノキ」で木のぬくもりを感じさせる空間に。

「コウノキ」の穏やかな表情と清潔感が漂うホワイトの人造大理石が、明るく心地よい雰囲気を醸し出します。

庭に面した窓から差しこむ明るい陽射しとあいまって、家族の団らんをやさしい時間に。

ニューノーマルな暮らしの象徴「ワークスペース」

「キナリモダン」和室のワークスペース畳「アクセント畳」グレージュ、カウンター「シートカウンター」コウノキ、カウンター前のマグネットパネル「アクセントボード」ソフトグレー、タイル「エコカラットプラス」陶連子の生成り色

リモート会議やオンライン授業も当たり前になりました。そんな状況を受けて自宅にワークスペースを設けた方も多いのではないでしょうか。

ご提案するのは小上がりになった和室のワークスペース。他の空間と高さを変えることでゆるやかなゾーニングが叶います。さらにインテリア格子で仕切ることで、独立性を高めつつ家族のつながりを感じる空間に仕上がりました。

ダイニング側からの光が映す、格子の影が印象的で癒されます。

玄関での「手洗い」を習慣に清潔で安心な暮らし

LIXILの手洗い「どこでも手洗」カウンター
手洗い「どこでも手洗」カウンター：ムージャンホワイト/ホワイト、手洗器セット：マットホワイト

これまでに比べて、より意識するようになった手洗い。こちらは玄関に入ってすぐの場所に、手洗い場を設ける提案です。

リビングドアのハンドルや電気のスイッチなどに触れる前に手を洗うことができれば、帰宅後の流れがスムーズになり、安心感がありますね。

白でまとめた手洗カウンターが壁面にすっきり溶け込み、インテリアを選ばないシンプルなデザインも魅力です。