ラフィス

間仕切りのない「ワンルーム風」の間取りで繋がりを大切にした二人暮らしインテリア

間仕切りのない「ワンルーム風」の間取りで繋がりを大切にした二人暮らしインテリア
Living Deli編集室
Living Deli編集室
LIXILインテリア事業部

ドアや床、収納を開発しているLIXILリビング事業部のメンバーがお送りします。商品紹介ページには掲載していないコーディネートや組み合わせ方のコツなど、思いを込めてご紹介していきます。

家族やパートナーなど、自分以外の人と暮らす家には部屋が複数個あるのが一般的ですよね。しかしあえて各部屋の間に仕切りを設けずに、広くワンルーム的な間取りを作る選択肢もあります。間仕切りが無い空間は開放的で住む人同士の繋がりを感じやすいです。
今回はそんなワンルーム風に空間を使ったインテリアをご紹介。仕切りを設けないことで気になる「プライベートの確保」も、ホワイトのスモークガラスを用いて“ちょうど良い距離感”を保つ解決方法をご提案しています。

▼使用したアイテム
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□ガラスドアラフィス(プレシャスホワイト/クリア、フロストホワイト)
□室内ドアラフィス(ファブオーク、プレシャスホワイト)
・ドア把手…スクエアJ(シャインニッケル、プレシャスホワイト)
□室内引戸…ラフィス(トープ)
・引手…シャインニッケル
□床材…リアルウッドフロア(オーク)
□デスク…ヴィータス(クリエペール)
□ベンチ…リラックスベンチ(オプション 座面クッション ベージュ、ネイビー)
□アートパネル…エコカラット デザインパネルキット(アール・ブリュット EDPK-9090/51)
□手洗い…どこでも手洗(ライトオーク/波工房/クロム)
□マグネットボード…アクセントボード(プレシャスホワイト)
□クローゼット…ヴィータス パネル D400
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寝室とリビングをひとつの空間にした開放的な間取り

床材「リアルウッドフロア」オーク、ガラスドア「ラフィス」ホワイト×クリアガラス

今回はリビングの隣に寝室を設けた間取り。壁を極力少なくすることで抜け感があり広々とした印象を受けます。
ただ同じペースで生活できない日は寝室で休む側にとってリビングの音が気になるシーンもありそうですよね。そんなときにリビングの音を軽減して互いのプライベート感を高められるようにリビングと寝室の間にガラスの引戸を設けました。

間仕切りとして使っているのは「ラフィス」のガラスドア。スリムなホワイトフレームが空間に馴染み、大きな透明ガラスは開けても閉めても部屋の広がりを損なうことがありません。

また、開放的な空間で気になるのが冷暖房効率。間仕切りをガラスの引戸にすることで、開放感はそのままに冷暖房の効率を高めることができます

睡眠の質をあげる寝室レイアウト

デスク「ヴィータス」クリエペール、引戸「ラフィス」トープ、アートパネル「エコカラット デザインパネルキット」アールブリュット、アクセントクロス「TH32286」(サンゲツ)

寝室はシンメトリーにベッドとデスク・ベンチコーナーを配置しています。

近年「快眠」や「睡眠の質」という言葉を耳にする機会も増え、ベッドは一人1台という考え方も出てきています。今回の空間でも大きなベッドを1台配置するではなく一人用を2台レイアウトしました。

ベッドの間の仕切り「ラフィス」ホワイト×フロストホワイトガラス

さらに、就寝前後の時間の使い方が異なる場合でも心地よい眠りを確保できるように、ベッド同士の間に「ラフィス」のFIXガラスパネルを配置。フロストホワイトガラスはほんのりと透け感のあるガラスのため、相手の気配だけが伝わるちょうど良い距離感を生み出します。

ベッドのヘッドボードのように設置したアートボードはエコカラット。ただオシャレなだけでなく、白いエコカラットに照明を当てて反射させることでベッドでくつろぐ際の手元照明にもなるという仕掛け。こちらの詳しい解説はコイズミ照明さんに執筆いただいたコラムにて是非ご覧ください。

フロストホワイトガラスはあかりを優しく通します。デスク横のベンチは「リラックスベンチ」座面クッション ベージュ

デスク「ヴィータス」クリエペール、ベンチ「リラックスベンチ」座面クッション ネイビー。チェア「HORE CHAIR」(FIS)

シンメトリーに配置したデスクとベンチは読書や仕事等、お互い自由なスペースとして使えます。デスクの両サイドも収納ですがベンチの下も大きな引き出しになっているので、趣味のものをおさめるのにも最適です。

身支度が効率よく進む手洗いコーナー付クローゼット



ベッド脇の引戸を開けるとクローゼットに繋がります。通り抜けができるウォークスルータイプのクローゼットです。こちらも対称に収納棚を設置しています。

収納棚「ヴィータス パネル」、マグネットボード「アクセントボード」プレシャスホワイト、ミラー「KIKURI MIRROR」スツール「MARUKECH STOOL」(どちらもCRASH GATE)、アクセントクロス「RE53458」(サンゲツ)

クローゼット内部はこの空間で身支度が完結できるように、洗面コーナーも併設しています。壁紙で遊び心もプラスして、準備が楽しくなる雰囲気づくりを意識しました。
お互い行き来できる通路幅を確保しつつ最大限収納量を増やすために壁面も余さず活用。洗面の背後にはマグネットがくっつくアクセントボードを設置。帽子やアクセサリー等引っ掛けておきたいものの収納に便利です。

手洗い「どこでも手洗」カウンター ライトオーク/ボウル 波工房/水栓金具 クロム

収納棚「ヴィータス パネル」クローゼットタイプD400

ヴィータス パネルはパイプが3か所に設けてあることで洋服を効率良く収納できるクローゼットタイプを取り入れました。サイドに付いている小さな棚はちょっとした小物を置くのに便利。
棚板などの部材はオンラインで購入可能なので、後々使い方を変えたくなったときも自由にカスタマイズすることができます。

ガラスの抜け感と壁に馴染む色選びでハイドアの圧迫感を回避

ガラスドアは全て「ラフィス」のフレーム プレシャスホワイト。ガラスは右からフロストホワイト、クリア、クリア

リビングはガラスドアを並べてレイアウト。
ラフィスのガラスドアは用途や好みに合わせて3種類のガラスから選ぶことができます。

玄関からリビングに繋がる親子ドアは、奥行を感じるクリアタイプを選んでいます。
親子ドアは普段は親扉(大きい方)のみを開閉しますが、大きな家具を運び入れる場合などは子扉側も開放して開口を広げることもできます。

ドアはどちらも「ラフィス」(左)プレシャスホワイト(右)ファブオーク

玄関から親子ドアを通して正面に見えたドアも「ラフィス」。こちらは木質タイプです。
この空間のようにハイドアが連続する場合、扉の存在感が強く圧迫感がでてしまうこともありますが、左のプレシャスホワイトのドアや寝室のトープの引戸のように、扉と壁紙のカラーを合わせることで、扉を壁に馴染ませ存在感を抑える使い方ができるのもラフィスの魅力。ドア枠が細いため、ノイズレスな印象になります。

ドア把手は「スクエアJ」デザイン。扉本体と同色のプレシャスホワイトをセレクト。

ドアの把手もノイズレスなデザインのスクエアJをセレクト。カラーは把手までホワイトにすることでドアと同化させ、空間をすっきりと仕上げました。

間仕切りのない「ワンルーム風」の2人暮らしインテリア、いかがでしたか?
お互いの繋がりを感じやすいからこそ、睡眠をはじめとしたそれぞれの時間も大切にできる空間づくりを意識することで、穏やかに自然体な暮らしを送ることができそうです。

参考になれば幸いです。

・撮影:西海 力

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