Y.Aさま邸
SPAGE
東京にお住まいのY.Aさん夫妻、趣味は温泉めぐりとスキンダイビング。この夏も、新島や八丈島で海亀と一緒に泳いできたのだとか。
「自然に触れるのが好きなんです。庭のあるこの家に越してからは、野菜やフルーツ、ハーブなどを育てるポタジエガーデンづくりにも夢中です」
そんな自然を愛するおふたりが、お風呂のリニューアルに選んだのはリクシルの「スパージュ」。決め手は、肩湯が流れるせせらぎのような音による、ヒーリング効果でした。
Y.Aさん夫妻が両親から一軒家を引き継いだのは、2019年。入居後は、水回りを中心にリフォームをすることになりました。
「以前のお風呂はタイル貼りの在来工法。広く立派なつくりでしたが、いまの自分にはお掃除がとにかく大変でした。タイルの目地はゴシゴシこすらないといけないし、どんなに頑張って磨いても落ちない汚れが溜まっていきます」
そんなとき、ご主人が提案してきたのがスパージュでした。黒を基調にした、シンプルでモダンなデザイン、お手入れのしやすい最新設備。さらに肩湯機能があり、水が流れる音は、まるで露天風呂に浸かっているようだといいます。
「夫の仕事は建築関係。お客さまの家やショールームなどで、いろいろ見てきたなかで絶対にこれがいいと思っていたようです。わたしは、お風呂は白のイメージが強かったので、黒い壁にいまひとつピンとこず。石のような壁も、かっこいいけれどお手入れが大変なんじゃないかと心配だったんですが……」
しかし、その心配ごとは、ショールームに行くことで、どれもクリアになりました。
「写真で見ていたときと、実際に手触りを確かめながらショールームの方に説明を聞くのとではまったく印象が違いました。壁に使ったタイル素材も夫の譲れないポイントだったようで、本物の石のような雰囲気なのに、とにかくお手入れがラクなんですね。以前は、来客があるたびに気になる目地汚れをこすり洗いしてヘトヘトでしたが、この壁は気になったときにさっとこする程度です」
黒は水垢が目立つのではという心配も、「お手入れしやすく大丈夫でした」と笑顔のY.Aさん。浴槽のツルツルとした手触りやツートーンの美しい切り替え部分も「ビリヤードの球みたいでかっこいい」と、夫婦でお気に入りなのだそうです。
さらに浴室の扉をガラスにしたことで、開放的に過ごせる空間になりました。
「黒=狭く感じる、というわけではないんですね。ガラスドアは、鏡と同様スクイージーで水滴だけ拭うようにしています。以前のプラスチック素材に比べて見た目もすっきりし、お手入れもしやすいです」
スパージュにしたことで、お風呂は「からだを洗う場所」から、「くつろぎの空間」へと生まれ変わりました。
「夫はなんといっても、肩湯の気持ちよさと、音の癒し効果がお気に入りのようです。水が流れる音は、ヒーリング効果があると言われますよね。休日は早朝からお風呂にタブレットを持ち込んで、映画を1本観ているんですよ。途中、呼び出しボタンで『ドリンクのおかわりお願い~!』なんてことも。きっと、居心地がいいんですね」
一方Y.Aさんは、夏は早朝の庭仕事のあとに肩湯でリラックスしたり、夜は照明を落としてゆったり過ごしたり。
「蓋もテーブルとして使えるので、ホームエステや文庫本、お気に入りのコスメやドリンクを持ち込んで、のんびり過ごすのが最高です」
ときには夫婦でタブレットを見ながら、「次の旅行はどこに行く?」なんて相談も。
「以前のお風呂では、一緒におしゃべりを楽しもうなんて雰囲気にはならなかった気がします。いままではお風呂は清潔感のある白がいいし、機能は求めず、四角のかたちで浸かれたらOK、なんて考えていたんです。でも、このダークトーンだからこそ気持ちが落ち着くし、ゆっくりくつろげるのかもしれませんね。スパージュにして、居心地のいい、もうひとつの部屋が増えたようで、うれしいです」
Y.Aさん夫婦が選んだのは、マットロックストーングレー。上質で落ち着いた空間を創る、グレーの玄武岩調タイルです。
肌にベールをまとうような、柔らかな湯あたり。水の流れる音もヒーリング効果に。
ブラックスモークのガラスを用いた引き戸が、脱衣場と浴室を明るくつなぎ、開放感と広がりのある空間へ。
※掲載商品は、販売を終了している場合があります。最新のラインアップは、カタログ・ショールームでご確認下さい。