季節を感じる暮らしは、日常に彩りや変化を与えてくれます。
お洋服を長袖から半袖、そしてノースリーブにと季節に合わせて調節していくように、インテリアも少しずつ変化を加えられたら楽しいですよね。
今回はインテリアの衣替えを気軽に楽しむコツと、初夏にぴったりなホワイトとグリーンを組み合わせた爽やかなインテリアのアレンジをご紹介します。
目次
- インテリアの衣替えを気軽に楽しむためには?
- ワントーンやモノトーン、まずはベーシックなインテリアの基礎を作る
- ホワイトとグリーンの雑貨で、初夏らしいインテリアに
- 初夏は枝ものデビューに絶好のシーズン
- 大きな枝ものグリーンには、背の高いフラワーベースを
- 初夏は寒色カラーのお花で、爽やかにインテリアをアレンジ
インテリアの衣替えを気軽に楽しむためには?
「インテリアを気軽にチェンジできたら楽しいけど、家具の入れ替えは大変そう」と、ハードルを感じる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方にはベースのインテリアを完成させ、そこに「プラスON」という方法がおすすめです!
「プラスON」とは、雑貨や小物などインテリアの一部分だけを変更して季節感を出す方法。
全体を変えるのはとても大変ですが、一部分だと気軽にチェンジができます。家具を大きく変えるわけではないので、保管スペースを取らないのも魅力ですね。
ワントーンやモノトーン、まずはベーシックなインテリアの基礎を作る
「プラスON」で季節感を出すなら、ベースとなるインテリアはベーシックなものがおすすめです。
ナチュラルな雰囲気がお好みの方は、ウッドやベージュのワントーン、スタイリッシュな雰囲気がお好みの方はグレーやホワイトのモノトーンなど。
年中通しても使える、お洋服で例えるとデニムに白いカットソーのようなイメージですね!
ベーシックなインテリアこそ、納得のいくものにすると、より好みの空間を作りやすくなりますよ。
わが家では、床や家具の無垢オーク材に馴染むラグやカーテンを選び、全体のトーンを合わせています。
ホワイトとグリーンの雑貨で、初夏らしいインテリアに
ベースのインテリアができれば、あとは雑貨やファブリックで「プラスON」を楽しむだけ。
初夏らしさを演出するためには、涼しげな素材感とカラーはホワイトやグリーンなどがオススメです。
今回は、ホワイトのブランケットを取り入れて、全体を明るく爽やかな印象にしました。
寒い季節はふわふわの温かいブランケット、暖かい季節は薄手の軽いブランケットなど、使い分けるだけでも部屋全体の印象が変わります。季節に合わせた素材を取り入れることで、より季節感のあるインテリアに仕上がります。
今回はさらに爽やかな印象になるよう、グリーンのクッションも追加。
クッション全部を取り替えることもちろん良いですが、一部を変えるだけでも印象がガラっと変わります。時間もかからないので、気軽に楽しめますね。
「プラスON」はファブリックだけでなく、雑貨でも。
花瓶やディフューザー、オブジェ、フォトフレームなどで季節感を加えるのがおすすめです!
こちらもすべて変えるのではなく、1箇所だけ変えることから始めてみましょう。
特に取り入れやすいアイテムは、消耗品のディフューザー。
こちらの空間には、爽やかなグリーンカラーのディフューザーを取り入れてみました。
テレビボードの端は、透明ガラスのポプリ、ウッドの照明を置いて、多肉植物の鉢はベーシックなホワイトをベースのインテリアにしています。
そこに透明感のある泡グラスを「プラスON」して、初夏らしい涼しげな雰囲気にしてみました。
初夏は枝ものデビューに絶好のシーズン
グリーンを自宅に迎える最適な季節は、春から夏。
特に初夏は素敵な枝もの植物がたくさん出回ります。
まだ自宅に観葉植物を置いていない方には、グリーンを気軽に取り入れる絶好のシーズン!
普段から観葉植物を楽しんでいる方も、枝ものもプラスして爽やかな空間を目指しませんか?
枝ものは60cm程度の短いものから、背丈を超える大ぶりのものまでたくさんの種類があります。
気軽に取り入れるのにおすすめのサイズは1m前後。
お部屋の色々な場所に飾りやすく、グリーンの存在感もしっかりとあります。
枝ものの魅力は、茂り方や生ける本数によって、印象を変えられること。
グリーンの存在感をしっかりと出したい場合は、葉が茂っているものを選んだり、複数本まとめて飾ってみましょう。
こちらの空間には存在感たっぷりの「アセビ」を2本生けています。
大きな枝ものグリーンには、背の高いフラワーベースを
花の資材屋ホワイエの「割れない花瓶」
枝ものを飾るには、どっしりとした背丈のある花瓶が必要です。
大ぶりの花瓶は少々お値段がするので慎重に選びたいところですよね。
私がおすすめしたいのは、「花の資材屋ホワイエ」のシンプルな筒型ベース。
ガラス製に見えますが、実はポリカーボネート(プラスチック素材)なんです!
ハンマーで叩いても割れない強度で、もちろん落としても割れません。破損する心配がないので、写真のように床置きにしても安心して使うことができます。
さらにバクテリアの繁殖率がガラスの1/4以下で、お花が長持ちするという魅力も。
ホルムガードの「フローラベース」24cm
もうひとつのおすすめが、「ホルムガード」のフローラベース24cm。
どっしりと安定感があるので、1本の枝もしっかり支えてくれます。
絶妙な口の広がりで、複数本をフワッとキレイに生けられるのも特徴。
紫陽花やユリ、ミモザなど、茎が長めのお花にもぴったりで、初心者さんにイチオシの花瓶です!
初夏は寒色カラーのお花で、爽やかにインテリアをアレンジ
「枝だけじゃ物足りない!お花も飾りたい」という方には、グリーンたっぷりの寒色カラーのアレンジがおすすめです。
グリーンの花や葉っぱを多めにして、ホワイトやブルーなど寒色系のお花をメインにすると、爽やかな雰囲気を演出できます。
小花を少し長めに出して、そよそよと揺れるアレンジもいいかもしれませんね!
インテリアを楽しむのは気軽でOK。
ラグを変えたり、カバーや雑貨を全部取り替えたり、大掛かりな変更はとてもワクワクしますが、気軽に「プラスON」でもインテリアの雰囲気はガラっと変えることができます。
初夏の爽やかなインテリアのキーポイントは、明るいカラーとグリーン。
ファブリックや植物のグリーンで、お家を爽やかにアレンジしてみませんか?
小さなことから、季節感のある暮らしを体験してみましょう。
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