一人前になるために、成長する機会を自らつくり出す

商品開発

浴室開発部 構造開発G 壁T

K.H / 2022年入社 
機械工学科

#新卒 #高専

人々の暮らしを豊かにするための細やかなこだわりに共感

もともと住宅業界に興味があり、就職活動でも住宅に関わる仕事ができる会社を探していました。興味を持ったきっかけは、TVで放送されていた住宅のリフォーム特集。番組で取り上げられていた職人さんが、住宅の細部にまでこだわりを持って設計している姿に感銘を受けました。自分が普段当たり前に使っていた玄関やキッチン、お風呂にもつくり手のこだわりや思いがたくさん詰まっている。そんな気づきからどんどん住宅づくりへの関心が高まっていきました。 そんな中で出会った会社がLIXILです。選考前に参加したインターンシップでは、LIXILの浴室などが展示されたショールームを見学。デザインや機能に工夫を凝らしながら、ユーザーの居心地の良さを追求しているLIXILのものづくり精神に魅力を感じました。自分がこだわりを持って開発した製品が、人々の暮らしを豊かにする。LIXILはそんなやりがいを持って働くことのできる会社だと思ったのが、入社の決め手でした。

新人だからこそ、自分で考え抜く力が求められる

現在は浴室開発部に所属しており、主に浴室の構造部材の改良を担当しています。部材改良の多くは、品質の向上やコストダウンが目的。そのため、まずは現状の製品分析から始めます。その後、問題解決のための変更案を思いつく限り列挙し、その中から最適なものを提案。その部材改良で本当に問題が解決できるのか繰り返し検証して、改良案が決定します。 最適な案を選ぶ際に重要なのは、様々な角度から案を検討すること。根本の課題である品質やコストに加え、現場での取付のしやすさまで考慮しなければいけません。正直なところ、まだまだ経験が浅い分いろんな視点で物事を見ることは難しく感じます。しかし、経験が浅いからこそ、何事もまずは自分で思考してみることが大事だと思っています。わからないことがあったらすぐに先輩に答えを聞くのではなく、まず自分なりの答えを持つ。そうすることで、もし自分の答えが間違っていたとしても、その学びを次に活かすことできます。一つひとつのアドバイスをしっかりと糧にしながら、これからも成長していきたいです。

知識面で頼られるプロになるため、インプットに貪欲でありたい

直近の目標は、特定の分野に精通した“プロ”になることです。浴室の大きさや条件によって必要な部品の数や組み合わせが異なるため、LIXILではそれぞれのパターンに対応した「組み立て部材セット」を商品毎に準備をしています。現在、この「組み立て部材セット」の新商品での構成を担当しており、この仕事を通じて今回の新商品に一番詳しい人材になることが目標です。 そのために、ふだんの仕事の中でもできるだけ知識を深めるよう常に意識しています。例えば、ちょっとした疑問もそのままにせず、できる限り自分の手で調べています。自分でたどり着いた答えは、人から教えてもらった時と比べて記憶が定着しやすく、学びの質も上がります。そうやって得た知識を強みに変えることで、周囲に頼ってもらえるような存在になっていきたいと思います。

*所属・内容等は取材当時のものです。