汚れが付きづらく、お手入れも簡単。新素材アクアセラミック。

汚れが付きづらく、
お手入れも簡単。
新素材アクアセラミック。

2016年の発売以降、数多くのお客さまにご利用いただいているアクアセラミック。日々のお手入れで新品のような白さが長続きするのが、魅力の一つです。そこには、INAXならではの衛生陶器を研究・開発・製造する技術が生み出した水アカ汚れへの強さがありました。これまでの衛生陶器にはない、特筆すべき強さとは?お客さまのお掃除の努力をムダにしない、アクアセラミックに注目です。

トイレには、4つの汚れがあります。
まずは知っておきたい、
水アカの汚れ。

トイレには、日々ついてしまう「汚物(油性)の汚れ」、「細菌汚れ」、使っているといつの間にかついてしまう「水アカ汚れ」、「キズ汚れ」と主に4つの汚れがあります。中でも、実は水アカの汚れがやっかいなのはご存知でしょうか。水アカとは、浴室の鏡やシンクまわりなどの水まわりに見られることのあるあのウロコ状の白い汚れです。水アカは水道水が乾く際に、水に含まれるシリカなどのミネラル成分が表面に固着してしまう状態です。濡れていると目には見えづらく、付いていることがわかりづらい、やっかいな汚れなのです。

トイレには、4つの汚れがあります。まずは知っておきたい、水アカの汚れ。

トイレに適した素材なのに、
水アカと仲がよいという矛盾。

衛生陶器は、水となじみやすい親水性の性質を持ち、トイレ製品に向いている素材です。ただし、残念ながら水アカと相性がよいという性質も、あわせて知っておきたいポイントです。これは、陶器表面(水酸基)と、水アカの原因物質が化学的に結合してしまう性質を持っており、避けることが難しいからです。化学的な結合のため、日々のお手入れでも水アカは簡単には落ちず、目にも見えづらいため汚れが積み重なり、ほかの汚物や細菌汚れまで広げてしまうこともあるのです。

トイレに適した素材なのに、水アカと仲がよいという矛盾。

「水アカ」にも「汚物」にも
強さを発揮する素材を求めて。

親水性が高いので油を含む汚物の汚れには強くても、水アカに弱いという宿命を持っている衛生陶器。一方、水をはじく性質(撥水性)で水アカに強い素材も存在しますが、こちらは油を含む汚物がつきやすいという難点が。水アカと汚物、そのどちらにも強さを発揮する素材の実現はハードルの高い課題でした。

「水アカ」にも「汚物」にも強さを発揮する素材を求めて。

水アカを固着させづらく、
親水性能もそのまま。
画期的な新素材アクアセラミック。

従来の衛生陶器表面には水アカがこびりついてしまう(固着してしまう)のに対し、アクアセラミックが違うのは、水アカの原因物質が付着しているだけ、いわば固着させない状態にさせているということ。だから、日々のお手入れで水アカ原因物質が落とせるので、水アカの汚れを防ぐことができ、新品の時の白さを長く続けることが可能に。「毎日お手入れしているのに、トイレが汚れてしまう」といったお客さまの声が聞かれることもありますが、それはきっと、水アカによるもの。アクアセラミックはお掃除の苦労をムダにせず、水アカにも汚物にも強さを発揮します。

水アカを固着させづらく、親水性能もそのまま。画期的な新素材アクアセラミック。

ISO抗菌と高硬度も実現。
4つの汚れにしっかり対応します。

「細菌汚れ」に対しては、国際規格の抗菌効果を実現。銀イオンのパワーで黒ズミの原因となる細菌の繁殖をしっかり抑制。さらに高硬度で表面のキズがつきづらく、汚れが溜まりづらい技術を採用しています。このようにアクアセラミックは主な4つの汚れに強いので、日々のお手入れで汚れが落とせて、ブラシで強くこすったり、強酸性・強アルカリ性洗剤を使うことによるキズ入りの心配を減らします。新品の時のあの白さを、うれしい気持ちを、いつまでも感じて欲しいから。アクアセラミックは、機能性以上の価値にこだわっています。

ISO抗菌と高硬度も実現。4つの汚れにしっかり対応します。

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