住生活産業の専門誌「ハウジング・トリビューン」によるイベント「Housing Tribune Conference2022」が、6月9日、東京で開催されました。LIXILからは、コーポレート・レスポンシビリティ(CR)室長の長島洋子が登壇。LIXILがSDGsに取り組む理由やCR戦略を紹介しました。
イベントのテーマは、「社会変化を成長エンジンに住宅ビジネスを更新(アップデート)する」。コロナ禍や気候変動など、社会の大きな変化に合わせて、住宅ビジネスも変わっていくことが求められています。そんな中、LIXILの長島からは「世界で高評価を得るためのSDGs戦略 LIXILは、なぜ、持続可能性を追求するのか」についてお話ししました。
企業がSDGsに取り組むのは、その社会的責任を果たすためであり、コーポレート・レスポンシビリティ(CR)戦略と事業戦略は一致すべきである、とLIXILは考えています。LIXILのCR戦略は、SDGsのゴールと紐づいていて、事業活動を通じてSDGsに貢献することで、一過性ではなく、継続的に取り組んでいくことができる活動にできると捉えているからです。
講演では、LIXILのCR戦略の3つの柱「グローバルな衛生課題の解決」「水の保全と環境保護」「多様性の尊重」に基づいて、LIXILの事業分野である住まいがSDGs達成に向けて貢献できる具体的な取り組み事例をご紹介しました。
設置が容易で節水にもつながるトイレや手洗いステーションなどの「SATO」製品、多様なステークホルダーと「ヒトと地球にやさしい温度」を考える「THINK HEAT」、インクルーシブデザインの手法を取り入れて開発した電動ドアオープナーシステム「DOAC」など、LIXILでは住まいからSDGsに貢献する商品や取り組みを実現しています。
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