車椅子バスケットボール体験会&パラバドミントン体験授業を実施

車椅子バスケットボール体験会&パラバドミントン体験授業を実施

車椅子バスケットボール体験会

3月20日(水・祝)に有明コロシアムで開催された、男子プロバスケットボールリーグB.LEAGUEの「サンロッカーズ渋谷対 ファイティングイーグルス名古屋」戦の会場内で、車椅子バスケットボール体験会を実施しました。

LIXILはB. LEAGUEに所属するバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」のオフィシャルトップパートナーです。
体験会を指導いただいたのは、車椅子バスケットボール日本代表の経験があり、世界的スポーツ大会のメダリストでもある宮島徹也選手(株式会社オー・エル・エム・デジタル所属)。強化指定選手である北風大雅選手(埼玉ライオンズ所属)にも、サポートいただきました。

参加者はまず、競技用の車椅子に試乗して基本的な動作を教わった後、選手と一緒に鬼ごっこにチャレンジしました。いざ実践してみると思うように車椅子が動かないことを実感したり、選手の動きの俊敏さや巧みさに驚いた方も多かったようです。参加者だけでなく見学していた周囲の方々からも選手へ賞賛の拍手が送られていました。
車椅子に慣れたところで、次にフリースロー体験です。普段の立った状態でシュートする時と、競技用車いすからシュートする時との違いを実感された方も多かったのではないでしょうか。
実際のB.LEAGUEの試合会場での開催だったため、体験に関心を持って下さる方が多く、参加者の待機列は終始途絶えず、計84名の方に参加いただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

パラバドミントン(車椅子)体験授業

去る1月27日、東京都内の小学校で5年生の児童向けにパラバドミントン(車椅子)の体験授業を実施しました。講師はパラバドミントンで2019年度強化指定選手の経験がある大濱真選手(スマイルクラブ所属)です。
参加者の中には、パラスポーツのことは知っていても体験したことが無かったり、車椅子に乗るのは初めてという児童もいる中で、まずは大濱選手よりパラバドミントン(車椅子)とはどのような競技なのか、ルールやコートの使い方を教えていただきました。見本の打ち合いでは、ラケットがシャトルをはじく音が力強く、印象的でした。
その後は、車椅子そのものに慣れてもらうために、競技用車椅子に乗って氷鬼を行いました。いつも親しんでいる遊びでも、車椅子に乗ると勝手が違うようで、操作に四苦八苦しながらも楽しんで参加している様子が見受けられました。次に、実際にラケットを使って飛んできたシャトルを打ち返す体験に挑戦!パラバドミントンでは、車椅子の操作とラケットで打ち返す動作との両方を行う必要があり、タイミングよく対応する難しさを体感してもらいました。
座学の講義では、大濱真選手が障がいを負った経緯や、普段の生活でどのような不便を感じることがあるか、またどう工夫をして生活しているかをお話しいただきました。工夫すれば問題なくできることも多いというお話は、児童にとって意外で、新鮮に受け止められたようでした。

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