「いのちをつむぐ(EARTH MART)」パビリオン外観イメージ ©EARTH MART / EXPO2025
屋根はかやぶき、外構は「レビアペイブ」が使用される予定(仕様は今後変更の可能性がある)
2025年4月13日から、大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲で 「2025年日本国際博覧会(以下 大阪・関西万博)」が行われます。大規模な万博としては2005年の愛知以来で、大阪では1970年以来55年ぶりの開催となります。
LIXILは、「大阪・関西万博」に協賛し、 シグネチャーパビリオンのひとつで 小山薫堂氏(放送作家、京都芸術大学副学長)がプロデュースする「EARTH MART(テーマ:いのちをつむぐ)」パビリオン外構に、LIXILの舗装材「レビアペイブ」を提供することになりました。
LIXILは、「大阪・関西万博」に協賛し、 シグネチャーパビリオンのひとつで 小山薫堂氏(放送作家、京都芸術大学副学長)がプロデュースする「EARTH MART(テーマ:いのちをつむぐ)」パビリオン外構に、LIXILの舗装材「レビアペイブ」を提供することになりました。
万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。地球規模でのさまざまな課題に対して新たな価値観を生み出し、持続可能な未来の実現を目指しているそうです。LIXILが提供する「レビアペイブ」は、再資源化が難しかった家庭などから排出される廃プラスチックと建築物の解体などで不要となった廃木材が原料です。まさに万博の見据えるサステナブルな未来につながる製品と言えます。
また、「レビアペイブ」が設置されるパビリオンは、解体後に畑の堆肥や家畜の飼料に利用できる茅葺き屋根が採用され、循環を象徴する転用可能な素材で構成される循環型建築になる予定だそう。「レビアペイブ」も、利用後再び「レビア」に利用可能な水平リサイクル(リサイクルできる回数には限りがあります)できる循環型素材なので、パビリオンのテーマにもぴったりです 。 また、「レビア(Revia)」の名前の由来は、 “re” がリサイクル、“via”は、スペイン語の生命・人生の意味があり、偶然にも 、パビリオンテーマの「いのちをつむぐ」にも通じるご縁となりました。
今回「EARTH MART(テーマ:いのちをつむぐ)」パビリオンの建築デザインを担当した隈研吾建築都市設計事務所の隈氏から、 素敵なコメントをいただきました。
「パビリオンでは、日本人が育んできた食文化とテクノロジーによる食の最先端を提示します。建築では、共にリサイクルという特徴を持ち合わせた、伝統的な素材 『茅』と新素材『レビア』が出会いました。そこには、日本人が大切にしてきたサーキュラーエコノミーの伝統と未来があります。そういった意味ではこのパビリオンにぴったりの素材が集まったと思います」
今回のパビリオンに 「レビアペイブ」が 採用されたことをきっかけに、雑誌「新建築」10月号(9月29日発売)にて 「素材から考える循環型社会と建築」と題して、今後の建築界の環境への対応や建築の方向性について、隈研吾氏とLIXIL執行役専務 LIXIL Housing Technology担当の吉田聡が語る対談記事が掲載されています。 LIXILのレビアスペシャルサイトのニュースにも掲載していますので、ぜひご覧ください。
循環型素材「レビア」スペシャルサイトはこちら
舗装材「レビアペイブ」Webサイトはこちら