世界中の誰もが気候変動や気象災害のリスクに備え、必要以上におびえることなく、安心して、豊かで快適な暮らしができるように――。そんな思いからLIXILは、「住まいから未来へつなぐプロジェクト」をスタート!8月10日に行った記者発表会には、LIXIL SDGsアンバサダーの内田篤人さんとゲストの丸山桂里奈さんに登場いただきました。
私たちLIXILはこれまで、住まいの断熱化を多くの方に知ってもらうために、「Think Heat」という活動を続けてきました。気候変動の影響が深刻化するなか、もっともっとたくさんの人に住まいの断熱化を広め、住まいからのCO2排出量を減らしていきたい。私たちはそう考えています。
「住まいから未来へつなぐプロジェクト」では、気候変動の影響を受ける子どもたちを支援するため、2023年10月~12月の3か月間、日本国内で対象商品1台購入につき50円をユニセフ(国連児童基金)に寄付し、活動をサポートします。
対象となるのは、高断熱窓、玄関ドア、外付日よけなどの商品。どれも住まいの断熱化で冷暖房の使用を抑えられ省エネになるので、気候変動の原因となるCO2排出量を「へらす」ことに貢献できます。同時に寄付が、気候変動による影響を受ける国と地域の子どもたちへの災害支援や将来予測される影響に「そなえる」支援に活用されるのです。
なぜ「子どもたち」の支援なのでしょうか?それは、気候変動の影響を最も受けるのが子どもたちだから。世界の子どもの約半分にあたる10億人は、気候変動の極めて深刻な影響を受けている上位33ヵ国に暮らしています。子どもは、気候変動に対して最も責任がないはずなのに、もっとも苦しんでいるのです。
記者発表会に登壇した公益財団法人日本ユニセフ協会の海老原隆一さんは、次のようにお話しくださいました。
「異常気象が起こる頻度が増え、規模も大きくなっています。その影響を最も受けるのは子どもたちです。気候変動そのものを緩和していくこと、気候変動の影響を受けている今の子どもたちとその家族に、すぐにすべき対応を行うこと、の両方が大切。気候危機に立ち向かうために、この『緩和』と『適応』を私たち、すべての人びとが考えなければなりません」
記者発表会では、内田篤人さん、丸山桂里奈さんにご参加いただいた「白熱!断熱クイズ」も。内田さんは、「子どもたちの未来のために、暮らしやすい環境を整えてあげたいです」、丸山さんは「いつすれ違っても笑顔の子どもが多い世界にしていきたいです」と、子どもの住環境や平和の大切さなどについて想いを伝えてくれました。
記者発表会の後に行われたイベントでは、LIXILオリジナル出前授業「住まいからできる地球温暖化対策」を実施。LIXILでは、子どもたちに向けてグローバルな衛生課題や環境問題などをテーマに、オリジナルの教材による出前授業を全国の学校やイベントなどで実施しています。内田さんと丸山さんは、11組の親子と一緒に、今回のプロジェクトテーマに合わせて家庭でできる住まいの断熱について一緒に学んでいただきました。
※ユニセフは特定の企業やブランド、製品やサービスを推奨していません。
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