ものづくりの面白さと責任を胸に、世界中で使われる製品を生み出す

生産技術

下妻工場 ダイス製作課

H.T / 2022年入社 
機械・制御系

#新卒 #高専

長く使える製品づくりへの興味から、幅広い商材を扱うLIXILへ

高専時代は機械・制御系を専攻し、主に力学について専門的に学んでいました。そこで得た専門知識や機械操作を活かせる仕事を探す中で、特に興味を持ったのが住宅設備機器・建材業界。当時住んでいた寮は築30年を越えていたのですが、水栓もサッシも老朽化していないことにふと好奇心が湧いたからです。今まで何の気なしに使っていたけど、こんなに長く使えるってすごいことだなと。そこから、業界でも幅広い製品を手がけているLIXILなら、製品のジャンルにとらわれず色々なことを学べると思い入社を決めました。 入社して驚いたのは、先輩の手厚い指導です。私はマシニング加工と呼ばれる、サッシの金型を作る工程を担当しているのですが、先輩が機械操作の手順書を作ってくれたり、わからないことを繰り返し質問しても嫌な顔ひとつせずに答えてくれたり、とても風通しのいい雰囲気をつくってくれています。だからこそ私も、わからないことをわからないままにせず、自分から能動的に質問したり相談するようにしています。

自分が関わった製品が世界中で使われるという面白さ

私が所属する部署は、サッシをつくるための金型をつくる、いわば製品づくりにおける一番初めの工程を担当しています。製品のクオリティを大きく左右する重要なボジションを任されていることへの責任感と同時に、やりがいを感じる瞬間も多くあります。 中でも最もやりがいを感じるのは、自分が作った金型を使って生産された製品が納品ラインに流れてくるのを見たときです。自分がミスなく正確に、そして効率的に作業することで会社全体の利益に貢献できている。そしてこの製品がお客さまのもとに届き、実際に使われるんだと思うと、背筋が伸びる思いになります。だからこそ、自分の仕事がLIXIL製品の品質を担っている自覚を持って、日々の業務にあたっています。

といっても、やっぱり仕事の一番のモチベーションは何かといえば、単純に「楽しいから」の一言に尽きます。自分で手を動かし、ものをつくり、それが世界中に届くことを実感できる。この面白さは、他ではなかなか味わえないのではないでしょうか。

活躍フィールドは無限大。だからこそ、唯一無二の人材を目指せる

今後の目標は、まず自分が担当する工程を一通りできるようになること。その上で、別工程や他の技術拠点でも働いてみたいという思いがあります。今はサッシを担当していますが、LIXILは幅広い製品を扱っているので、担当する製品が変われば同じ金型をつくる工程でも必要とされる知識が全く異なるためです。

また、いずれは海外拠点での勤務経験も積みたいと考えています。上司からタイ工場で働いた際の話を聞き、必ず自分のキャリアップにつながると思ったからです。そのためには、金型づくりに関わるあらゆる工程や機械についての知識を身に付ける必要があると思うので、自分自身でフィールドをどんどん広げていきたいです。
LIXILはいい意味で実力主義。年齢に関係なく活躍できるフィールドがあり、多くのチャンスに恵まれた環境だと思います。だからこそ、上司や先輩からたくさんのことを吸収しながらできることの幅を広げ、やがては唯一無二のスキルを持った人材として活躍できるように成長していきたいです。

*所属・内容等は取材当時のものです。