地域との協働

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LIXILの各拠点では、自治体や教育機関、NPOなど様々なステークホルダーと協働しながら、それぞれの地域のニーズに即した社会貢献活動に取り組んでいます。地域の皆さまからの期待に応える活動を行い、喜びの声をいただくことは、従業員一人ひとりの喜びにもなっています。

おもてなし清掃 —四国から全国へ

「観光地を訪れる方々への“おもてなし”として、清潔なトイレでお迎えしたい」。そんな思いを込めて、2014年に四国エリアでスタートした「LIXIL観光地トイレ おもてなし清掃」の活動は、現在全国に広がっています。

トイレ清掃活動の様子

2019年は、30都道府県60エリアにある320箇所のトイレを2,378人の従業員が清掃しました(※)。
この取り組みは、ユニバーサル社会の実現に向け、清掃活動を通じて“おもてなし”の心を育む内容として、東京2020公認プログラム(街づくり)に認証されています。
※2020年の活動は、新型コロナウイルス感染症により見送りとしております。


観光地トイレ おもてなし清掃 >

新市庁舎の壁面タイルづくり ―INAXライブミュージアム(愛知県常滑市)

INAX創業の地であり、やきものの街として知られる愛知県常滑市には、ものづくりをテーマにさまざまな体験ができる「INAXライブミュージアム」があります。2006年のグランドオープン以来、陶器やタイルなどやきものに関する展覧会や、タイルやどろだんご作りなどの体験教室、どろあそびイベントなどを通じて、地域の皆さまに親しまれてきました。

2020~2021年にかけて常滑市役所と協働して、常滑市新庁舎入口に通じる歩行者デッキの壁面を飾るタイルを、市民の皆さまが制作するお手伝いをしました。INAXライブミュージアムでは、常滑の専用工場で作られた帝国ホテル旧本館のスクラッチタイル(当時の呼称はすだれ煉瓦)の素材や道具を準備するとともに、ミュージアム内の「土・どろんこ館」で市民制作ワークショップを開催しました。市民約1,600人が参加したワークショップでは、参加者は猫ややきもの、飛行機、家紋などさまざまなデザインを考え、釘などを使ってタイルにスクラッチして描かれ、幅広い世代に楽しんでいただくことができました。制作したタイルは、2022年初めに完成予定です。

ミュージアムでは、これまでも常滑市市民病院のモザイク壁画づくりワークショップのお手伝いをしたほか、地域の万引き防止キャンペーン用に陶器マスコットを制作するなど、地域づくりに貢献できるよう取り組んでいます。

市民制作ワークショップでのスクラッチタイルづくりの様子 市民制作ワークショップでのスクラッチタイルづくりの様子

INAXライブミュージアム >

大阪・関西万博教育プログラム「アイデアミーティング」に参加 ―関西野丁場営業グループ

2025年の大阪・関西万博に向けて、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が、大阪府内の小中学生を対象に、万博やSDGsへの理解を深める教育プログラムを実施しています。LIXILは、子どもたちが企業のSDGsへの取り組みを学び、子どもたちのアイデアについて意見交換を行う「アイデアミーティング」に、講師として参加しました。

2020年11月から12月にかけて、堺市立大泉学園と摂津市立第三中学校で開催したアイデアミーティングでは、開発途上国向け簡易式トイレシステム「SATO」など、LIXILのSDGsへの取り組みを紹介しました。子どもたちからは、「SATOは世界でどれぐらい使われているんですか?」など積極的に質問があり、熱心に耳を傾けてくれました。また、SDGs達成に向けた子どもたちのアイデアとして、差別や偏見をなくすための応援ストラップや、きれいで安全な地域づくりのための清掃活動やハザードマップ作りなど、さまざまなアイデアが寄せられ、意見交換を行いました。講師を務めた従業員は、「SDGsの目標を達成するために、子どもたちが『自分たちができることは何か』を真剣に考えている様子に、感銘を受けました」と話しています。

オンラインでの意見交換 「アイデアミーティング」にオンラインで登壇するLIXIL従業員

(左):オンラインでの意見交換
(右):「アイデアミーティング」にオンラインで登壇するLIXIL従業員

出前授業「アルミサッシができるまで」 ―株式会社北陸LIXIL製作所(小矢部工場)

小矢部工場では、地域貢献活動の一環として、毎年小学校5年生の社会科の工場見学を実施しています。2020年はコロナ禍により工場見学が難しい状況であったため、地域の小学校で「アルミサッシができるまで」という小矢部工場オリジナルの出前授業を3校で開催しました。

LIXILや工場の事業概要や、アルミ地金などの原材料を輸入してアルミサッシを作る工程を説明し、子どもたちにはアルミ形材に色を付ける実験を見てもらったり、部品ナビ装置を使ってアルミのコースターとキーホルダーをランプが点滅するBOXから取る体験をしてもらったりしました。授業を行った蟹谷(かんだ)小学校では、子どもたちはメモ用紙が足りなくなるほど熱心に聞いてくれ、アルミ形材の着色実験では驚きの歓声が上がりました。「形材の色はどうやって変えているのですか?」「「ボーキサイトが採れるのは、どんな場所ですか?」「仕事をするときに大切にしていることは何ですか?」など、子どもたちからはたくさんの質問が寄せられました。

蟹田小学校での授業の様子

講師を務めた従業員は、「例年の工場見学と違い、実験装置の持ち込みなど準備が大変でしたが、子どもたちは興味深く真剣に聞いてくれました。コロナ禍で、地域の皆さまも子どもたちも大変な状況が続いていますが、こうした環境の変化に柔軟に対応し、地域に寄り添った活動を継続していきたいと思います」と語っています。

また小矢部工場では、コロナ禍で地域の学校や子どもたちが困っていることはないか、長年連携をしてきた小学校に連絡を取り、フェイスシールドやパーティション、消毒液、紙ウエスなどを計4校に寄贈しました。学校からは、「学校や子供たちのことを心配して電話をもらえたのが、何よりうれしかった」と言っていただき、地域の皆さまとの関係が深まりました。

今後も、地域に寄り添った取り組みを進めていきます。

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