家の中だけでなく、学校にも多くのキケンが潜んでおり、日本国内では年間30万人(※1)を超える小学生が校内で怪我をしています。LIXILの「学校の安全を保つための製品企画を考えよう~遠隔安全教育プログラム~」は、校舎内のキケン個所を予測・調査し、トラブルマップを使いながら分析することで安全に過ごすための対策について考え、行動を促すプログラムです。
安全に過ごすためには、どんな工夫や製品が必要か。子どもたち自らが考え、アイディアを発表し合うことで、一人ひとりの安全意識の向上や製品開発の楽しさを伝えることを目指しています。
また、コロナ禍の影響で活動が制限される中、静岡大学(一般社団法人 プロフェッショナルをすべての学校に)と共同で開発した同プログラムには、「都会と地方の教育格差を是正することに貢献したい」という思いも込められています。遠隔地域にリモートで授業を提供できる教材であり、日本全国の学校での安全教育に役立つツールとなっています。
※1 令和元年度 小学校負傷の発生件数、令和元年度(2019年度)災害共済給付状況
本教材は公益財団法人消費者教育支援センター 主催の「消費者教育教材資料表彰2023」において、優秀賞を受賞しました。
対象 | 小学校高学年(主に5~6年生) |
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関連教科 | 家庭科・安全教育、総合的な学習の時間 |
授業時間 | 全3~5時限(45分×3~5コマ)
事前学習 45分 課題製作・発表練習 45分~135分 発表本番 45分 |
教材 | オリジナルツールを用意。
※教材は「一般社団法人 プロフェッショナルをすべての学校に」 と共同で開発 |
教材のセット内容(内訳) |
①学習要項 (A4版2ページ) ②授業投影用教材 ③ワークシート 1~3 自宅や学校のトラブルを調べるワークシートです。 |
関連するSDGsの目標 |
教材 例
【ワークシート】どこで?誰か?どんなトラブルが起きるか。校舎内の様々な場所でトラブルを予測することの重要性を学びます。
【ワークシート】トラブルマップを使って、トラブルの重大性や頻度を比較。特にリスクが高いトラブルに対する対策を考えます。
2023年3月期は5校66名、2024年3月期は9校179名を対象に授業を実施しました。
子どもたちの安全意識とリスクリテラシーを育むとともに、製品開発の楽しさを伝えることで将来のキャリアを考えるきっかけを提供できればと考えています。また、過疎地域を含めより多くの学校と連携し、都会と地方の教育格差を是正することに貢献してまいります。
本教材に関するお問い合せは、下記の宛先までEメールでお送りください。
株式会社LIXIL 安全教育授業プログラム係
Eメール anzen2015p@lixil.com
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