災害支援

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地震や津波、台風、洪水、豪雨、大雪、噴火…「災害大国」の日本は、世界的にも自然災害が多い国の一つです。特に、2011年3月11日の東日本大震災は東北3県をはじめ各地に甚大な被害をもたらしました。その後、2016年熊本地震や2018年の西日本豪雨、北海道地震など、毎年のように大規模な災害が発生し、たくさんの人が避難を余儀なくされました。

LIXILは、人びとの安心で快適な暮らしを守る企業として、被災地への製品寄贈や国内外の被災地への寄付、人材派遣など、被災地の要望に応じた支援活動を実施しています。また、災害配慮トイレ「レジリエンストイレ」や可動式アメニティブース「withCUBE」など、災害時にも活用できる製品を通じて貢献していきます。

製品寄贈

災害により被災した多くの場所で、家や仕事場、そして地域の人々が集まる集会所などが失われてしまいました。LIXILは、東日本大震災や熊本地震の被災者の方々が憩い、復興について語り合う拠点として各地で建設されている「みんなの家」や「みんなの遊び場」に、製品を寄贈し、人々が安心して快適に過ごせる空間づくりに貢献しています。

みんなの家移築 —仙台市宮城野区新浜

東日本大震災で被災した3県・17カ所に建設された「みんなの家」のうち、2017年4月に宮城県仙台市で開館した「新浜みんなの家」は、2011年10月に初めて竣工しその役割を終えた「みんなの家」を移築したものです。震災の記憶を後世に残していくシンボリックな施設として資材等の再利用を実現し、LIXILが提供した陶器の白い手洗器も引き続き活用されています。LIXILは、この機にタンクレストイレ「SATIS」を新たに提供しました。

新浜みんなの家 外観

みんなの家 —熊本 益城町テクノ仮設団地

2016年4月に発生した熊本地震の被災地では、熊本県とくまもとアートポリスが進めるプロジェクト「益城町テクノ仮設団地 本格型みんなの家」の建設に協力し、窓やトイレ、キッチンなどのLIXIL製品を提供しました。入居者の集会スペースと、福祉の充実に向けた地域支え合いセンターの機能とを備えたこの施設は、入居者との話し合いの上で設計・建設されています。

本格型みんなの家

みんなの遊び場プロジェクト —福島 南相馬市

「子どもや家族が笑顔になれる空間を提供したい」という思いから、LIXILは2016年に福島県の「南相馬みんなの遊び場」の建設に協力し、窓やドア、トイレ、手洗い、タイルなどのLIXIL製品を提供しました。

みんなの遊び場 外観

製品を通じた貢献

災害配慮トイレ「レジリエンストイレ」

LIXILは、断水時にも使用できる「レジリエンストイレ」を開発し、2019年から販売をスタートしました。平常時には5L、災害時には1Lの水で洗浄可能な状態に切り替えられるこのトイレを通じて、過去の災害時にたびたび問題となってきた避難所のトイレの課題を解決し、人々の健康被害や災害関連死を減らすことを目指しています。

避難所となる学校や体育館、防災拠点となる庁舎などを中心に設置を進めているほか、地域の防災教育でも活用していただいています。LIXILは和歌山県田辺市教育委員会と協働し、地域防災を担うジュニア・ボランティアの育成を目的に、田辺市大坊小学校でトイレの防災授業を実施しました。

またレジリエンストイレは、「ジャパン・レジリエンス・アワード2019」で最優秀レジリエンス賞(企業・産業部門)を受賞しました。

可動式アメニティブース「withCUBE」

LIXILは、いつでも必要な数を持ち運び、どこでも簡単に設置ができる可動式アメニティブース「withCUBE」を2020年から発売しました。最新のシャワートイレや洗面器などで構成されるユニット商品で、大規模な工事を必要とせずに設置・撤収ができます。この設置・撤去が容易という特長を生かし、医療・防災環境における衛生的な空間をづくりを目的として、熊本赤十字病院および株式会社GK設計と共同研究を開始しました。2020年7月に発生した九州豪雨災害の際には、熊本県人吉市の避難所に「withCUBE」を設置しました。

避難されている方々のプライベート空間として活用され、COVID-19などの感染症拡大防止のための隔離スペース、臨時の療養室など、災害現場での多様なニーズへの対応を目指した取り組みを進めています。

熊本県人吉市の避難所に設置された「withCUBE」

東日本大震災への復興支援

仮設住宅の窓やサッシのアルミ建材の再利用

LIXILは、東日本大震災において、被災地の仮設住宅に製品を提供するなど住まいの面から復興を支援してきました。復興が進む中で、役目を終えた仮設住宅の窓などのアルミ建材は回収され、震災直後にその生産を担った茨城県の下妻工場で溶解・再生されています。

東北の仮設住宅 外観

回収された仮設住宅の窓などに使われていたアルミ建材

再生されたアルミ素材

2019年には、これらの再生アルミ素材の一部を、東京2020オリンピック・パラリンピック関連施設に設置される「東京2020 復興のモニュメント」の素材として提供しました。このモニュメントは、大会後は復興のシンボルとして岩手県、宮城県、福島県に移設されます。
※LIXILは、東京2020ゴールドパートナー(住宅設備部材&水回り備品)です。

モニュメント制作(鋳造)の様子

東京2020パラリンピック聖火リレートーチへの素材提供

仮設住宅の窓やサッシから再生されたアルミ建材は、東京2020パラリンピック聖火リレートーチにも使われています。日本人に最もなじみ深い花である桜をモチーフに、新幹線の製造にも使われている製造技術で、継ぎ目のないひとつなぎのトーチが完成しました。
※LIXILは、東京2020パラリンピック聖火リレープレゼンティングパートナーです。

聖火リレートーチ

東日本大震災に関わる、そのほかの主な支援活動

社員参加による
チャリティイベント協賛
SMILE AGAIN ~YELL from KASHIMA(2011年)
第2回アイアンマン70.3セントレア常滑ジャパン(2011年)
キッズワークショップカーニバル(2012年~)
LIXILショールーム高松チャリティコンサート(2012年~) など
チャリティイベント協賛 みちのくフォトプロジェクト(2011年)
東北六魂祭(2012年、2013年)
VOICES meets Romantic Beat -Pray for Moon-(2012年)
fukushimaさくらプロジェクト(2014年~2016年) など
人材・ボランティア派遣 東北未来創造イニシアティブ(2013年~)
住まいの修繕 ボランティア(2014年)
製品寄贈 石巻市北上町白浜復興住宅プロジェクト 工学院大学(2011年)
みんなの家 伊東豊雄プロジェクト(2011年~14年)
「宮城野区みんなの家」「岩沼みんなの家」「陸前高田みんなの家」
「釜石市商店街みんなの家」「釜石みんなの広場」
「益城町テクノ仮設団地 本格型みんなの家」(2016年)
「宮城野区新浜みんなの家」移築(2017年)
東松島市立矢本東保育所 セーブ・ザ・チルドレンジャパン(2012年)
石巻市鹿妻コミュニティセンター (財)フェール城桜協会(2012年)
福島県南相馬市小高区塚原行政区集会所(2014年)
子どもの村東北 NPO法人SOS子どもの村(2014年)
女川温泉ゆぽっぽ タイルアートプロジェクト(2014~15年)
みんなの遊び場プロジェクトin南相馬(2015~16年)
馬と暮らす曲がり家 一般社団法人三陸駒舎(2015~16年)
寄付・協賛 IPPO IPPO NIPPONプロジェクト(2011年~)
NGOハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン(2014年)

そのほかの災害復興支援

2020年 7月豪雨 支援金、製品の無料点検、避難所での衛生設備の設置
2019年 九州北部豪雨 製品の無料点検
台風第15号・19号 支援金、社内募金、製品の無料点検、支援物資
2018年 西日本豪雨 支援金
北海道地震 社内募金
2016年 熊本地震 支援金、社内募金、製品の無料点検
2015年 ネパール中部地震 支援金
台風18号 関東・東北豪雨 支援金、社内募金
2014年 広島市土砂災害 社内募金、支援物資、ボランティア派遣
2013年 フィリピン台風ハイエン(台風30号)災害 支援金、支援物資
2011年 タイ洪水被害 義援金

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