住まいの上に輝く太陽の光を利用すれば、CO2ゼロのエネルギーをご自宅で創ることができます。太陽光発電と蓄電ができる製品・サービスや、LIXILの拠点で進める再生可能エネルギーに関する取り組みをご紹介します。
指定のLIXIL製品を使ったZEH※仕様の住宅を新築するお客さまに、ご自宅の太陽光発電による余剰電力売電収入を15年間ご提供いただく代わりに、太陽光発電システムのローンが実質ゼロになるサービス「建て得バリュー」を、お得な電気料金プランとセットで提供しています。発電した電気を貯められる「スマート蓄電システム」をセットで導入する方には、「建て得でんち」サービスも。太陽光発電や蓄電池がお得に始められます。
※LIXILのZEHについて
LIXILは事業で使う電力の100%再生可能エネルギーへの移行を推進しています。
日本国内では、生産工場14拠点、本社などの事業所6拠点、物流センター10拠点、営業82拠点の計112拠点での使用電力に再生可能エネルギー由来の電力を導入しています。その結果、LIXIL全体での2024年3月期の再生可能エネルギー比率は28.3%となりました。
住まいで使うエネルギーは、断熱や省エネなどの機能が備わった様々な製品を活用することで、毎日の暮らしの中で賢く減らすことができます。省エネにつながる製品やサービス、LIXILの生産・物流拠点での省エネ活動をご紹介します。
外出先からスマートフォンで解錠ができ、複数の荷物の受け取りが可能です。また、荷物の投函や取出し、扉の閉め忘れがあった時にスマートフォンに通知が届き安心です。2019年に東京都江東区、江戸川区の約100世帯で行った実証実験では、再配達率が41.7%から14.9%に低下し、宅配事業者の労働時間の削減やCO2排出量の削減効果につながっています。
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2025年4月、家を建てる際に"住宅の省エネ基準への適合"が義務化されます。さらに近年ではZEHなど、省エネ基準を上回る省エネ性能や断熱性能の基準が複数新設される等、住宅の高性能化が進んでいます。そのため、住宅の設計者はこれらの高性能住宅のメリットをお客様に説明し、ニーズにあった性能の住宅の提供が求められます。LIXILでは「LIXIL省エネ住宅シミュレーション」を住宅の設計者に無料提供することで、環境に配慮した快適で健康な住まいの普及をサポートしています。
サービス詳細LIXILの製造工程では、材料から製品をつくる際の熱需要を満たすために多くの燃料を使用しています。国内のサッシ製造工程のうちアルミの溶解など大量の燃料を使用する工程において、IoT技術を用いて炉内の燃焼状態を最適化し、エネルギー使用量を大幅に削減しています。さらにエネルギー転換によるCO2排出削減の取り組みも進めており、特に、高温域の製造工程においては水素への燃料転換やCO2を分離・回収し有効活用するCCUなどの新技術を取り入れたイノベーションや研究段階の新技術の応用も視野にいれ、2030年以降の実用化を目指した検討を開始しています。
LIXILの物流拠点では、他社と物流を共同利用する「コンテナラウンドユース」を実施しています。2024年3月期は、協働企業と合計で643コンテナのラウンドユースを行い、年間約85トンのCO2排出削減につなげています。
また、積載効率の悪化とドライバー不足の解消に向け、同業他社との共同運送に取り組んでいます。北海道物流センターでは全道で共同運送を行い、協働企業との累積で走行距離を年間59万km削減、CO2荷主原単位を21%削減できました。2025年3月気には東北物流センターでも共同運送を開始し、さらなるCO2排出削減に貢献していきます。
住まいの中で最も熱の出入りが多いのが、窓などの開口部。窓とドアから出入りする熱は、冬は住まい全体の58%、夏は73%にも上ります。窓やドア、そして壁などの住まいの断熱性を高め、エネルギーの消費やCO2の削減につながる製品をご紹介します。
LIXILは、コーポレート・レスポンシビリティ戦略における3つの優先取り組み分野「グローバルな衛生課題の解決」「水の保全と環境保護」「多様性の尊重」を中心に、事業全体を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する取り組みを推進しています。