パラバドミントンの長島理選手からのお便り!!

長島理選手

東京2020パラリンピック
出場を目指す長島理選手

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アクセシビリティについて@〜飛行機、バス移動はどうしている?〜

2020.03.24

LIFE

「素朴な質問なんだけど、飛行機にはどうやって乗るの?」と、長い付き合いの人からも聞かれることがあります。こちらとしては日常のことですが、確かに見たことない人からしたらどうやっているか想像もつかないかもしれませんね。
今回は、そんな車いす利用者のアクセシビリティ(移動)のお話です。

飛行機では機内用の車椅子で

飛行機に乗るとき、結論から言ってしまえば、ごく普通の「エコノミー」席に座ります。なので、座っている限りにおいては障害を持っていない人と区別がつかないと思います。

飛行機の乗り方ですが、まず飛行機そばまで自分の車いすで移動し、機内用の車いすに移乗します。そして、航空会社の地上係員の方に、機内に入れてもらいます。

機内用車いす

この機内用の車いすは大きなタイヤが外れる仕組みになっているので、狭い機内の通路でも通ることができます。そして、飛行機の自分の座席横までつけてもらって、その座席に移乗します。

良く飛行機に乗る方は、「優先搭乗」の案内があるのはご存知ですよね?
移乗その他に少々時間がかかるので、優先搭乗の時間で他の方が座席に着く前に搭乗させてもらっています。逆に、降機する際には他の全ての方が降機するまで待ってから、機内用の車いすに一度移った後に、自分の車いすに移乗します。

バスでの移動は車いすのまま

次にバスのお話です。

宿泊先から大会会場までの移動は、バスを使用することが多いです。この際、スロープ付きのバスとリフト付きのバスがあります。スロープ付きバスは床が低く作られているので、押してもらって(傾斜が緩やかなら自力で)乗り込みます。

リフト付きバスの場合は、バス内部に収納されたリフトが降りてきて、

バス内部に収納されたリフトが降りてくる様子

車いすごと持ち上げてくれます。

リフト付きバスへ乗り込んでいる最中

どちらのバスも、座席の一部が取り外されていて、車いすのままバスに乗れるようになっています(長い時間座っていると不安定なので、可能ならバスの座席に乗り換えることもあります)。

スロープつきのバスの方が容易に乗り込めるので移動だけ考えると楽です。
ただし、荷物を収納する場所がないため、その場合はリフト付きバスの方が良くなります。(選手村から会場までの移動だけならスロープ付きのバスが良く、空港からホテルまでの移動ならリフト付きが良いということになりますね。)

移動する際にも、様々な方の助けを借りて移動しています。改善されたら自力でできるなぁと思う点もありますが、それでも一昔前よりはずいぶんと使いやすくなったという話も聞きますし、助けていただく方々には毎回感謝感謝です!!

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