パラバドミントンの長島理選手からのお便り!!

長島理選手

東京2020パラリンピック
出場を目指す長島理選手

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アクセシビリティについてA〜普段の移動はどうしている?〜

2020.03.24

LIFE

「ここまでどうやってきました?」 「自分の車です」 「え?運転できるんですか??」
脊髄損傷になって約19年、こんな会話はおそらく100回以上してきたと思います。話の導入としてちょうど良いので、便利に使わせていただいておりますが。
今回は普段の移動、とりわけ自家用車の運転についてお話します。

普段の移動は車が必要不可欠

普段の移動としては、おもに徒歩(車いす)、電車、自家用車があります。

東京は駅前の店が充実しているので、買い物なら車いすでの移動で十分です。また、新幹線含め電車に乗ることもありますが、4人分くらいのスペースを取ってしまうので、とりわけ満員電車では周りの目もあって倦厭しがちです。
そんなわけで、移動手段の主役は自家用車です。WINGに行くとき、バドの練習やトレーニングに行くとき、空港に行くとき…もれなく自家用車を運転します。

車いすの人が車を運転するのは意外と思われるかもしれませんが、実態はその逆です。
上述の通り電車をはじめ公共交通機関は少し使いにくいため、私と同じような障害の人であればたいていの方は車を使うものと思います。特にスポーツをしていると、普段乗っている車いすとは別に競技用の車いすを運ばねばならず、車は必要不可欠です。

車の運転方法

とはいえ、知らない方は「どうやって運転するの?」と思いますよね。

実際には左手側に手動運転装置というものがあって、押すとブレーキ、引くとアクセルになる装置で運転しています。ウインカーやハザードもつながっています。右手は旋回ノブを付けて、片手で簡単に旋回できます。

自動車の運転の仕方

では、どうやって乗るかと言いますと、まず@ドアを全開にして車いすを近づけ、A車に乗り移り、B車いすを引き上げます。CD倒した座席から車いすを助手席の後ろに入れて、E座席を戻して完了です。慣れればそんなに大変ではありません(ただし、雨が降っていると悲惨です)。

自動車の乗り方

また、この乗り降り作業をするに当たり、@のドアを全開にして車いすを近づけることが必須です。そのため、車いす用の駐車場では、ドアを全開しても大丈夫なように、横幅が広く設計されています。こうした背景がありますので、一般の方の駐車はどうかご遠慮できれば思っています。

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